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マイプロの場づくりの価値観(3) 最終段階には実践者が場を創り自走してゆく

こちらの記事は、以下のnote記事の続き(当該部分の詳細)となっております。

前項と、やや繰り返しになりますが、経験豊かなファシリテーターやメンター(ここでいうメンターとはマイプロの実践を重ねてきた先輩的な存在です)が複数人、場に存在することによって、特定の人の言動が場に影響を与える評価者としての権力にならないような工夫があった方が良いです。したがってその層の参加が厚い方が良いということになります。

マイプロの実践は日常的に継続されることである

その上で、伝えたいこと。マイプロの実践は、何も特別なワークショップの場で起こり得るものではないということ、すなわち、それぞれ参加者が日常に帰っても、これからの長い人生においても自発的にこのような実践のメカニズムを回していくこと、実践を続けていくことができるということに特徴があるということです。

ファシリテータなしで自走する

そう考えると、ファシリテーターやメンターの存在に頼りがちという状態が続くのは好ましくありません。同期のメンバー同士(同じプログラムに参加した参加者同士)が、プログラム終了後も、お互いに学びや気づきを与え助け合え続けられるような関係性や、スキルを育んでいないということは大きな損失になります。

5回15時間は自走できるための最低限の時間

中小機構で行っているマイプロは連続講座で5回15時間のプログラムとなっています。この長さとした設計意図には、最低限この時間のプログラム体験があれば、(同じメンバーであれば)その後も自分たちだけで自律的・持続的にマイプロのプラクティスを回していくことのできる最低限のスキル・経験・関係性の状態になっているということです。

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この記事はnoteサークル「マイプロ・ファシリテーター道場」のみなさんの貢献によって作成されました。以下のみなさん(noteユーザ名。敬称略)に感謝の意を表します。

Special Thanks to...
Yoshiki Namba 難波ファシリテーション事務所代表, 高知マイプロジェクト道場第一期ファシリテータ
かず 中小機構TIP*S マイプロジェクト道場 第17期修了生
しらさん 名古屋マイプロ第1期第2期修了生
tuka(塚原 昌代)中小機構TIP*S マイプロジェクト道場 第2期修了生・サポーター, ビジネス・ブレークスルー大学LA
OKB マイプロタウンしまね, ビジネス・ブレークスルー大学LA

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