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女の一生

さっき記事で、女性は就活が終わったら婚活、妊活、保活…なんてのを読んだ。

私は男だから分からないのだけど、女性の一生というものはそんなものなのかもしれないな。
兎に角まともに考えて時間がない。
大雑把に年齢で示すと、

就活 22〜23
婚活 24〜30
妊活 30〜35
とかいう感じなのだろうか?
この期間を千年一日の如く無為に過ごしてきた私が馬鹿みたいだけど、それにしてもあまりに忙しいし、正直タイムリミットもある。
それに目くじら立てても仕方ない。人間が生物である以上、いつかは死ぬし、いつでも子供を産めるわけでない。

勿論、批判するつもりは無い。批判できないくらい男と女の一生は違うのだし、世間一般並みのことを手に入れられない私のような人間が、世間一般並みの幸福を手に入れようと頑張っている人をどうして批判できるだろう。だけど、私は何となく、女性というものが周りと合わせようとして、自分の一生を見失いやすいように思えるのだ。
〇〇活もいいけれど、二十代、三十代のある時期にだけでも、自分として生きる時間があったらいい。
研究、美術、音楽、留学…何でもいい。
でもそれに没頭してもいけない。時計は目を離した時に早く進むものだから。
私はそれをいう権利がある。

ところで、〇〇活が全て成功したとして(成功するだけで凄いと思うのだが)、その後に子供が大学に行って就職したりして、親の手を離れる。
大体その辺りから夫婦関係なんてものも上手くいかなくなったりするのかもしれない。
身内の恥を晒すようだが、私の両親もその典型であった。
その空白って何なのだろう?
私の積み上げてきたものは?
そんなこと言っても仕方がない。この世界は自分以外の誰も責任を持てない世界なのだから。

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