見出し画像

自分のネット史上最悪のトラブルの話。

(※画像はフリー素材サイト様(https://photo-pot.com/?p=18852)からお借り致しました)

今回は私やお世話になってるネットユーザー様方が実際に経験した、自分が十数年ネット交流して来た中でもワースト1だと思ってる、あるトラブルの記録を綴ろうかと。
かなりの長文になるので、覚悟の上でお読み下さい。
念を押して言いますが、これは決して作り話などではなく、全て私自身が直接目の当たりにした実話です。





皆様は『メアリー・スー』をご存知でしょうか。

言わずと知れた、二次創作界隈に溢れ返る自己陶酔型オリジナルキャラクターに対し、皮肉を入れた事で有名なキャラクターですね。
二次創作の用語としてもよく用いられてます。
(詳細は下記の引用元に載ってます)


本題に入りまして、私もお世話になってる交流先さんのサイト経由で、実際にこの手の自己投影キャラの作者に遭遇しました(事が大きくならぬよう、張本人始め他の方々のお名前は伏せさせて頂きます)。
と言うか私だけでなくその交流先さんが主催するクロスオーバー型の二次創作交流の参加者ほぼ全員、つい最近まで付き纏われておりました。

元ネタの方は皮肉を入れたネタキャラなのに対し、今から話す事件を引き起こした張本人はガチのソレでした。
あれは本当に悪い意味で強烈でした。過去に見た掲示板や創作愚痴吐き専門サイトでこの手の作者に交流の面で振り回され嘆いてた、一次二次問わず創作活動されてる方々の気持ちが痛いくらい分かりましたよ。

実に私含め7名もの方が、この人による被害を受けており大変な思いをしましたとも。
それがいかに凄まじかったか、実際に経験した記録を綴っておこうと思います。


【1】2017年に起きた大事件。

この人も2017年、同じ先述のクロスオーバー型二次創作交流に参加してたんですが、当時よりにもよって参加させたのが当人のHNと同名の、典型的な自己投影型のプリンセス系キャラ。
設定も金髪蒼眼の白人美少女、高い地位、巨乳、文武両道、天使のような性格、愛されキャラと言ったメアリーにはよくある特盛でした(※ビジュアル云々に関しては、事件とは無関係かつ特に批判する事ではないので割愛)。

いざ交流の仲間入りをすると、この人はその自己投影キャラを使い、
・創作仲間さん方の好きな版権作品のキャラや一次二次問わず他の創作キャラをストーリー中の引き立て役にする
・ガチ悪の悪者キャラに手作りお菓子を恵んで改心させる(そのキャラはお菓子ごときで改心するような性格ではありません)
・『聖母マリアの衣装を身に纏う&モノマネ』などと問題発言をし、そのくせ単に彼女が平和祈願をするシーンだけと言う、全く中身のない流れで終わる
等々、まさに自分本位で世界観ガン無視のストーリーを次々と投稿し始めました。

これに加え、この人が主催者さんに投げたイラストリクエストの中でも特にビックリしたのが、『主催者さんが好きな版権の男性擬人化キャラとその自己投影キャラが結婚式を挙げる』と言うもの。

そう、周りの許可も得ずに勝手にカップル設定作っちゃってたんです。

主催者さんは一応ちゃんと消化してましたが、主催者さんや創作仲間さん方も無断で好きなアニメのキャラが交際してる設定にされ、内心すごく嫌だったんじゃないかと思います。
それだけに留まらず、あろう事か共同創作内に登場させている某アニメの男性キャラを『女たらし』などと言ったり、主催者さんの考えたボーイッシュな個性を持った女性オリジナルキャラを『どう見ても男』・『ツリ目で乱暴』などと言ったり、やりたい放題でした。

他にもこの組み合わせのカップリングで『ハグやキスをするシーンもお願い』と調子に乗ってリクエストを押し付けて来るわ、自己投影キャラと他の創作仲間さんのキャラとの友人設定付加をしつこく要求して来るわ。
流石にみんな疑問に感じていたのか、全て断られてましたが。と言うか前者に至っては人様のテリトリーでやって良い内容じゃないだろ。失礼にも程がある。

さらに当人が好きな某版権のキャラを共同創作内に出せとしつこく要求、はたまた主催者さん、あるいは他の参加者さんにとって地雷である版権やアーティストを称賛する話を振って来たりと、わざとやってるのかと言わんばかりの迷惑行為が目立つ目立つ。

特に主催者さんに対し『○○さんは恋愛しないのですか?』と質問し、主催者さんが今の所その予定はないと返した所『生涯独身なんですね』みたいな事を言い放ったのはあまりにも失礼かつ悪質で、もはや人として論外だと思いましたね。
恋愛や結婚を否定する気は一切ないけど、するしないはその人の勝手だろうが。だいたい人様のプライベートに口を出すとかどんな神経してるんだ。

そう言った質問はネットリアル関係なく、誰がやっても嫌われる。
私とてそんな事平気で聞き出す奴、老若男女問わず無理だよ。

そして挙句の果てには当時問題になっていた、某女議員のハラスメント行為のモノマネまでやり出す始末…。
これには私も流石に驚いたしドン引きしました。当然周りからもめちゃくちゃ非難を浴びてましたよ。

あまりにもこの人のマナー違反な行為が目立った末に主催者さんは精神的に追い込まれてしまい、約1ヶ月更新を休止してしまいます。
参加者さんの1人のお誕生日が来なかったら、下手すればもっと長引いたかもしれません。
主催者さんが復帰した後、この人はコメント欄で一度謝罪します。その時はまだ初回だったので、主催者さんは『次はないと思うように』と念を押した上で許し、引き続き交流していたのですが…。

数日後、謝ったそばからまた同じ行為の繰り返し。

相変わらずの自分本位なストーリー投稿(確かバレンタインにちなんで、他の方や版権の男性キャラたち数人に手作りチョコを配り賞賛されチヤホヤされる…と言った話があったのを覚えてます)やおなじみ他キャラをしれっと貶す行為、プライベートに関する質問攻め(しかも相手方が答えられる範囲で答えたら終わりで以降はスルー)等ガンガン行い始めました。

そしてついに主催者さんは堪忍袋の緒が切れて、その人のコメントを全て削除。当然その自己投影キャラの存在も設定も抹消されます。
その人はまた謝罪して来るのですが、主催者さんは『本当に分かっているのか?』と、流石に直る見込みはないと判断したのか、許す気はない様子。
しかも他の方の個人サイトでも同じ迷惑行為を繰り返していたようで、その事を指摘されると『やっていない』としらばっくれる始末。これには同じ手で被害を受けられた方も、主催者さんのサイトのコメント欄で怒りを表明しておりました。

その後も色々揉めに揉めて、最終的にその人は『もう二度と○○(当人が最初に呼んで欲しいと提示して来たあだ名)と呼ばないで下さい』と逆ギレ。
結果参加者全員を激怒させ、交流から永久追放されてしまいました。

…と言うのがこの事件の一連の流れです。


【2】まだまだ事件は終わらない。


これで終わりなら良かった。あんなにボロクソに叩かれる事もなかった。

が、翌年ほとぼりが冷めたとでも思ったのか、何とこの人が主催者さんのサイトに再度コメントを残して来ました。『私はあなたが好きな○○も××も大好きです、応援してます!だから私を許して!』と言った感じの内容で。
それも版権に関する内容は、Wikipediaのような百科事典サイトから引用してアレンジしたのがバレバレ。もちろん速攻で削除されてました。
人様にあれだけ迷惑かけといて逆ギレしてたくせに、どのツラ下げて来てるんだこの人は。

そのしつこいマウントの中でも特に悪質だと思ったのが、主催者さんのサイトにてしばらく別人になりすまして書き込みを行い(私も文面がどうも怪しいなとは薄々思ってましたが)、主催者さんが気付かずに返信していた所で正体を明かし許しを乞う…と言った行為でしたね。
あれは本当に人間としてどうかと思いましたよ。そんなふざけた真似して許してもらえると思える神経が分からん。

それ以降も定期的にマウントを取って来るようになり、2020年には私や主催者さんが活動していた某お絵描き掲示板(現在はどちらも退会済)のアカウントを取得。
その後pixivとTwitterのアカウントも取得、さらに翌年にはわざわざ私の本拠地と同じサービスでブログまで作って来ました。

案の定毎日のように足跡を残して来て、本当に気持ち悪い事この上なかったです。
しばらく毎回削除しつつ様子見した後、ブラックリストに登録してミュートしました。無論SNSもブロック済です。
それだけに留まらずブログ内の表記の仕方までこの人に真似され、本当に困ってます(Webサービスで適当にアーカイブを見れば、どちらが先に表記を使っているかは一目瞭然かと)。

ちなみに私も2020年に、この人のなりすまし行為に不覚ながらも見事に引っかかった末、本拠地に設置してるメッセージフォームに何度も特攻されました。
『対応し切れないのである程度間隔を空けてくれ』と明記しているにも関わらず、1日に3~4回くらいメッセージを送り付けられましたよ。

その際私の創作キャラの1人に対し、『○○(※某スクールアイドルアニメ2期のキャラ)に似ていますね(笑)』と書き込まれ、『は?(怒)』ってなりました。
ふざけんな。私はそのキャラはおろか作品自体全く興味ないしメンバーも初代以外全く知らんし、ググってみたけどビジュアルも性格もかすれてすらないわ。

私が本拠地でこの件に対し怒りを表明した所、当人曰く『私は〇〇(創作キャラ名)さんの性格が彼女(アニメキャラ)と似てると思っただけです。パクリとは思っていません。』とな。届いたメッセージに書かれてたのは本当にこれだけでした。
いや待て。相手を怒らせてるんだから言い訳する前に謝るのが先だろうが。

おかげで作品自体は一切悪くないのに、何かこの作品まで嫌いになってしまったよ(※何度も言いますが、決して作品自体に罪はありません)。

なお『このキャラ、この版権のキャラに似ている』と発言するのは、基本的に一次創作界隈においてタブーとされている行為です(見え透いたパクリならともかく)。
タブーと知らなくても、解釈すれば『その版権キャラを真似ている』と言ってるのと同じなのは普通に分かるはずです。
さらに知らないだけならまだしも、『(笑)』と言う表現付きでは貶されているとみなされても仕方ないでしょう。

例え悪気がなくともこんな事口や文章に出したら、ほぼ確実に対象の作者様から嫌われますよ。

話を戻して、ブログはしばらく見ないようにしてましたが、以前匿名の方から『詩月名義のサイト(現在退会済)のスクショが晒されている』と報告を受けて以降、また晒されないか不安だったので、時々未ログイン状態で様子見しておりました。
その中身はやはり、事件当時と同じ愛され自己投影キャラを版権キャラたちにチヤホヤさせるシーンの絵が大半。しかも一部は原作を見ずにイケメンのビジュアルだけで好きになった所謂『顔ファン』らしく、性格的な意味でバリバリのキャラ崩壊。(好きになるのは別に良いけど、ちゃんと調べもしないで描くのはちょっとなぁ…)
事件当時と何ら変わってなくて『おいおい…』ってなりました。

んで当人も他所で色々叩かれていたのを見たらしく、ある日投稿された記事内でやっぱり逆ギレ。
『何が汚染だ、何がチヤホヤ要員だ、何がメアリー夢主だ、全くもって理解出来んわ!!』
『私の絵はあんたたち(=追放された創作交流の参加者たち)に見せるための物じゃない!!』

とキレ散らかしてました。

…いや、前者はそのまんまの意味だよ。少しはググるなりして調べて、何が原因なのか自分で考えろよ…。
むしろ私は人様のキャラを平然と馬鹿に出来るあんたのその人間性と、いくら嫌われて叩かれてもマウントが取れるそのストーカー根性の方が、全くもって理解出来んわ。
そうやって他の人や作品を軽視して見下す真似したから、あんたは関係者一同を怒らせて出禁食らったんだぞ。

後者に至っては、確かに行き過ぎてさえなければどんな作品を創ろうが勝手だし、全くその通りではある。
しかしだからと言って、他のキャラを自分の取り巻き扱いして良い事には決してならない。
あんただって、自分の自己投影キャラを他の人にそうやって軽視されたら嫌でしょうに。

世間一般の認識でもあの手の作品はBLやGL同様に人を選ぶジャンルなので、フィルターや注意書きもなしに公開したり二次創作交流の界隈に許可なく持ち込んだりすると、『原作を汚している』と思われる危険性が極めて高いのは確かです。

それはともかくこのキレようを見て、『あ、これマジもんの交流したらアカン人だな』と思いました。もはや怒りを通り越して呆れましたよ。
事件当時もサイト内の注意事項とか創作キャラの設定もロクに読まない人だったし、うちよそ交流したら間違いなく相手方の創作世界線ぶっ壊して来るタイプなんじゃないかなと。まるで4年前と全く同じパターン。
今後も無限ループになるなと思ったので、もう突き放す事にしました。

今後向こうが謝罪して許しを乞うても、私は絶対許さない。
私はこう言った仕打ちを受けた事で本気で嫌いになった人間に対しては、とことん辛辣になり軽蔑するタイプなので。と言うか既に心の底から軽蔑してます。
マジでエー○ールのあの名ゼリフをぶつけてやりたい。

とまぁこんな感じで、私が経験した出来事は以上です。
これらの出来事を反面教師にして、今後ファンアートやコラボ作品を作る際は原作や相手方にきちんと敬意を払い、しっかり愛を込めた上で制作に打ち込もうと思います。

【3】あとがき的な何か。


こんな感じで一次二次問わず創作界隈において、マナーを守らない人間は実際に、それもかなりの数います。
某同人シューティングゲームが原作の二次創作なりきり掲示板で起きた、有名な大事件もあるくらいです。

皆様も創作交流をする際は、本当に気をつけて下さい。
『愛されたい』と言う承認欲求があるのは仕方ありません。人間ですから誰もが持ってます。
ただその欲求を満たしたいがために人様の考えたキャラを利用し、自己投影かつ理想化した自キャラを持ち上げ、他のキャラたちを軽視し貶すような真似は絶対にやってはいけません。
ましてや自分本位のリクエストや質問攻め・サイト特攻等で、相手方にしつこくマウントを取るなどもってのほかです。
私もこれを受け、すっかりトラウマになってしまっております。

かなりの長文になりましたが、この話は以上です。
リアルネット問わず世の中にはこう言った人間、もしくはこれ以上にとんでもない思考の人間が星の数ほどおり、長い人生の中で彼らに遭遇する確率も決してゼロではないと言う事を皆様に知って頂きたく、こちらにて綴る事にしました。
何にせよネットでの交流はきちんとマナーを守り、相手方に失礼のないように心がけましょう。

張本人のような人間は一切信用出来ないし、今後関わりたくないのでこのくらいにしておきますが、この記録は私自身にとっても10年以上色々な人たちとネット交流をして来た中で史上最悪のトラブル案件として認識しているからこそ、絶対に同じ過ちをする事のないようここに残しておきます。

かく言う私自身も、しっかり努力せねば。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?