【SD】サンディエゴ·パドレスってどんなチーム?~歴史と選手紹介~
こんにちは、テルチカです。いつもは選手にピックアップしたnoteを書いているのですが、気分転換にパドレスというチームについて話していこうかなと思います。
皆さんご存知の通り、パドレスにはアジア出身の選手が多数在籍しています。メジャーリーグだと日本人ではダルビッシュ有と松井裕樹、韓国人だとキム·ハソンとコ·ウソクが在籍しています。実はそれだけではありません、マイナーリーグには日本人のバルザー·ブライアンや中国人のザック·チンもおり、現時点で6人の選手が在籍しています。NPBとの繋がりが強いのもあり、パドレスに更に興味を持ってもらいたいと感じて今これを書いています。
(今回は長くなりそうだ……)
サンディエゴ·パドレス
①所在地
本拠地を置くサンディエゴ市は、カリフォルニア州サンディエゴ郡に位置します。年間通じて温暖な気候であり、その為に西海岸の球団が好みという選手も居ることでしょう。実は映画「トップガン」の舞台にもなったりと、アメリカ西海岸最大の海軍都市なのです。メキシコ合衆国に隣接しているのもあり、スペイン語圏のファンも多く、松井裕樹がスペイン語を話したのもそれがあると思います。
②本拠地
1969年の球団開設以来、投手有利のクアルコム·スタジアムに籍を置いていましたが、2004年から同じく投手有利のペトコ·パークに移転しました。インド産の砂岩や化粧漆喰が施されており、投手有利な理由として、左翼席は近いですが、右中間や左中間は深く、ダウンタウンが眺めるほどバックスクリーンが開けており、風の影響も受けやすいからとされています。
③球団の歴史
まずサンディエゴ·パドレスの由来ですが、スペイン語で神父という意味の"Padre"から来ているらしいです。1969年にMLBチーム拡張に伴い創設されました。しかし、創設から6年連続で最下位になったことで、1974年にワシントンD.C.への移籍が予定されます。ユニフォームのデザインも終えた中、いざ新オーナーへの売却時にサンディエゴ市から補償を求められ白紙に、そこに我らがマクドナルド創始者レイ·クロックが買収したことで、留まることになりました。
④偉大なるオーナー
パドレスを語るにあたり、このオーナーを話さない訳にはいかないでしょう。2012年にロン·ファウラー筆頭オーナーと共にチームを買収し、2020年には筆頭オーナー兼会長に就任したピーター·サイドラーです。
ドジャース元オーナーのオマリー一族に産まれた中で、非ホジキンリンパ種を二度克服しています。オーナーの金持ち具合に関わらず、市場サイズに合わせた補強をするのが一般的なオーナーです。しかし、この男は違いました。先が長くないこともあり、「金はあの世に持っていけない」をモットーに市場規模が小さいサンディエゴで、WS制覇のために積極補強を敢行した姿に心を打たれたファンも多いでしょう。
そんなサイドラーですが、2023年11/15に63歳の若さで亡くなりました。パドレスを人気球団にし、サンディエゴ市全体の発展に身を注いだ偉大な人物でした。そして今年のユニフォームは「PS」というパッチをつけてプレーします。
まだ書き足りないですが、更に詳しいことはつかみ男さんのこちらのnoteをご覧下さい。
⑥2023年、転換の1年
2023年は転換の1年となりました。2022年オフはピーター·サイドラーのもと積極補強を敢行しましたが、シーズンは大ゴケしワイルドカードにも出場できませんでした。そんな中でオフにピーター·サイドラーの死去、放映権料の損失などが重なり贅沢税ラインを越えない節約モードに転じました。逆に今までの後先考えない編成から中長期的な編成になるチャンスでもあると思っていて、フアン·ソトのトレード放出がそれを如実に表しています。個人的なこれからのパドレスの最適解は、贅沢税ライン辺りの補強費用を安定して確保することだと考えています。
⑦プロスペクトの宝庫
パドレスは2022年のTDLにおいて、ジョシュ·ヘイダーやフアン·ソトを補強し、その代わりに多くのトッププロスペクトを放出しました。その結果、一時期はTOP100にルイス·カンプサーノ1人だけになる惨状でした。そこから僅か1年で最低レベルだった下部組織がTOP5に入り込む組織に変貌しました。プレラーGM目利きのもと、2022年ドラフト/inFA/トレードなどの動きで一気に増えました。このトッププロスペクトたちは、基本保持する形になるでしょう。
40人ロースター紹介
アクティブ·ロースターの決定はまだ先になると思うので、40人ロースターに入った選手を1人ずつ紹介していきたいと思います!
【先発】
ダルビッシュ有 (右) age37
G24/8-10/ERA4.56/IP136.1/K141
ファストボールとジョン·スモルツ以来の代物
と言われたスライダーなど、多彩な変化球を
投げ込むベテラン。昨年は自慢のスライダー
が被打率.431/長打率.708と打ち込まれた。6
年$108Mの延長契約を結び、迎える2年目の
今シーズンの更なる活躍に期待したい。
ジョー·マスグローブ (右) age31
G17/10-3/ERA3.05/IP97.1/K97
ファストボールやカーブ、スライダーなどを
投げ込むサンディエゴ出身のエース。腕には
SDロゴのタトゥーが掘られている程の大ファ
ンであり、ジェイク·ピービーと同じ背番号44
を選んだ。昨年は筋トレ器具を落として足親
指を骨折したり、右肩を痛めるなど怪我に苦
しんだ。南極での速球世界記録(86mph)を保
持し、5年$100Mの延長契約にも成功した。
マイケル·キング (右) age28
G49/4-8/ERA2.75/IP104.2/K127
ハードシンカーやスウィーパー、チェンジア
ップを投げ込む先発3番手。リリーバーとし
て活躍していたが、去年先発転向すると球速
向上が功を奏して8試合で防御率1.88と素晴
らしい成績を残した。今年、本格的に先発挑
戦をする中で更なるブレイクに期待したい。
ペドロ·アビラ (右) age27
G14/2-2/ERA3.22/IP50.1/K54
ファストボールとチェンジアップ、カーブを
投げ込むグラウンドボーラー。変化球で空振
りを奪う能力に長け、出塁は許しまくるが要
所要所でゲッツーに打ち取り難を逃れた。マ
イナーオプションが無いため、自づと先発ロ
-テに名乗りを挙げるはずだ。
マット·ウォルドロン (右) age27
G8/1-3/ERA4.35/IP41.1/K31
純粋なナックルボーラーではなく、ファスト
ボールやスライダーと共にナックルを運用す
るバランスタイプ。シンカーとナックルの割
合を増やしたことでまずまずの投球を見せて
くれた。今キャンプでは、4FBとスライダー
の改良に自信をのぞかせている。
ジョニー·ブリトー (右) age26
G25/9-7/ERA4.28/IP90.1/K72
シンカーやチェンジアップ、カーブなどを投
げこむグラウンドボーラー。先発では防御率
6.32と散々だったが、ロングリリーフとして
防御率1.43を記録した。マイナーでは54.4%
のGB%を記録したがMLBでは平均程度、対左
打者にも課題を残している。チェンジアップ
を磨き、先発ローテに食い込みたい。
ランディ·バスケス (右) age25
G11/2-2/ERA2.87/IP37.2/K33
ファストボールやスウィーパー、チェンジア
ップなどを投げ込むバランス型。特に回転数
が3000を越えるカーブは魅力的だが、一方で
BB%が10%を越えた。また打球管理や質にも
課題が見つかり、特に左打者への対応は急務
に感じられる。こちらも先発ローテに割って
入れるか注目したい。
ハイロ·イリアルテ (右) age22
G27/3-4/ERA3.49/IP90.1/K128 (A+~2A)
90mph中盤の速球とスライダー、チェンジア
ップを投げる球団内7位のプロスペクト。190
cmから放られるボールは奪三振能力に長けて
おり、昨年はリリーフ起用もされた。ワイプ
アウトするスライダーや高速で落ちるチェン
ジアップも魅力的要素の1つだ。このまま先
発として育成されるのか注目される。
グレン·オットー (右) age27
·G6/0-0/ERA10.13/IP10.2/K11 (MLB)
·G13/1-3/ERA4.11/IP35.0/K43 (3A)
スウィーパーと4FBが大半を占める投手、か
つてはカーブもgrade60評価を受けていた。
昨年はリリーフとして登板したが、2022年は
先発として27登板で防御率4.64を記録した。
シンカーの割合を2022年レベルに戻すことで
改善の余地があるだろうか?
ジェイ·グルーム (左) age25
G30/4-10/ERA8.55/IP134.2/K137 (3A)
90mph前半の速球とスライダーが主で、カー
ブやチェンジアップなども投げる。全体12位
で指名されたトッププロスペクトもTJ手術以
降は鳴りを潜めている。昨年は137奪三振と
3Aの球団記録を更新したが、同時に112四球
は中々にグロテスクだった。せめて2022年辺
りのBB/9に落ち着けば希望は見えるかも?
【リリーフ】
ロベルト·スアレス (右) age32
G26/ERA4.23/IP27.2/K24/HLD8
ファストボールやチェンジアップなどを投げ
特にシンカーとチェンジアップは、被打率、
長打率ともに超優秀だった。5年$46Mを結ん
だ1年目は、怪我に苦しみ、粘着物質騒動が
あったりとゴタゴタだったが、9月は本来の
姿を取り戻していた。22年シーズンのコマン
ドを維持できれば、クローザーとして十分見
合う成績が残せるだろう。
エンジェル·デロスサントス (右)
age28
G70/ERA3.29/IP65.2/K62/HLD16
4FBとスライダーが大半を占め、たまにチェ
ンジアップを投げるミドルリリーフ。スライ
ダーは特に武器であり、対右打者は被打率.17
1/OPS.515と優秀だった。課題は対左打者で
対右に比べて4FBが真ん中に集まったりして
指標は最悪だった。スライダーの割合を増や
すかスプリットを覚えるのも有りだろうか?
スティーブン·ウィルソン (右) age29
G52/ERA3.91/IP53.0/K57/HLD22
スイーパーとフォーシームを投げるミドルリ
リーフ。昨年は勤続疲労の影響か、8月は滅
多打ちにされた。ポップフライを打たす能力
に優れ、stuff+126も高水準だ。22年と比べ
てBB%が悪化しているのが気になる。また今
オフはスプリット習得にも取り組んでいる。
ちなみに苦労人であり、バイト時代のUber運
転手としての評価は☆5で4.98と高評価。
アレク·ジェイコブ (右) age25
·G3/ERA0.00/IP3.0/K5 (MLB)
·G18/ERA1.32/IP27.1/K32/SV5 (2A)
スイーパーとシンカーを主に、4FBとチェン
ジアップを投げる変則リリーバー。ボール球
を振らせる能力が高く、打球管理に優れてい
る。昨年は肘UCL損傷で3登板に落ち着いたが
今年はフルでの活躍が期待される。同期では
最速でメジャーデビューを果たした。
コ·ウソク (右) age25
G44/ERA3.68/IP44.0/K59/SV15 (KBO)
フォーシームやカーブ、その他にもスライダ
ーやカットを投げる。2年$4.5Mで契約、昨
年はKBOで65.8GB%を記録した。四球率が悪
化した様にコントロールに難がある。スライ
ダーを改良したら、ミドルリリーバーとして
確立するかもしれない。
ルイス·パティーノ (右) age24
G9/ERA4.57/IP21.2/K18 (MLB)
G32/ERA6.49/IP59.2/K50 (3A)
ファストボールやスライダー、チェンジアッ
プを投げる。以前は100mph近くのボールを
投げていたが、怪我をして以降は球速やコン
トロールも悪化している。リリーバーとして
は通算で防御率3点台であり、チェンジアッ
プを磨けば面白いかもしれない。マイナーオ
プションが無いのがどうなるか。
ジェレミア·エストラダ (右) age25
G12/ERA6.75/IP10.2/K13
フォーシームが大半を占め、スライダーやチ
ェンジアップを投げる剛腕リリーバー。フォ
-シームのstuff+は10IP以上のリリーバーで
は4位に入る程のもの、FB%が高いのも本拠
地に相性が良い。今STではチェンジアップも
良くなってそうに見え、楽しみな投手だ。
シーン·レイノルズ (右) age25
G55/ERA5.43/IP64.2/K73/SV12 (2A~3A)
2mを越える身長から放られる速球は平均して
90mph後半を記録し、チェンジアップやスラ
イダーを投げる。年を越す度に四球率が改善
していたが、昨年は3Aの超打高投低リーグの
餌食になった。将来のクローザー候補だ。
ステファン·コレク (右) age26
G49/ERA3.76/IP69.1/K73/HLD11 (2A~3A)
ファストボールやスライダー、チェンジアッ
プを投げる先発からリリーフに転向したとこ
ろ、球速が90mph半ばまで上昇した。高いG
B%を記録し、低いリリースポイントから放ら
れるボールは打高のPCLにおいて、26イニン
グで防御率0.69/K%31.7を記録した。ルール
5指名のためアクティブ·ロースターに登録さ
れなければならない。
ローガン·ギラスピー (右) age26
G11/ERA6.00/IP9.0/K8
フォーシームやスライダー、チェンジアップ
を投げる。22年と比べて四球率が悪化してお
り、ことごとくバレルゾーンに乗せられた。
せめてゾーン高めに4FBを集めたい。
トム·コスグローブ (左) age27
G54/ERA1.75/IP51.1/K44/HLD7
ファストボールとスライダーを投げる変則左
腕。低いアームスロットから放られるボール
は相手に強い打球を打たせず、バレルゾーン
にも全く乗せなかった。MLBデビュー以降14
登板連続無失点の球団記録を打ち立てると、
デビューから50IP以上の投手記録で第二次世
界大戦以降、最も良い防御率を記録した。ニ
ックス犬ドア事件の関係者でもある。
ワンディー·ペラルタ (左) age32
G63/ERA2.83/IP54.0/K51/HLD1
チェンジアップとシンカーを中心に、スライ
ダーも投げるグラウンドボーラー。打球管理
には優れているが、年々ゾーン内にボールが
入らなくなり、四球率も悪化している。武器
はチェンジアップで被打率は.185、球質や前
述の課題を改善するとセットアッパーも務ま
るかもしれない。
松井裕樹 (左) age28
G59/ERA1.57/IP57.1/K72/SV39 (NPB)
低いリリースポイントから4FBとフォークを
中心に、スライダーを投げる。特にフォーク
は被打率.118/空振り率56%と超優秀。懸念
は174cm以下の身長だが、貴重な左投手の
スプリット使いであり、4FBをゾーン高めに
放るコマンドを有せるかが鍵。セットアッパ
ー候補として名乗りを挙げたい。
エイドリアン·モレホン (左) age24
G8/ERA7.00/IP9.0/K8 (MLB)
G19/ERA6.08/IP23.2/K26/HLD4 (3A)
inFAランキング2位で当時パドレスの史上最
高額で契約したモレホンは、怪我にも苦しみ
伸びあぐねている。4FBを中心に、スライダ
ーやカーブを投げる。対左打者はFIP3.10と
得意だが、対右打者はFIP5.80と右打者に課
題を残している。チェンジアップを外角低め
に投げるのも手段か?今年、シルト監督は「
最も素晴らしいオフを過ごした選手」と語っ
ており、怪我だけは避けて欲しい。
【捕手】
ルイス·カンプサーノ (右) age25
G49/.319/HR7/打点30/OPS.847
2017年全体39位で指名された捕手プロスペク
トが遂に開花の時を迎えそうだ。元々打撃型
の捕手としてパワーツール等は優秀。今年は
サンプル数は少ないものの、コンタクト面で
大きな成長を見せた。守備力は疑問符で、正
捕手としてここから伸ばしていきたい。
カイル·ヒガシオカ (右) age33
G92/.236/HR10/打点34/OPS.687
フアン·ソトのトレードでNYYからやってきた
日系人捕手。フレーミングを筆頭とした守備
力は高く、打撃はパンチ力が売り。コミュニ
ケーション能力が高く、ゲリット·コールの専
属捕手を務めていた時もあった。
ブレット·サリバン (左) age30
G33/.210/HR1/打点6/OPS.528 (MLB)
G61/.328/HR7/打点41/OPS.918 (3A)
WBCではイタリア代表の捕手としてクリーン
ナップを打った。今年メジャーデビューし、
5/3にプロ初HRを含む4打点を記録した。今
年も3Aのスタメンに名を連ねるだろう。
【内野手】
マニー·マチャド (右) 3B age31
G138/.258/HR30/打点91/OPS.781
昨年オフに11年$350Mの延長契約を結んだ1
年目は、肘の悪影響もあったか物足りなかっ
た。マチャドが打った月はチームの調子が良
いだけに、勝ちには欠かせない選手。7/15に
は通算300HRを達成し、ネイト·コルバートの
球団通算最多HR記録も抜きそうだ。
ザンダー·ボガーツ (右) 2B/SS age31
G155/.285/HR19/打点58/OPS.790/SB19
昨年オフに11年$280MでFA契約、安定して
.300打つ打撃とフィジカルが自慢。今年は
ゴロが増え、リーグ8位の併殺を記録。何よ
り懸念されるのが手首で、現在も年に2回コ
ルチゾン注射を受けている。今年は長年守っ
たSSを明け渡し、2Bを守る。
キム·ハソン (右) 2B/SS/3B age28
G152/.260/HR17/打点60/OPS.749/SB38
昨年飛躍した韓国人内野手、守備ではアジア
人内野手初のGG賞をUT部門で獲得した。そ
して打撃では、スイング自体を控えて四球を
増やしたことで出塁率を上げた。しかし、こ
のアプローチでは再現性は低いのが不安点。
通算rWAR12.9はアジア人内野手歴代1位。
ジェイク·クロネンワース (左) 2B/1B
age30
G127/.229/HR10/打点48/OPS.690
またの名をジェイコブ、8年$70Mで迎えた今
年はキャリアワーストの成績だった。フライ
ボールを増やそうとした結果、ポップフライ
になることが増え、ハードヒットも減少傾向
にある。ただシーズン終盤は、4FBをライナ
性でセンターから逆方向に強く打つことが増
増えた。今年は、新フォームで臨む。
マシュー·バテン (右) INF/OF age28
G43/.258/HR2/打点11/OPS.713 (MLB)
G86/.235/HR12/打点50/OPS.740 (3A)
ドラフト32巡目で指名された数少ない生え抜
き選手。捕手以外のポジションはどこでも守
れ、去年は内野で平均以上の守備力を見せて
くれた。wRC+も100越えで、今年も便利屋と
して働いてくれそうだ。
トゥクピタ·マルカーノ INF/OF age24
G75/.233/HR3/打点18/OPS.632
アダム·フレイジャーのトレードでPITに移籍
したが、ウェーバーで出戻りしてきた。昨年
は22年より三振を減らし、ハードヒットや
バレルゾーンに飛ばしたりと強い打球が増え
た。守備は上手いとは言えないが、UTであり
総合では上記のアダム·フレイジャークラスに
なれるポテンシャルを持っている。
エギー·ロザリオ 2B/SS/3B age24
G11/.250/HR2/打点6/OPS.770 (MLB)
G45/.283/HR6/打点32/OPS.826 (3A)
パドレスのトレード候補と言われ続けられて
いる1人で、足の速さと肩の良さが自慢。プ
ルヒッターで近年パワーもついてきた。
【外野手】
フェルナンド·タティス Jr (右) RF
age25
G141/.257/HR25/打点78/OPS.771/SB29
昨年は1年のブランクを考えると及第点の成
績を残してくれた。打撃は積極的にスイング
を仕掛けており、BB%は低下していた。直球
を2021年クラスに打つことが出来れば完璧。
守備はRFコンバート1年目ながら、DRS+29
とイチローに次ぐ数字を叩き出した。結果的
にGG賞と球団初/ナ・リーグ外野手初のプラ
チナグラブを受賞。
ホゼ·アゾカー (右) OF age27
G55/.231/HR2/打点9/OPS.641
昨年デビューした遅咲き外野手。守備は初動
と加速力は良いが、ルート取りが課題。現実
的な第4外野手。
ジュリクソン·プロファー (両) LF/INF
age31
G125/.242/HR9/打点46/OPS.689
笑顔でMLBを乗り気ってきた男プロファーは
大不振に陥り、我が家へ戻ってきた。昨年は
スイングを積極的に仕掛けるも、ハードヒッ
トが減少し、変化球対応も悪化した。対左は
.275と打っており、左のプラトーン要員とな
りそう。
まとめ
今回は9500字越えとnoteの範疇を越えるものになってしまいました。今年は勝率.500程度と計算していますが、期待していない年は何か勝つのでNL西地区2位に入る成績になるんだろうなと思っています。既存勢力に加えて今年はプロスペクトのジェイコブ·マーシ-やジャクソン·メリルなどの台頭を期待しましょう。
いいねお待ちしています。
引用
サムネイル
その他
https://www.mlb.com/padres
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