二次創作小説

ブラックキャット+とらぶる 勝手にクロスオーバー二次創作

設定

こちらとらぶるとブラックキャットのクロスオーバーの二次創作になっております。さらに特殊設定ありです。原作とは何の関係もありません。ここまで聞いて苦手な人はブラウザバック。

人物設定として
ブラックキャットのイブ=金色の闇:スヴェンやトレインとのに関する記憶がない。ある事件をきっかけにスヴェンの記憶がなくなり、それに伴ってトレインとの記憶も消えた。同一人物で同一世界設定。
トレイン=クロ:

もっとみる

小春日和

はあああ 退屈だあ

大きく欠伸をすると月下狐仙は杖を落とした

彦佑は笑いながら杖を拾う

だったら 天界へお帰りになればよいのに

天帝も随分変わったそうですよ また赤い糸で縁を繋いでは

ふううむ この花界は平穏で美しい、だが私の心を湧き立てるものが無い

だからといって すんなり天界へ戻るのも気が進まぬ

ではご自由に 私はちょっと出掛けて来ます故

何処に行くのだ

錦覓のところへ

もっとみる

「ふたつの憧憬」

塔がそびえ立っていた。
 その切っ先は空を裂かんばかり。
 天には昼も夜もなく、太陽も月もない。ただひたすらに『光』だけが空に在る。
 だからこそ、それは一際目立った。
 あまりにも巨大な青き水晶。塔としか形容できぬゆえに人々はそれを塔と呼んだ。
 塔のもとには街が広がっていた。
 湖水豊かなレイクランドに築かれた、人類最後の反抗都市。
 街の多くは青白い硝子の天蓋によって覆われている。その色はど

もっとみる

『いつか夢見た今日という幸福を』(tw3エンドブレイカー! 二次創作・アンオフィシャル)

すごく、不思議なことだと思うんだよ、と、ワールドエンドが唐突に言った。走らせていたように見えたペンを、同時に彼女が置いたものだから、青年――というには幾ばくか歳を重ねたロレンツォは思わずその手元を覗き込んだ。
 ワールドエンドは「今日は書ける気がする」と、朝から机に向かっていたのだが、どうやら原稿用紙は未だに白紙のようだ。彼女は時折「こう」なることを、長くはないが短くもない年月を共に重ねてきたから

もっとみる

『三亭趣』小説担当
・水月優(すいげつゆう)
二次創作のもの、BL 夢 オリジナル…
思い付いたら文法や文字数無視で話を書く半活字中毒者。執筆中に話掛けたり、何かを頼んだりするとキレる←
絵も描いている。
個人サークル『流星群』としても活動

吸血鬼ドラキュラ再び神戸に現る

1979年、夏―まだ震災が来ていない、西洋の風が吹き込んだこの街に、漆黒の闇をまとった哀しき紳士が私に愛を伝えにやって来た。
 でも、私はとても困った。何故なら、好きな人はこの時点で既にいたし、それに、私自身も惑わされてしまったから。あの出来事があったから、私は夫と結ぶ覚悟が出来たのだけれど、本当に怖かった。
 夏が来るたびに、下手をすると、震災よりも……若い頃に出会った、ドラキュラとの記憶が、私

もっとみる

吸血鬼ドラキュラ再び神戸に現れてほしい

「吸血鬼ドラキュラ神戸に現る」の本放送からまもなく40年が経とうとしています。

昨日の夜、ふと気がついて、
「そういえばあの作品って79年だよな?てことはもうすぐ40年になるんだよな?」
と、あることが頭によぎりました。

当時の土曜ワイド劇場の放映傾向から、作品自体がかなり実験的に作られていることもあり、仮に続編ありきで制作されていたとしても、それは没ネタに等しいことだったのではないかと考えら

もっとみる

フルメタル・ガイEX / 鋼の巨人(グラブル二次創作) #3

前回のあらすじ
 コロッサス討伐に向かう馬車の中、シルヴァは妹のククルを作戦に参画させる事に対して苦言を呈する。しかしイングヴェイはそれを却下。さらにシルヴァを挑発し、団長は胃に穴が開きそうになっていた──

- character -

(左から)
シルヴァ:狙撃手。鷹の目を持つ。シスコン。
イングヴェイ:本作の主役。前衛。大盾使い。
ククル:銃使いで整備師。シルヴァの妹分。
ルリア:色々あって

もっとみる

世界が一巡した後の浦島太郎

昔々、浦島太郎という青年がいました。浦島太郎は漁師には珍しい紳士な青年でした。

ある日、浦島太郎が浜辺を歩いていると、子供たちが亀を叩いて遊んでいるではありませんか。紳士な浦島太郎は見過ごすことはできません。

1歩、2歩、3歩。段々と近づいていく浦島。すると異変に気がつきます。

「なにかがおかしい。」

4歩、5歩、6歩。さらに近づいていくと、その異変の正体に気がつきます。

「あの子供たち

もっとみる

『最悪』(夜廻終という少女の話/tw5ケルベロスブレイド 二次創作・アンオフィシャル)

名前で呼ばないでください、と、その少女は言った。
「……それで、君は」
「……」
「ヨマワリさんちのお嬢ちゃん」
 サキュバスの少女は、目を伏せたまま顎を引いた。頷いたわけではない。そのままぐっと首に力を入れて、少女は口をつぐんだ。
 意地になっているのだろうか、と男は思った。
 中央区。月島警察署。男はここに勤めている、ただの警察官だ。先日少しばかり給料が上がったところだが、大してなにかしら功績

もっとみる