直感的に、これだ！と思ってインストールしたアプリ。

ビンゴだった。それは次の日に判明した。

翌日、またペテ子が喋り出したのだ。

そしてそのアプリを思い出し、開いてみた。

すると、使い方はよくわからなかったが、
リアルでライブ配信をしている人の一覧があるのがわかった。

もしや・・・。
と思い、そこをタップすると、

見覚えのある犬のアイコンが出てきた。

見つけたーーーーーーーーーーー！！！！！！

ヒィーーーーーーーーーッヒヒッェ！！！！！(爆)

名前は、どこからその名前を付けたんだ？という名前だった。
仮に「らら」にしておく。ほぼ実名に近い仮名だ。

まさかこんなに簡単に見つかるとは思わなかった。

恐らくペテ子がライブ配信を始めて、まだ数週間しか経っていないだろう。

もちろん、私は配信に参加するわけではなく、傍観者として見ていた。
なので、履歴が残ることはない。（たぶん）

・・・・・・・。

なぁ、顔の加工しすぎじゃね？？

おいおいおいおい(笑)嘘だろ？何だよその顔、
誰だよ！！！！！！！

ダァーハッハッハッハッハ！！！！！

椅子から転げ落ちて、部屋の隅まで行って声を殺して笑った。

顔の加工なんて今の時代いくらでもできるから、
別に全然してくれてかまわないし、実際私も顔の色くらいは変える。

じゃなきゃ、母から顔黒女。と呼ばれる私は、映えないからだ。

しかし、輪郭も何もかも違うではないか！！
バカヤロウ！！詐欺師！！

まぁ、マッチングアプリじゃないしそこは良しとしよう。
と、心を落ち着かせて、隣で喋っている声を聞きながら、
笑い声を押し殺してライブ配信を観ていた。

話している内容はクソほどつまらないが、
ペテ子が喋ってる。というだけでクソほど面白い。

時々そのライブの動画の音声をベランダで最大にして、
ペテ子に聞こえるように遊んでみたり、

壁を叩いて、
「あ、今壁ドンって言った～ぁ♪」
と、普段のペテ子ではないエセペテ子が反応する形で、
ライブに間接的に参加してみたりした。

私はしばらくこのライブで笑わせてもらった。
もちろんペテ子は知らない。

次回以降はどんな話や話し方だったか、
詐欺師ペテ子の加工のバグなど、
面白かったことを書いていこうと思う。