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我が家のハロウィンはピンクのハロリン

私の所で作品を作る人達は、割と落ち着いた年齢なので、ハロウィンはさほど求められていない。今年も秋だなぁ〜というくらいの季節感覚で、やったりやらなかったり。

今年は、ハロウィンもやってみるかと、少しやる気が出たので、定番オレンジのカボチャ色じゃない、ピンクのハロウィンを作ることにした。
黒に近い濃い茶色を少しだけ使って、オドロオドロ感も忘れはしないのだ。



思いがけず大人のハロウィン
デザインは業者のサンプルを真似した。

ピンクと紫で迷ってピンクにしたけど、結局紫にも見える色合いになった。
結構気に入ったので、2個作ってリビングと玄関に飾った。
気に入ると何個も置きたくなってしまい同じ物をポコポコと作り、なんとなくオシャレなインテリアというよりはサンプル感が出てしまい、意図する所とは逆に行ってしまうのだ。


我が家の少年と少女が小さい頃、2人とも揃って「ハロリン」と言ってたっけ。ハロリンの方が可愛いので、直さずにそのままにしておいた。いつしかどこかで正解を知ってしまい、我が家のハロリンは終わってしまった。

我が家のハロウィンがまだハロリンだった頃、近所の小学生が学校帰りの普段着に竹箒だけ持って「お菓子頂戴」と我が家にやってきたことがあった。その年のハロリンは平日で、普通に夕飯の支度をしていた時だった。
特にお菓子は用意していなかったけど、ウチのお菓子ボックスには常にジャンキーなお菓子がいっぱい買いだめしてあるので、適当にそれっぽい物を渡した。
竹箒の少女は、近所の家をすでに何軒か回ってきたようだった。我が家の前に行った家では、お菓子がなくてゴメンね、と夕飯の煮物を渡されたと言っていた。
ハロウィンだろうがハロリンだろうが、暗闇を歩くのはタヌキしかいないこの地域では、お菓子より煮物の方が格段に美味しいのだけど・・・。




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