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【SD】エンジェル·デロスサントスを獲得!!!

SDがスコット·バーローのトレードの対価でエンジェル·デロスサントスを獲得しました!

バーローは今年のデッドラインでヘンリー·ウィリアムズとの対価でSDに移籍、そして今オフにコストカット目的で残り保有1年7.1Mだったバーローに代え、残り3年保有でき年俸調停権1年目かつ1.2Mと予想されるデロスサントスを獲得しました。

これで約6Mのコストカットに成功かつ、2026年まで保有できる実力派のリリーフを獲得できたのは良い動きを見せてくれたと思います。


簡単な紹介

実はマイナー時代にパドレスに在籍しており、2017年のトレードでPHIへ移籍し、2018年にメジャーデビューを果たしています。今年の4月にはお子さんも産まれたらしいですね!

2023年シーズン
70登板(65.2イニング)/防御率3.29/WHIP1.14
奪三振率8.50/四球率3.43/FIP3.48

投球割合(2023)

平均95mphのストレート(60%)と平均84mphのスライダー(30%)で90%を占め、たまにチェンジアップを投げています。

vs右とスライダー

デロスサントスの強みは何と言ってもスライダーとvs右への強さです。

スライダーは319球を投じて
被打率 .125(リーグ12位)
Whiff% 47.6%(リーグ16位)
Hard Hit% 25.0%(リーグ27位)
となっておりRun Valueも+8と優秀な数字を残しており、間違いなく武器となるでしょう。

続いてvs右への強さです。
被打率 .171
OPS .515/OPS+ 63
ストレート被打率 .203
スライダー被打率 .120
と優秀な数字を残しています。 

vs右はチェンジアップを全く投げずストスラのツーピッチで完結しており、BB%も6.4%とランナーもあまり出さない投球が出来ています。

課題点

課題は明白でvs左です。

vs左はストレートが約70%でスライダーとチェンジアップを10%半ばの割合で投げており、被打率.272/FIP5.06/BB%13.2となっています。

vs左だとストレートの被打率が.304となっており、全体的にx系統のスタッツもvs右に比べて悪化している傾向になります。

vs右
vs左
vs左

ストレートは95mph近辺のボールがvs右に比べてド真ん中に集まっており、チェンジアップも浮く傾向なのが原因の1つかもしれません。
(スライダーはアウトドアに集まり良い感じ)

応急処置としてはスライダーの割合を増やすことが最善策でしょうか?ここ辺りはニエブラ投手コーチの手腕に期待したいところです。

まとめ

改めて今回のトレードはデロスサントスがここ2年のポメランツにならない限り、勝ちトレードになると思います。パドレスはストーブリーグ幸先良いスタートが切れました、この調子で
堅実な動きに期待したいです。

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データ引用


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