見出し画像

「プロデューサーは人でなし」あとがき

ここまでをご覧になってくださった、あなたへ。
シャニマス成人向け二次創作小説、「プロデューサーは人でなし」。
ご拝読いただき、ありがとうございました!

そういう訳で、長ぁい連載が完結しました。
あとがきは文体無視のつらつら連打垂れ流しになります。作品の末尾に付けるよりは外部でした方が綺麗な形だなと考え、noteさんを使用させて頂きました。この文章はこの場所にしか保存しないつもりなので、心の奥底にしまっておくつもりで読んでくださると私が嬉しい。

尚。最も大事。
原作「アイドルマスター シャイニーカラーズ」は、
3Dアニメ展開。コミック展開。および、

enza対応版
「アイドルマスター シャイニーカラーズ」

 ならびに

最新作
「アイドルマスター シャイニーカラーズ ソングフォープリズム」
                            絶賛運営中!

気になった方は是非とも手に取って遊んでみてくださいね!

私が主に参照しているのはenza対応版のコミュで……例えば。
櫻木さんの雨だとか。大崎姉のお手を拝借とか、大崎妹さんのカフェコートだとか。緋田さんの飛行機雲だとか。幽谷さんのケットだとか。
その他諸々。かなりコミュ周りのを隠喩的に引っ張ってきているので、見返したりしてみると、あぁ、となる場面も無きにしも非ず。かも知れません。

さて。
ここから始まるのは、とても長いあとがきです。
作品の展望が色々と気になってここへ来てくださった方の中で、1万字超えなんて多すぎる、という方がいらっしゃったなら。
この真下の「要約」だけでも読んで下されば、おおよその懸念やら疑問は解消されるかなと思います。ではでは。


要約

  • 本筋は完結しましたが、ネタがある限りは分冊せず、このままの場所で後付けやアフターシナリオを付けたしますよ!

  • 連載速度は多分今と同じかそれ以上に曖昧になりますよ!

  • 今後、未ピックアップのアイドルの方も取り扱いますよ!

  • でもシチュエーション優先なのでどう考えても全員は無理です!!

  • 登場済の方も再度取り上げられる予定はありますよ! 予定!!

  • 成人向け、非成人向け問わず。ショート・ショートやショート・シナリオが書けた場合は、ピクシブさんの方だけで外付けするかも知れません! 可能性!!



あとがき本文


……という訳で、本文に入らせていただきます。
まずは謝辞を。改めて、本作をご覧頂き有り難うございました!
私自身は二次小説はよくよく趣味として書く輩なのですが、成人向けとして長期連載を試みたのはこれが初となっております。
正直に言ってこのタイプの「成人向けにしては文章が固めで長くて語句も一般的ではないやつをがしがし使っててリズムもいまいちで、かといって官能小説的な表現をするわけでもなくシチュエーションがん押しで、ページ内の文字占有率もやや高めで成人向けシーンはよりによって各アイドルシナリオ後半のみで、そのシーン内容すらマニアックなものに特化した」二次創作小説が読んで貰えるとは思っていませんでした。
私がこのタイプの読み物がいっちゃん好きなので書いていて楽しくはあるのですが。私としてはこのタイプの書き方は、シャニマス原作の世界観というか色との食い合わせは凄いイイなとは思っているのですが。
とはいえ現在の注目を集めるタイプとは乖離しているなぁ……という所感は、当たらずとも遠からずだと思っているので。

そんなものを読んでくださった……だけで無く、感想をくださった方。
評価、いいね、すきなどをくださった方。
なにより最後まで追いかけてくださった方。
皆々様方。三つ指着いて。本当にありがとうございます。
幸せになります。


さて。

本作の成り立ちとか何とか。簡単に言うと、
「作者私のアイドルマスターと言う世界観を放り投げるためのお話」
を書くこと。妄想を外に吐き出しておくことそのものが、本作を連載とした大きな理由となっています。

遡って今は昔。
私がアイドルマスターという作品(の二次創作)に初めて触れたのは、「ホメ春香さん」とかそういう時代。同時にその頃はニコニコ動画での二次創作、掲示板などでは台本形式のSSなどがとても盛んだったと記憶していますね(その頃から既に特に文量が長いものが好みでした)。
私も例に漏れず愛読させていただいていたひとりでして。原作は別のやつですが京ちゃんと愉快な仲間達のお約束登場とかで爆笑していた質です。
その頃から。小説の二次創作とかいうニッチな部分を趣味としてからも、いつかはアイマスで書いてみたいなぁという欲望は持ち続けていたのでした。

そして時が経ち、いつしかそれなりに書けるようになって、同人と言う世界観にも親しんでから。
成人向けの小説も書いてみたいなぁという願望がそれら欲望と出会い、合成されていったのですよね。

ではいよいよ書くとして。
題材としてなぜ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」を選んだのか。
モバマス=シンデレラガールズ。ミリオンライブ。SideM。765本筋のどれでもなく、シャニマスを選んだ理由。

……えーと、単純です。1番好きな世界観だったからですね!

あくまで好みの問題なので物凄くストレートに言っておくと。

> 765本筋は道数が限られている。
> シンデレラガールズはどうにでも出来そうな下地はあるが、キャラクター性が多種多様過ぎて資料を追える気がしない。
> ミリマスは同上+書きたい内容からやや遠い印象。
>上記のものと比べて、Pの原作内での色が最もコメディ調から遠ざかっていると感じる(好き)。

辺りでしょうかね。
好きな部分は好きなのですが、それ以上にシャニマスの好きな部分が多かったという感じです。
演出はちょっと背景視線移動がしつこいなぁという感触があったりなかったりはしますが、おおよそ印象的ですし(私はテキスト読み野郎なので演出カットがユーザー側の選択肢として欲しい)。
アイドル達のキャラクター性、プロデューサーの人柄、事務所のバックグラウンドなどは過去一私に刺さりましたし。
だからまぁ、大好きと言っても過言ではないのでしょう。本格的に始めたのはストレイライト辺りからですけれども!!!

因みにデレマスはモバの頃はやっていて。蘭子さんとイヴさんを……担当と言えるほどではないですが、好きでしたね。推しです。
あとなんとなく察せられるかも知れないのですが、今の所アニメ版のシンデレラガールズは2番目に好きな世界観だったりします。

それらから、本作「プロデューサーは人でなし」は外観として。

『アーケード版アイドルマスター天海春香Sドームエンド、および星井美希、我那覇響、四条高音の961間での移籍があった世界線』
『765Pはステラステージ詩花コミュ全踏破』
『アニメ版アイドルマスター(ハリウッド周り)』
『アニメ版シンデレラガールズ(美城周り)』
『876秋月涼くん男カミングアウトルート』
『ジュピター315移籍世界線』

あたりをオリジナルにミックスした作品として造ってあります。

ゼノグラシアちょっと入れようか迷いました

因みの因みに。
じゃあシャニでは誰が推しなん? とかいう疑問には「誰でもない」が最も相応しいかと。嫌いな人はおらず、ピックアップとしてキャラクター性が好きな人は居るのですが、それはあくまでパーソナリティの話であって。
だからといって全員好きと言う訳でもない。とはいえ誰かが欠けて欲しいとも思いません。面倒くさいやつだ……。
「中には入らず近づきもせず、シャニの世界を外から眺めているのが1番好き」が私の感覚としては近いです。

とはいえ本作を読んでいる方からは、客観的に「この人が好きなのはにちかさん、黛さん、雛菜さん、あさひさん辺りかな?」と読めるような構成になっているかなとは思います。
付け加えるとすればめっちゃ持ち上げられた詩花さんくらいか。でもあの人は世界観的にこのくらいなんですよまじで。
本作の構成がこうなった理由はあとで個別に書いておきます。

……推しでは無く、誰にお礼を言いたいか、と聞かれたら「この世界観と印象にしてくれた企画およびライター方々」とは答えるのですけれどね。複雑。

そんな訳で。
私自身がシャニマスを好きなこともあり。
長文連載が好きなこともあり。
文体はあんな感じの固くて面倒なものが好きなこともあり。
連載を始めてみました、という件になったのであります。

……結果としてシャニマス……というか。そもそも成人向け小説ではあまり前例のないものとして出来上がったのではないかなぁと、個人的には思っているのですが。皆様の所感などはどうでしょう。よろしければ聞いてみたいです。フィードバックなんて、なかなか得られるものでもありませんので。

Web小説の置き場所についても。
二次創作における連載小説といえばにじふぁ……ではなく。それは別でしかも過去。ハーメルンさんはマストで。
私個人の試みから、Pixivさんの方にも同様の内容を置かせていただくことにしました。

当初はショートショートなども書けるのならば、Pixivさんに置くのが丸いかなぁ……などと考えていたのですよね。皮算用。これは今でも考えているので、書ける機会があったらそちらに置くかも知れません。成人向けシーンだけ書くならば、今の時代はそっちの方が受け入れられ易いというのも認識していますからね。

リクエストやお題箱などを受け付けてもいいかなーと思ったことはあり、今でも思っているのですが、その場合は「私の趣味に合わない=私ではうまく描けない=私の書き色で書く必要性はあまりない」ものはお断りさせて頂く……みたいな。なんとも折角リクエストをくださったのに失礼な形になってしまいそうで尻込みするのですよね。
リクエストを送るのってかなり勇気が要るというのに……。

今でも私は自分がいいなと感じたシチュエーションを最重視して書いています。例えばその方の推しのアイドルでリクエストを頂いたりすると、どうにも私の中では食い合わせが悪くて書けなかったりすることもあるかなぁと思うのです。
特に私のシナリオ内で現状ピックアップされていなかったりする方だったりすると「シチュエーションだけを切り出して書く前に、地続きを造りたくなる」質でして。
つまりは作中のアイドル①~③にあたる馴れ初めまで埋めたくなってしまうのですよね。思想それ自体は良いことだとは思うのですが、手間が考慮されていない。却下。

ただ、読んでくださった方々に何らかの形で報いたいなぁという想いもかなりあります。どういうものが良いのかなぁと今でも悩んでいたり。
リクエストを始めることになったら、まぁそういう複雑な野郎だぜということを念頭に置いてもらうことになるかも知れませんね。

また。
私としてはアイドルマスターと言うコンテンツは二次創作と隣り合わせに成長してきたものだと感じているもので。ハーメルンさんよりはPixivさんの方が、絵・文字・動画・曲の……界隈間の敷居が低いような気がしているのです。同一サービス内ですし。
ですのでそこに置いておくことに、ちょっとだけ満足感を感じているのです。ひとりで、勝手に!

さてさて。
話題を転換。
おそらくは最重要。

まぁ、要約/アブストラクトのとこでもう書いてしまっていますが……

「メインシナリオは終了しましたが、同世界観での連載は継続」

させて頂きます。
シチュエーションifになることは私個人の好き嫌いのせいでありません。同世界観、地続きは確定です。取り返しがつかないからこそ好きなので。

つまりは正史扱い、美少女ゲームでいうところのファンディスク。
(……いやこのご時世じゃあ ↑ のは伝わんないな)
小説短編、アソートアフター。

そういうものを、引き続き気紛れに書いていくつもりです。

頻度についてはお察し。というか。私の書けるタイミングが出来るか否かになるかと思うので、気長にお待ちください。唐突に書けることもあるかも知れないし、無いかも知れない。今くらいの速度になるかもしれないし、大崎姉妹あたりくらいになるかもしれない。未来は無限に広がっている。

少しだけ私個人の話もしておくと、二次創作小説はずっとずっと続けている奇特な趣味のひとつでして。他名義のアカウントもあって、そちらを進めて
いたり。書くことをやめる未来は今のところ見えていないですぜ、とだけ。

後。

あとがき最後の内容として、せっかくの成人向け小説なので性癖について。
私自身は好き嫌いもありつつのなんでもあり寄りなのですが、この作品についてはPドルオンリーが相応しいと感じたのでそうしています。

「最もヒロイン力たけーのシャニPだと感じるよ私は」
……という所感からです。

「2番手があるとすれば天井社長やないかい」
……を添えて。

私個人としての感想にはなりますが、シャニマスにおけるPは他シリーズと比べて自分を投影できない比率が高いのですよね。コミュ・イベントシナリオ内で中身が「ある程度統一されて」描写されているからです。霧子さんの前で書類の山を越えるときはちょっとあれですけど。
他アイマス媒体全般においてPの属性とはかなり多様であり、Pヘッドから(声優さん名)Pまで、幅広く用意されています。各アイドルの担当が違うと妄想出来るような、そうでもないような描写を混ぜてあったり……つまり私達への想像・創造の余白を残してくれているなぁと感じるのですよね。大変に有り難い。

当たり前なんですけれども、全くもって自分を投影しない主人公と言うのは存在しません。それでも特に原作シャニマスにおいては、Pという形が物語の登場人物としてそこに立っているのが印象深く好きなんですよね。

因みにこれから広がってゆくアニメ版シャニPのキャラクター造形が好きだったりしたら、そちらに引っ張られることはまぁあるかも知れません。

私の癖として、アイドル達には私自分ではなく、Pを含むそちらの世界の人物と幸せを掴んで欲しいなと感じてしまいます。
美少女ゲームなどでも……いわゆる「俺の嫁」という感覚は、あくまで私は! 私個人としては!! あまり共感できなかったりします。私では無く、その作品の主人公と幸せになって欲しいと思うんです。声優さんのライブやらグッズやらにあまり興味が出ないのは、この辺りが関係しているのでしょう。
(俺の嫁というその語句が好きの最上級として使用されていることも判るのですが、どうしても文章屋であると、字面が画面のこちら側を指していると感じてしまう)

また別作品の話にはなりますが、アスナさん方はキリト君と幸せになって欲しいなぁ……とか。
でもキリト君を攻略する側に立つなら、私は書けるかなぁというか。
そんなイメージ。

つまりは主人公×ヒロイン、推せる~……という好きの形です。
良いですよねマンハッタンカフェ。他に実馬として好きなのはマーベラスサンデーとダンスインザダーク。

―― だからシャニPにはこじれてもらいました(本音)。

こうでもしないとあの男はアイドルに手ぇださんやろの具現。
物語の根幹に仕込まれた手ひどい根腐れ。

尚、精神疾患に関してはなるべく共感を引き起こす事の無いよう努力してフィルターをかけてはみましたが、お目汚しとなった場合には大変に申し訳なく思います。

あとこれはちょっと吐き出して置いた方が私が楽なので吐いておくと。
「寝取られタグはネタバレでもある」論争は、私はそうだと感じる派閥。タグによるシチュエーション管理はこのタイプの小説でしたくないな、とも感じています。書く側の都合ですので、読む人にはあまり関係無いかもしれないのですけれどもね。
ただ、果穂さんのラストシーンおよび雛菜さんをあの内容で書くと決めた時点で作品冒頭の面倒な注意書きを置くことは決定していました。
私が描いた作中のあの状況を寝取られと声高に表現するのはかなり無理があると思うのですが、でも、要素としては確かにあるんですよね。
だから作者の私が決めました。タグはPドル。自己責任で読んでねと。
寝取られという単語の接触判定が広すぎる。それを踏んだときに非難しないならよいですけれども、わざわざ自分から踏み込んできて喧嘩をふっかけるならば定義をはっきりしろ。表記揺れを統一しろ。BSS、NTR、寝取り、寝取られ、身体関係の有無・進展度合い、心移りの有無、恋愛だけではなく家族の親愛にまで適用するのかしないのか。そういうところまで細分化できてから初めて議論が出来る分野だそれは。
……それら全部個人の解釈に大きく左右されるんだから定義なんてつけられなくないか、というのが私の返答ではあるのですけれども!

なんて。

これらをぐっしゃぐしゃに握ってまとめて、遠くへぽーい。
私の中に積もったアイマスの世界観を、勝手に汚したうえで嘔吐する。
あぁ、私は楽になった。よかった。そんな感じです。

ええ。

良い感じにまとまりましたね。

にっこり。

では。以下。
連載中にスポットを当てることができた……ピックアップした各アイドル(等)についてそれぞれ、所感を書いておくことにします。



アイドル(等)所感

・黛冬優子
話の根幹に関わるので初っ端に持ってきました。
P堕落戦線フロントランナー。
誰が1番Pに向けてモーションをかけられるか。近い位置でいられるか。
近寄るための確たる理由があったら、彼女かなぁと。
ついでに ―― もっとも偶像染みて居るユニット、アイドルは誰なのか。
私にとっては彼女でした。にちかさんを正論で殴れそうなのも彼女で……とはいえ、殴る理由がなければ殴らないのも彼女。だから最初に理由を作りにいったんですね。
ある意味ではにちかさんの前に居るなとも感じるのですが、偶像を自分で作りあげるのと、誰かの影を追い続けるのでは大きな差があるとも思います。
でも彼女自身に暗さは感じません。むしろ強さを感じます。そんな人が真っ先に隣に居てくれれば、支えてくれることでしょう。そういう書き順。
……実際には成績で七草妹が前に居るわけで。歯ぁ食いしばって差しきってやるみたいなのが1番似合うのもまた、黛さんだなぁと。
性癖がオーソドックス(?)に喉なのも、中心に置くことが決まっていたのですんなりと進めましたね。まぁ辛いのに強いし大丈夫でしょ。黒髪地雷系のイメージキャラクター付きオナホのパッケージに書かれてそうな容姿ですし。白ワンピもいけますしおすし。

・七草はづき
話の根幹に関わるので2番目に持ってきました。
シャニを題材とし、ラスボスににちかさんを置いたその時点で、七草家周りでごちゃごちゃさせることは決定したようなものでした。私の中では。
彼女自身、妹と同様の重ね方をシャニPに対してしているのは作中だけでなく原作内の本当の描写ですので。ちなみに天井社長とも同じです。
尚、彼女の両親と天井社長……主にバックボーンからのシャニPへの関連づけは完全なる二次創作であるため、そこの所はどうかご理解ください。
その上でもの凄くあけっぴろげに本作では明示されることのない設定を開示しておくと ―― あくまで設定は設定ですが! 営業で父母が離れていたせい。互いに仕事人間だったせい。がっつり近親で遠縁ですらない。両親が崩れたのも七草家に子の数が多いのも、父性に面影を感じたのも、だいたいここに起因します。うわーお。なんてことにしやがる。
性癖も彼女については事務員ぽく出来てお気に入りです。フォーマル寄りにかっちり着てる中に落書きできると良いですよね。
尚、2023/11現在、彼女を中心としたコミカライズが展開されておりますので気になる方はそちらもどうぞ。あのシャニPめっちゃ好み。

・櫻木真乃
シャニマスの根幹に関わるので3番目に持ってきました。
絶対書くぞと決めていた勢。彼女を書かずして私の中でのシャニマスは始まりません。でも3番目に持ってきました。始まっとるやないかい。
地味にエミュレートが難しかったお人。イルミネのメンバーは脳内でイメージが固まってしまいやすい分、実際にコミュを見ていると解けてくれてありがたいですね。
色味として立場として、他アイマス媒体における同立ち位置の人達とは違った中心らしさを持っていて、かなり好き寄りの好きだったり。あとはまぁ、彼女に本作品最初の告白シーンを挟むことで、後続のバリエーションに繋げられれば良いかなくらいには思っていました。それが1番似合う人でもあるなぁと感じますしね。パーソナルではなく、立ち位置として。
性癖として、雨が降っている中であれこれしているのは実在するコミュを参照しながら組み立てました。いや参照してない人はいないですけど。鳥さん含めて、良い塩梅に書き崩せたかなとは思います。雨で欲情する泥まみれ真乃畜生。雨季とか大変ですね。台風予報でも興奮してそう。

※エミュレート
本来は場所を変えての再現とかなんですが、これを二次創作で使った場合はもうちょっと意味が付与されます。
私自身は「作者が原作キャラクターを二次創作内で動かす・セリフを話させるにあたって、可能な限り自己解釈を挟まず、原作に沿った話し口調・考え・背景・キャラクター性に統一したいという考え方。手法。方向性」……などとして使っている言葉です。
大切なのはあくまで「可能な限り」。

・福丸小糸
シャニマスの同人の中でも、彼女は書かれづらい印象があるから書きたいなぁと決め打ちしていました。ノクチルの皆さんが同人に強すぎるとも言う。
味変も含めて4番目に持ってきてます。これまでの人達の矢印が重めだったので、タッチそれ自体は素直に・ストレートにを意識して描写していた記憶があります。それだけに、「その後」を書くにはかなり扱いやすいなぁとも考えている次第です。
彼女は彼女自身というよりも当初のバックグラウンドなどがごちゃごちゃしていたイメージで、そこにスポットライトを当てるのは面白いなぁと思っても居るので。
シャニの中にあって、らしさもありながら、どこか他媒体の雰囲気も感じるのは好きですね。明るくは無いときでも、迷いはあっても、前を向いているなと感じます。
文書偽造による犯罪者1号。2号はラスボス。
性癖は身体ちっちゃいのでこうなるのは決まっていました。むしろ成人向けだからこそ唯一性を持っていると考えています。ピアッシング第1被害者。「他人に自分を所持してもらう」のはむしろ好きで、勝手に安心感を覚えてそうだなーって(偏見。

・小宮果穂
これは成人向け小説であるが故、最も年少である彼女を書くことは決まっていました。5番目。
等身大らしい、現代らしい特徴を持っているので、コミュもそうですしキャラクターのぶれを最も少なく感じたお人ですね。
それだけにどう持っていこうかな、と悩んだ記憶もあったりします。終わり周り(④~⑤の流れ)は決まっていたので、他を夏イベントに絡めることで保護者の庇護下から外へ持ち出すことに成功させていたり。
……。……保護者って何だ。全員成人向けとして描くための要件を満たしているゆうとるやないかい。
現状描いている放課後クライマックスガールズは彼女ひとりであり、なんでこうなったかという経緯理由はずっと下の方(今後について)でちょっと出しておこうかなと思います。各ユニットから2名ずつ出したかったんですよね、本当は。
性癖としてはジャスティスファイブの玩具を突っ込みたかった。BSS(僕が先に好きだったのに)を書いておきたかった。これが世界の全て。若者(当社比)の全て。

・市川雛菜
少し悩んだのですが、割と本気でシャニPの最も近くにいるような気がして書くことにしました。6番手。
ちなみに悩んだのは芹沢あさひさんとどちらを描くか。この辺りから本作における283プロの内情と物語の目標を明示してゆくことにしていたので、作中のトップランナーを描写することが必要だったのです。
あと、あさひさんと雛菜さんが個人として作中の業績トップなのは、私的な感想なので特に意味はあるような無いような。なんだかんだで話題性を作りやすい人が人気も持ちやすいな、という1点張りだったりします。
そのうえで、現状で福丸小糸が身体関係あるという点において流れが作りやすい、という感じで選ばれました。……黛さんも居る? あの人からあさひさんへのラインではそうはならんやろ……(勝手な感想。
エミュレートは別として(エミュレートが楽なキャラクターは多分いません)キャラクター性はかなり描写をし易い部類で、原作シャニ内での彼女とPの関係性はめちゃくちゃ好きです。特にW.I.N.G.コミュは芯にきました。
誰彼自分の幸せを軸とした人物像も色濃くて、それだけに彼女自身、普通というものはその手をすり抜けてゆき易いだろうなぁと想像しています。
性癖は、だから、理解してくれたあなたの傍に居られるのが最もしあわせだし、置いてくれるだけでも嬉しいですよと言うあなたのお人形END。大人の玩具扱いなので成長しても使ってくれる。し あ わ せ。

・幽谷霧子
この内容で書いていたらトワコレでかなり近しい内容のプロデュース霧子さんが偶然実装されて驚きました7番手。
なので、結末辺りでコミュの影響を受けていたりしますね。
ちなみに、アンティーカとアルストロメリアは実は追加分(当初は秋競技会でエンドを迎えるつもりだったがご好評いただけたので延長した)という裏話があってですね。そのせいでこの辺の更新の時にユニット名を取り間違えてわたわたしてたり。
だから選んだ理由は「私がアンティーカの中でこの作品で描きやすいのは彼女である」の1番手だから、となります。

彼女自身は結構偶像染みたパーソナルをしているのですが、それなのにコミュ内での経過・成長・迷いが偶像染みたままで描かれているのがとても好きです。このキャラクターで受験周りでのあれこれをやってたりすると、解像度やら焦点やらがぶれてぼやけて曖昧になる。そこが良い。他アイドルのコミュではぼかされていることの多い、別カード間での時系列・時間経過が明瞭に描写されてあるのもかなり特徴的ですね。
……もちろん、語り口調はかなり掴みづらいのですけれどね! その辺りはエミュレートを半ば諦めて印象で埋めつつ。特徴的なさんづけで物語を〆ることで誤魔化していたりします。コミュでADVだと気にならないのに、小説だと三点リーダがめっちゃ気になってしまう私視点。それでも多分、私は彼女を描く手段を比較的持ち合わせている方だと思いますけれどね。文章とか。口調とか。単語選びとか。
性癖はタオルケットからのパッチワークからの雑巾って、物持ち良くていいよねという感じです。縦の糸はシャニP、横の糸は霧子。織りなす布はいつか誰かを暖める……のかも知れないし。使い古されて雑巾になって、それでもたまに思い出したように鞄の中から取り出され、コーヒーを拭き続けてくれるのかも知れない。
スカウトの文章読んでいると、シャニP側が霧子さんを異性として好みのタイプなのではという疑惑が(私の中で、勝手に)あったりする。

・月岡恋鐘
というわけで「私がアンティーカの中でこの作品で描きやすいのは彼女である」の2番手。原作内で明瞭な異性に対する好意が描写されている勢を書いておきたいなぁという気持ちもありました。

はい。
描きやすくはありますが、長崎弁だけはどうにもこうにも……(戒め。

ある意味では学生連中よりもアイドルらしいアイドルという事もあって、道中をどういう展開にしようかはこねくり回しました。その跡も結構くっきり見えるかと。ですがまぁ、後述する甜花さん編で描いた「乳でしかない置物」にするのが彼女のコンプレックスに対する最大の冒涜というか卑下なのではないかなぁと考えたので、そうすることにしました。
特に文章で肉体的な魅力部分のアピールを書くのは……なんというか。官能小説的な技量が必要だなと思うのです。本作では意図して避けているんですよね、粘稠度の高い表現。……避けてます、避けてますよ。私の意識としては。使うにしてもばっさりと、なイメージで。だからこそ書いていて難しいなぁとも思いました。
性癖的には、でも傍にいられるよ。よかったね乳。マウスパッドとしても不格好だけどね。ド級のどんまい。do don't mind .

・大崎甜花&大崎甘奈
なので「私がアルストロメリアの中でこの作品で描きやすいのは彼女である」の1番手&2番手。
おかげで全ユニット(コメティック以外)ピックアップを達成できたので個人的にはとても嬉しかったりします。ピックアップがひとりだったら強制力によって千雪さんだった……かも……?
どちらもパーソナルを尊びつつ、まぁでも年頃だからなぁという部分を強調した展開にまとめたため、構成自体はあっさり決まった印象がありますね。
きちりと踏み出した姉。それでも水面下でバタ足の妹。アイマスの系譜である双子という属性を継いだ存在だというのも、私の中ではかなり大きいです。
ラスボス手前の街(みたいな立ち位置)であるため、連載的には今まで通りに書こうなとだけ意識してました。他はあんまり書きづらさとかがあったわけではないかなぁ。私が忙しくなったので更新速度はあれになりましたけれども。
性癖は、こんだけ個が描かれてるというのに、結局はまとめて「双子」という属性にパッケージングして消費されている部分に趣を感じます。姉に異物挿入、妹に変態芸をしこんでおいて、作中時系列が年末だったので家族の前で隠し芸大会にしておきました。つまるところ竿姉妹①。それすらも姉は姉。ごめんねなーちゃん。

・七草にちか
デデドン。ラスボスのご登場。
私がこんな構成でシャニ成人向けを書こうと思った全ての元凶。
彼女をボコボコにするためにやりました。後悔はありません。

とはいえ。シャニマスをプレイした方であれば「彼女のキャラクター性には思わず声をあげたくなるのに、W.I.N.G.コミュが凄惨なせいで振り上げた手が引っ込んでしまう……せめて偶像くらいは幸せであってくれよ」という私の気持ちにはおおよそ理解を頂けるのでは無いかと思います。
これでどこに着地点を持っていくんだ……? というのは今でも楽しみにしている部分で。でもああ、そんな中にコメティックぶっ込むなよとも思ったり。でもコンテンツとして生き存えさせるには正しい展開だよな納得とも思ったり。情緒をかき乱してきます。
構成的には彼女が作中でシャニPに向けてくる意識と感情の色には強く覚えが有り、そのあたりを引っ張ってきて結末に走らせたイメージです。
七草にちか自身も、彼女の憧れている場所も、アイドルという言葉の根本的な意味を強く持っているのが印象的で。それでもお前そのスカウトさせといてコミュ内でのその態度は人としてやばいやろ、というのも印象的。
どこまでもそんなキャラクター性なのでしょう。
でも白と黒って1番大事なとこですよね。
パステルよりも繊細でモノクロームよりも純粋でプリズムより多彩とか。
あるとすればそれは単色ではなく、色相環でしか見られない俯瞰の視点にあるもの。だからきっと、世界の中にはいつでも満ちているはずなのです。

その上で私が設けたゴールはかなり素直に「憧れの背中を追いかけ続けるのも良いけど、その先にある景色も、自らの目でもって見に行こうぜ」としました。
この場合の憧れとは、過去の八雲なみであり。過去から辿って現れたルカであり。現在の隣に居る緋田美琴でもあり。姉の七草はづきでもあり。本作中では黛冬優子でもあったりしますね。
構成的にはアイドル、という存在・職業の現実側との乖離。未だあまり描写されていない海外という戦場。曖昧でちょうどいいので、そこに結末をぶち込むこととしてみました。
物語の落とし所としては可も無く不可も無く、円満では無くとも流れそれ自体は円滑なのではないでしょうか。

本作中での性癖は、血縁に欲情してるド変態竿姉妹②の妹にしてブラコンファザコン拗らせ野郎。妊娠した自分を想像して心配よりも興奮が勝利している人間。お世話されるの大好きワガママ女児。性癖の煮凝り。これは酷い。

番外
・緋田美琴
恋愛なんかより、折角だから、私はステージで死ぬことを選ぶぜ!
……。
いや、少なくとも私は作中ではそういう人として描写をしてみました。実際にはどうなんでしょうね。彼女の先行き、私はあんまり見えていないんですよ。恋愛色も……うーん。薄くは無いけれど、濃くは感じません。恋愛と言うよりは安心というか依存というか。でもヒロイン力は高く描写しました。
だからこそ先を切り拓く人としては彼女が相応しいとも思うので、その点についてはかなり好きなんですけれどね。にちかさんとのコンビについては少しずつ前が見えてきましたし。
……前が見えてきたのに、後ろから追いかけてくる影の面倒なことよ。
なんというか公式さんから、立ち位置の板挟みを食らわされている可哀想な人である印象。
シナリオは、だからこそ好きなんですけれどね。
性癖はアイドル間での殺陣、剣戟。

・詩花(黒井詩花)
上を見れば空が見えるもの。飛んでいる鳥も、宇宙にまで届くレベルで根を張って育った大樹の傘も、真っ白い雲も見えてくることでしょう。
そういう感じで、アイドルの上澄みを出すと考えた時に。その内から765を除外する(彼女らもまた道半ばであって欲しいので)場合に。
日高舞でもなく玲音さんでもない。もっと近しい年代のアイドルを出すとなると、彼女が思い当たりました。
うまく嵌まらない場合には魔王エンジェル(初代の頃のアイマスにおけるラスボスNPC。コミック版などには容姿も名前も設定がある)を引用しようかなと思っていたのですが、765を除外したのにそっちを採用するのもなぁと。
ついでに私はサブヒロイナー(作中での関連性が低いほどヒロインとして取り上げて欲しくなってくる困った性癖)なので、じゃああっち(765)の方もごたごたしてもらおうと思って詩花さんをピックアップしました。
個人的には好きな方のキャラクターです。判りやすく765系譜のアイドルだなぁという印象ですね。良い子なので悪くも思わない。

……その結果、765のPと恋仲になっているせいで、どういう事になっているのかは本作中をご参照のこと。いやこの記事の下にも書いているんですけれどね。すぐ下に閣下。

・天海春香
アイドルマスターと言う冠を被った前作主人公感。
シャニを舞台とし、これまでのアイマス世界観を合併すると考えたからには、やはり最後に持ち上げられるのは彼女であると決めていました。
作中では初代アーケード版ドームエンド(ベストエンド。今でもつべなどには動画があるはず)を経過し、765Pとは一旦離れました。
このコミュが(ホメ春香さんからの関連で流れてきた)当時の私にとってはとても衝撃的で、かなりぶっ込んだな……という印象を受けたのですね。今はあんまり珍しくもない……ですかね? こういう率直なのより判りやすく匂わせを挟んだものが多いようなイメージはあります。
ちなみにこのコミュは天海春香を新人アイドルとしてスタートさせるタイプのアイマス(ステラステージ)では、結構リメイクというかオマージュみたいなのをされているので、知っている方も多いかも知れません。
ここで私がアイマスというコンテンツそのものが気になっていったという経緯があったもので、この世界線は外せません。

その後の765P。
本作における765Pは色々な別アイドルを担当しました(脳内では千早さん、伊織さん、律子さん、やよいさん、雪歩さん、星井さん、高音さんあたりを順繰りした)。
アニメ版の設定ももらいまして、ハリウッドへの研修なども行い、付き人(と揶揄されるような立ち位置)ではなくプロデュース方面の実績と人脈を……プロデューサーとしては真っ当に、正しく伸ばしていったという歴。
その後。帰国し受け持ったステラステージで詩花さんの原作コミュを踏襲するようなアプローチを受け、ドームコミュでの春香さん以上の率直なアタックをアフターにおいても続けられ。「他事務所であることも幸いし」。晴れて暗雲、恋人と相成りました。

その間も研鑽を続けていた天海春香さんは、いつしか本人の感覚やキャラクター性とは別に、実績があり過ぎて世間からアイドルマスターとか呼ばれるようになっていたり。
報われない感はありつつ。アイドルという職業の性でもありつつ。社会人としては真っ当な感覚でもありつつ。
でもまぁ私個人はその感覚(アイドルは恋愛タブーという奴)は息苦しくてイヤで好きじゃあ無いなとも思っているので、結果として春香さんにはビターなルートになってしまいましたね。
公園ビンタは春香さんらしくないとは思いつつ。台詞をよく参照していただけると判るのですが「交際を報告した」のではなく、「天海春香がPに恋愛感情を持っていることを理解したうえで、身体関係を持ちました報告をされた」ので、これは詩花さん側も相当の覚悟を持ってきやがったなと思って頂ければ。

……公園で痴話喧嘩とかしてるアイドルマスターを見て。アイドルをファンとして観る側の意識を根強く持つ七草にちかさんが何を思ったのか。

……では果たして、黒井詩花の今後は本当に輝かしいのか。

そう言う辺りは多分、あんまり描写しないかなぁとは思いつつ。
でも私はハッピーエンド好きなので普通に961の社長にもツンデレに認められて海外とかで円満に結婚して961765の架け橋になったりするんじゃないですかねとか早口で書き残して置きます。1726。



今後について


さてでは最後の項目。
「プロデューサーは人でなし」の今後の扱いについて、予定を記載しておこうと思います。

まず、本作はきちりと完結しました、という事と。
予定は予定である、ということを念頭に置いていただいて……!

その上で、本作は本筋を完結としながらも、私がシャニで書きたくなった時の作品置き場として使用させていただきます。
つまりは、サイドストーリー等の連載を続けていこうという形です。
どういう風にするかと言うのは簡潔で。作中でやっていた同世界観のアフター、および他アイドルについての描写なんかを出来ればいいかなぁと。

具体的には。

本筋で書こうかなと考えていたけれども出さなかったアイドルを、本筋と同様の5話程度で展開させようかなぁと思ったり。
特にまだ開拓余地のあるアイドルを再利用してシチュエーションを組んでみようと思ったり。
追加されてゆくアイドルについても好きな感じがあれば書いてみようと思ったり。

これは私自身の作でもありますので、具体的に書く可能性のあるアイドル名やシチュをあげておこうかなと思います。実現するかも未定ですが、ネタだけはおいておこう。
苦手な方はここでバックをどうぞ。










八宮めぐる → 本編に書こうとしていた名残がくっきり残っていたりする。具体的には秋の合同協議会編。本筋に絡めるのが難しいことと私が多忙になったことで省かれた。

風野灯織 → イルミネ全員書こうとしていたんですぜ私……。ただシチュをばらして流用するのが最適解かどうか迷って、結果的には断念した。真乃さんのアフターが他の人よりも結果的に薄くなったのは、この辺が関係していたりする。
全ユニット2人ずつ、を達成していないのは私的にも心残りなので、イルミネの誰かと下記の放課後クライマックスガールズの誰かは、アフターで書く可能性がかなり高いと思っていただけてよいかと。

園田千代子 → 彼女専用シチュエーションは出来ていた。実は書こうとしていた放クラのもうひとり枠。入れ込む隙があまり見当たらなくて断念。結構好みのシチュなので今後書く可能性は高い方ではあるが、肝心の内容は「好き好みが分かれるシチュエーションの筆頭」。私好みという時点でお察し。
……絵ではなく文章なのが最も活かされるシチュエーション。各読み手側の塩梅で脳内モザイクを入れられるやつ。チョコレート。

有栖川夏葉 → こちらも名残は結構あり、登場回数が明らかに多い。こちらも彼女専用のシチュエーション(犬コンビネーション)は出来ている勢だが、連載と共に優先度的に下がっていって、園田さんよりも更に入れ込める隙がなくなった。
……正直なところ放クラというユニットの属性それ自体が、あまり本作向きではないなというか。同時進行してメインシナリオを描くのには適していないな、と思っていたのはあります。
入れ込むとしたら福丸さんの所だったが。他との関連性を鑑みて。
その中でもこのふたりはまだ書けそうだったかな、とは考えていますが。

芹沢あさひ → 上述してあった市川雛菜編にシチュエーションを使われたので採用されなかった。実際の構成的には無知寄りの状況を絡めれば、ほぼ同様の流れで彼女も書けるとは思っている。でももう使ってしまったので同じでは書かない。「Pラブあさひ学会の聖地」タグはお気に入り。

和泉愛依の弟 → 愛依サマ本人ではなく、その弟をダシにして遊ぶシチュエーション。Pドルなので状況はかなり特殊。具体的には河川敷エロ本オナ弟。これは意欲があるので中編で書く可能性が高い。
これを書くと逆に、芽依サマはピックアップでは書かないでおくという軸が必要になってくる気がしていて……好きな方には申し訳ないのですがその状況はめっちゃ私好み。

同人アダルトレーベル立ち上げ編 → 色々とこじらせている。アイドル側からその家族にも手を伸ばしてゆくやつ。上記の弟くん編への足掛かり。
こちらも意欲はあるので中編で書く可能性が高い。退廃的が過ぎる構成。

樋口円香 → なんというか。同人を書くからには書いてみたい、というシチュよりも挑戦意欲の方が勝っている稀有な例。エミュレートやばい難易度だとは思っているが、トワコレみるとそうでもないかもと掌を返したり。

……彼女を書いたらノクチル/幼馴染全制覇に向けてというのもシチュとしてはかなり好きではあるのですが。
特に樹里さん、咲耶さんあたりと浅倉さんなんかは。
「原作でお出しされているコミュのギャップ(落差)で私が満足してしまっている」お方たちの筆頭なのですよね……。

コメティック → せめてSRプロデュースコミュを各人1つずつは読んでから取り掛かりたいので……。羽那さんとかは同上の樋口さんとかと同じく「同人書くからには書いてみたい枠」になる気がしてはいますが、同時に、「まだ中身の開示が殆どされていないこの人は描写できる気がしない」の筆頭でもありますね。2023/11現在の印象。
深いコミュのenza対応版でPSSRが出て。それが私にとってとっかかりに成るような内容を含んでいて。構成として書いてて面白いなって感じるようなものにできたなら、可能性は高いでしょうね。
はるきさんには家畜の香りを感じています。
ルカさんには「可愛がり」入れたい。

以上。
現状でネタがあるのはこの辺りなのですが、今後思いつけばこの限りではありません。基本的に退廃的なシチュエーションが書き辛いな、という属性の方が省かれている傾向にありますね。

まぁ何が言いたいかと言うと。
長い目でお付き合いくださる方におきましては、今後ともよろしくお願い致します……!

ではでは。重ねて。
長いあとがきを見ていただき、ありがとうございました。
どろまみれの戦いはこれからで次回作にご期待ください……!!

……と同時に。
もしかしたら「どろまみれ」という名前は変えるかもしれません、と最後に付け足しておきます。
成人向けで「どろまみれ」だと、どうにもこうにも汚物的なシチュエーションを想起させるなぁと最近思ってきたので……(遅い。
この名前、それ自体にはあんまり思い入れはありません。泥が跳ねても、泥沼にはまっても、泥水をすすってでも書くぞ~という気合なくらいです。
まぁ、活動それ自体にはあまり関係ないですね。変える予定があったらエックスのほうなどでもお知らせさせていただきます。
あと、手慰みに無軌道のオリジナルなんかも書くかも知れません。
可能性は沢山ある。虹の7色を超えて。

のワの
どんがらがっしゃん。
あとがき/推敲含まずお菓子食べつつ本編書く傍らで4hくらい




……ちなみにエンディング投稿までの間が空いていて、何をしていたのかというと、人生で初めて聖地巡りとかいうヤツをしていました。
めっちゃ楽しかったです。クロスバイク持ってこれてればなぁと何度思ったか判りません。多摩川でけぇし桜ヶ丘は起伏がすげぇ。
聖地巡りしながら、最後の〆を「皆で人権大排泄」にするか「普通に綺麗じゃんでしめるか」を迷っていたりしましたね。
最終的に選ばれたのは、どうぞ。ご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?