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【マンガ感想】えなこさんとか【32/22年週刊少年ジャンプ】

ロボコが表紙&巻頭カラー。えなこさんのグラビアも添えて。
内容的にはロボコとあかね噺が良かったです。
サムネは左から1, 305, 4頁。

星5個くらいを満点としてざっくり評価。
星1:下手い。
星2:悪くはない。このレベルなら満足。
星3:良い。このレベルなら嬉しい。
星4:非常に上手い。
星5:神。

あと、今回からリンクは少年ジャンプ+に変更しました。
ジャンプBOOKストア!のサービス終了を受けてです。
嘘やろ……。ジャンプBOOKストア!の方を上位互換にするメンテナンスをした挙句、サービス終了とは。
なんか昔から契約してた方で、安い料金だったのにジャンプBOOKストア!に移行された方が居たら大損ですよね、これ。
PCからのユーザー体験はジャンプBOOKストア!の方が良かっただけに改悪感がすごいです。


僕とロボコ(96話)-★★★★

表紙&巻頭カラー。表紙はロボコで、巻頭カラーはコスプレイヤーのえなこさんのグラビア。
たまにこういう事やってきますよね。

本編はバトル。
普通にアツいくて面白かったです。

宮崎周平「僕とロボコ」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)56頁。

サカモトデイズのパロディもしっかりやりました。
ロボコやられてる方だけどねw
普通に面白いし、考えてみるとロボコがやられてる方が絶対に面白いのでこういうチョイス外しませんよね、宮崎先生。

ここから”領域展開”で精神崩壊させて勝利です。

宮崎周平「僕とロボコ」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)62頁。

これも五条さんの領域展開のパロディですね。
たしかそうだったよな~と思って検索したら、ほぼ同じ構図・背景・文字のコマが出てきて、そこでも笑いました。

バトルをしっかりやりながら、パロディもやって、内容はロボコらしい。
3点揃ってさすがの一言。


ウィッチウォッチ(69話)-★★★

何と!2番目!
どの話が刺さったんでしょうね?

今回はニコが魔法を覚える話。
ナレーションが辞書っぽい神視点。
いつも通り作画がヤバい。

この顔の立体感ホント好き。
今のジャンプの中で一番好みの絵です。

しょうもないギャグだな~と思いながら読んでいたら、なんか良い話なってビックリ。

篠原健太「ウィッチウォッチ」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)86頁。

これ1話にまとまってるのすごいですね。
1~13ページまでが魔法を覚える導入+ギャグ。
14~19で手術の少年を励ますシーン。
後半は6ページだけでまとめてるのが、スゴイ。
どういう考え方をしたらこのプロット作れるのかな。

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呪術廻戦(190話)-★★

秤 vs 鹿紫雲さん決着。

秤さんが勝ったものの左手が無くなりました。
掌印を結べなくなり、手はどうなるんでしょうね?

鹿紫雲さんの術式は、宿儺用らしくお披露目は無し。
鹿紫雲さんめっちゃ強いってことですね。
電気だから強そうなのは納得ですが、秤さんが快勝するかと思っていたのでちょっと意外でした。

マンガ家志望のシャルルさんも生きていました。
呪術廻戦って意外と人が死なない?
いや、そんな事は無いんですけど。

死滅回遊編に入ってから死ななないパターンも結構出てきてます。
芥見先生はキャラの使い方が上手いので、次のシリーズでも絡んできそうで楽しみです。

最後に真希ちゃんと芋虫。


捌(読切) -★★

センターカラー。ジャンプ新世界漫画賞を受賞した先生見たいです。
なんと受賞時16歳。
カラーはギョッとなる細目くん。

渡辺功汰「捌」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)93頁。

まだまだこれから上手くなるという感じのカラーでした。

非常に平面的なのは塗りのせいかな?
塗り自体は悪くないように見えるけど立体感は感じない謎。
首回りとか肩の辺りのせいかも?

本編はめっちゃ上手かったです。
マンガは上手い。
作画は、まつ毛を描かないのが特徴的です。

内容は料理+モンスター+バトルという感じ。

関係無いけど、カタツムリの生食はやめよう!
まじでシャレにならないから!
検索するとオーストラリアとかで男性が死亡した例が出てくると思います。
ナメクジにも広東住血線虫は居ます。
お子さんがいらっしゃる方はご注意を。

小さい生き物でいうと、カエルの粘液にも弱毒があります。
失明の可能性もあるらしいですね。

閑話休題。

見開きの派手で格好良い主人公も良かったですし、最後のオチの顔も良かったです。
しかし、刺さらなかったです。
共感も羨望も無かったからでしょうかね。

作画は良かったですが、内容がイマイチだったので低評価。


高校生家族(93話)-★★★

スポーツは面白いです。
というか一郎が面白い。

ラブコメよりもこっちが好きかな。


逃げ上手の若君(70話) -★★

センターカラー。
暗殺教室10周年記念。懐かしい殺せんせー。

内容は、宴と次戦の駆け引き、そして名乗り。

松井優征「逃げ上手の若君」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)196, 197頁。

格好良い。
でも、ちょっと前置きが長かった気がしました。
ダレました。

昔の名乗りってこんな感じだったんですかね?
それを知ってれば感想は違ったかも。


ルリドラゴン(5話) - ★★★

そこそこ好調の6番目(読切はノーカン)。

スタバ勉強会から。続いたことに少し驚き。
次の日になっててもおかしくないようなイメージでした。

百合要素がジャンプで人気になるのか、どうか。

眞藤雅興「ルリドラゴン」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)206頁。

後半はお母さんとの会話とゲーム。
これも珍しい。ジャンプのマンガって基本親出てこないですからね。
親が出てきた時は、修行や新章突入、敵になるようなパターンが多いです。

普通に仲良い描写に心温まる優しさが良かったです。

次号、休載だそうです。
体調不良だそうな。
大事な時期ですが、しっかり休んで欲しいですね。


サカモトデイズ(78話)-★★

南雲無双。格好良い。

鈴木裕斗「サカモトデイズ」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)226頁。

このルーフに立ってる派手さも良いし、ハンドルを操作してスピンさせるのも内容に幅があって良い。

おじさんとバトってる間にオサラギさん到着。
高速走ってるのに追いつくのヤバすぎんかwww


あかね噺(21話)-★★★★

前回の流れをぶったぎったひかるさんの落語。

ひかるさんは持ち前の演技力を使った”芝浜”でした。
あかねの父親がやった噺です。
当然あかねも聞いているので、それを掘り下げるんでしょうかね?
テンポ感としては掘り下げない方が良さそう。

声の演技力ってマンガにするの難しいと思うんです。
音全般に言える事ですね。
そこを補うセリフが良かったです。

原作 末永裕樹, 作画 馬上鷹将(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)254頁。

このコマ割りが凄い。
手とセリフが隣のコマにはみ出てるんです。

これが”観客に声が届いている”表現になっていたと思います。
吹き出しの位置で声の意味を表現することってあんまり見ないですよね。

ひかるさんの表情も1話を通して良かったんですけど、
個人的にはこの吹き出しの位置が一番良かったです。

今回は講評無しでした。
次回やるのか、あかねに行くのか。
あかねをやって後から回想でひかるさんの講評をやる流れでも良さそうです。ひかるさんを今後も使っていくなら、修行パートとかを補強できます。

次回も期待。


エイリアンズ・エリア(6話)-★

扉絵は、はじめと敵。

はじめの格好良さを押し出した長編バトルになっています。
前回から次回まで3話にまたがる話です。
このタイミングに3話のバトルはちょっと心配です。

説明されないはじめさんの瞬間移動は格好良いのでバトル自体は悪くないんですよね。
もう一歩という印象。


アオのハコ(60話) -★★★

扉絵は10cmくらいのかわいいキャラクタたち。

待望の雛パート。

三浦糀「アオのハコ」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)292頁。

かわいいですね。
ちょっと伏し目がちなのも最高です。
憂いみたいな印象を受けてお姫様っぽさがありますね。

後半は文化祭当日に走る大喜と朝練の千夏先輩。
こっちもライブの約束をしました。

雛だけのターンは中々来ませんね。
古のラブコメであれば、トラブルがあってブッキングしたり、どちらかを選ばないといけない状況になったりしますよね。
そういうのはあるんでしょうかね?

順当にやるだけじゃつまらないですよね。
次回に期待。


すごいスマホ(10話)-★★

センターカラー。
8~12話でもらえるいつものセンターカラー。
カラーは毎回良い。主要キャラがしっかり出ていて顔の大きさも重要なキャラが大きくなっている。原作 冨澤浩気, 作画 肥田野健太郎「すごいスマホ」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)頁。

原作 冨澤浩気, 作画 肥田野健太郎「すごいスマホ」(「週刊少年ジャンプ」32号、集英社、2022年)305頁。

全一郎もう一人のすマホ持ち伊村の紹介。
メンヘラっぽい陰キャという感じ。
全一郎の有能感を奪ってしまっても良くないのでよいチョイスだと思います。

家族でご飯。Q君は明るくなったそう。
これはすマホのおかげで弟を探せる希望が見えたからですかね。

そこから藻浦へ。
Qは罠だと気づいたらしいです。しかし、藻浦を知ってしまったと。
もしかしたら、知ったら助けたくなるヒーローっぽさを追加してくるんでしょうかね?
まあ「やれやれ系で無関係の人が死んでも良い」って性格だと流石に共感を得られにくいのでアリですね。


アンデッドアンラック(118話) -★★

タチアナを助けるためにビリー登場。まさしく救世主。


PPPPPP(40話)-★

ついに40話です。もうちょっとで1周年ですね!
あっという間ですが、この位置に居れば大丈夫そう。

次回からレイジロウvs倫です。
展開としてはレイジロウを上回る倫をみたいですね。
未知のキャラ同士をぶつける攻めた作話はあるでしょうかね?
サダメ君も成長したラッキーも、ファンタもソラチカも未知っちゃ未知なので、やらざるを得ないという感じでしょうか。


マッシュル(115話) -★★

フィン君土下座したけど勝った。
悪くないけどレベル感の下がり方が凄かったので、もっとギャグまみれでも良かったかも。


ネルの屍(読切) -★

ネクロマンサーの兄が妹の死体を操りながら暮らすディストピアぽい異世界。

と思ったら、死んでるのは兄の方。
禁術で”考える自立死体”となった兄と旅をする病んだ妹の話でした。

マンガとしては成立してるけど、どういう気持ちになったら良いのか分からない。
こういうヤツは難しい。
ジャンプ+とかならまだ何とかなる可能性もあるかもしれません。
作画は悪くなかったものの、動きの描写はイマイチ。


地球の子(20話) -★

地球ちゃんに抗う佐和田君。
イメージ世界を壊して、かれりさんのために生き返る。

二人が幸せならそれで良いです。

しかし、気になるのは”地球”を的かのように描写してしまった点。
これを上手い事広げられるか。


ドロンドロロン(30話) -★

東堂さんポジションの北さんが離脱です。
未知のキャラ同士の戦いなので、ヤバい感はいまいちでした。

そして新月の夜に飛び。最終決戦。
そして裏切り者の伏線回収が始まります。

いよいよ打ち切りですね。残念です。


夜桜さんちの大作戦(137話) -★★

パパが動いて、その対応。
タイムリミットが3日からいったん60分になりました。

スピード感を加速させる良い導入だったと思います。
上手かったけど、イマイチ面白くは……。


目次コメント

・呪術廻戦(芥見先生)

虎杖、日車、加茂が大体同じ髪型になってしました。どうしましょう。

どうしましょうってw
あんまり考えずに作ったら被ったってことなんでしょうかね。
じわじわ来るコメントでしたw

・ルリドラゴン(眞藤先生)

体調を崩し来週お休みさせていただくことになりました。本当に申し訳ありません。

こればっかりは仕方ないので、ご自愛ください。
この言い方だと無理しようとしたけど、編集からストップがかかった感じでしょうかね。


さいごに

今回はえなこさんのグラビアから始まり、ロボコとあかね噺が面白い回でした。
全体的に繋ぎ回だったと思います。後半は読んでいて辛いくらい何も無かったです。半年に一回のハズレ週という印象です。

次回はヒロアカがあるので大丈夫かな。
あかね噺もセンターカラーです。絶好調ですね!
エイリアンズ・エリアも7話で「超超大人気センターカラー」。本当か!?
とりあえず楽しみです。

今週も最後まで読んで頂きありがとうございました!



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