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Python中級者を目指して「Python実践入門」読んでみた

序章

独学でPythonを始めて2ヶ月目、「独学プログラマー」を読んで少し「Django開発入門」で寄り道をした後、「Python実践入門」を約2週間かけて読みました。Pythonの基本文法をもう少し詳しく知って理解したかったためです。


TL;DR

・Pythonの入門書の後2冊目におすすめ。
・初心者は解説で不明な点を調べながら読むべし。
・基本文法+Python特有の機能(ジェネレータ、デコレータなど)+開発全般(平行処理、パッケージング、ユニットテスト)が学べる

どんな本なのか

基本文法+Python特有の機能(ジェネレータ、デコレータなど)+開発全般(平行処理、パッケージング、ユニットテスト)を解説。より高度なPython本にいくまえの橋渡し役として読む使い方もあるらしい。(以下の著者談)


対象読者、前提知識など

プログラミング初心者がいきなり読んでも吸収しきれないと思うので、薄い入門書を読んでおく必要がある。他言語経験者はこの本からでもOK(らしい)。


見どころ

①第9章Python特有のさまざまな機能。ジェネレータ、デコレータ、コンテキストマネージャ、デスクリプタの機能紹介だけでなく、中身を実装しながら学べる。
②入門書にはない開発全般の話である第10~12章。それらを実践する「LGTM画像を自動生成するコマンドラインツール」作成の第13章。


初心者へのアドバイス

プログラミング初心者あるあるだと思うが、知らないカタカナ言葉やコード中の英文字(何かの略語だったりする)を逐一調べて置かないと理解しにくい。逆に言えば単語がわかれば、そんなに難しいことは言っていないはず。
それでも章全体の内容に関してわからないときは、ネットでググるか、他書を参考にするのも手。「独習Python」がわかりやすかった。


応用編

上記の筆者談にもあるが、この本を理解できれば、「エキスパートPythonプログラミング」や「Fluent Python」に挑戦するのもいいかもしれない。


個人的ためになったところ

・第9章Python特有のさまざまな機能はもちろんべんきょうになった。
・入門書でも扱う基本文法でもより詳しく正確?に記載されていてよかった。(例えば For文で扱えるのはイテラブルなオブジェクトだったり、rangeは組み込み関数だったのか!みたいな入門書の公式みたいになっているだけでは引っかかっていた点の謎が理解できたイメージ。)
・クラスとインスタンスについて理解できていなかった部分も腑に落ちるようになったが、場所によっては、詳しく知ると難しくもあるんだなと前進と後退を同時にした。


結び

入門書一冊だけで他書を読んでいたら知らないことだらけだった。(入門書だけで理解できると思っていた。)だがしかし、Pythonを使うにあたってこのレベルまでが最低限知識だと気付いた。
基本的な知識はそろったはずなので、実際に手を動かすために次はPyQに取り組む予定。


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