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風邪

夏風邪をひいて非常に具合が悪い。
微熱があって、体が火照る。
一日中寝ている。凍らせたペットボトルを首や頰にくっつけていると楽だ。
それにしても…。よかった。夏休みで。
と言うか、普段は彼らからしょっちゅう風邪をうつされているのだけど、抗体もあるし、意気揚々としているから多少の具合悪さは無視されているのだろう。

仕事は仕事で嫌だけど、彼らの顔を見れないのは寂しいと思うようになったし、思う自分を認めるようになった。
まして、一日中外にも出ずに、床に伏していると気持ちが暗くなり、このまま治らずに死ぬような気もしてくる。
風邪だけで大袈裟な、と思うけど、何かフェータルな病院だったら?
そうやって死は、不条理を超えた世界から気まぐれにやってくるのだから、絶対ないとは言い切れない。

それにしても、ここ数週間は、色んなことがあった。
多くは望ましくないことだったけど、なんだか連日酒を飲みすぎていた気がする。
そうして内臓が弱り切っているところに、連日の猛暑からくる睡眠不足。
クーラーをかけて寝るのがどうもいけないらしいのだが、かけないと寝られもしない。
これだけ体が弱っていたら、抗体もなにもあったものではない。
幸い食欲はあるようだ。
しかし、なにを食べたいのか、自分でもわからない。

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