お久しぶりです。

お久しぶりです。
最近はずっと平穏な日々を過ごしていました。
ひたすらゆっくりと。

読書をかなりしていて、退院してから10冊くらいは読んだと思います。

やはり、坂口安吾の「風と光と20の私と」[講談社版]は最高だな、と思わされました。

勿論、表題作、「27歳」、「31歳」、と続く自伝的作品群は安吾の清々しくも禍々しい求道的精神に貫かれており素晴らしいのですが、安吾が京都に下宿していた際の囲碁倶楽部についての中編「古都」がなかなかにいい。
囲碁倶楽部に集まるロクデナシや下宿先の飯屋の親父や女房、当時の人々の人間生活の哀愁とでも言うべきでしょうか、そのどん詰まりの生活が愛らしい。

この「風と光と20の私と」は、私が19位の頃に何処かで買って以来、時折読み返しているのですが、古びない、いつ読んでも骨太な精神性に貫かれた、私小説的なデザインの優れた作品群で纏まっています。 

私もこんな小説が書いてみたい!
と思うような小説を沢山読んでいるのですが、なかなか書けません。
なので、こうやって雑記を書いてみた次第です。

処方されている薬の副作用で、脚に激痛があり、なかなか出掛けれず、体重ばかりが増えております。
音楽に関しては、今はやる気がなく、とにかく本を読んで書く、というのをやろうと思っている最中です。

YouTubeでmix動画を探してよく聴いています。
lo fi houseや、ambient jungle、vaporwave、jazzdubなどが多いです。
トラックメイクもする気は起きず、ひたすらリスニングに徹しています。

他にも読んだ本は沢山あるので、また機会があれば更新しようと思います。

本日は、これで。

梶本

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