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ストレスゼロの伝え方をご存知ですか!?

もし、相手から「反発されにくい伝え方」があるとしたら・・・

相手に感想を伝えたら怪訝な顔をされてしまった・・
相手のためにフィードバックをしたら、その後の関係がギクシャクしてしまった・・・

過去にそんな経験をしたことありませんか。
相手が今以上に良くなって欲しい気持ちから勇気を振り絞って、あなたの意見を伝えたら反発されてしまう。

「どうして反発されてしまうんだろう」
「何か変なことを言ってしまったのかな」
「こんな思いをするならもう意見したくない」

と、思いますよね。
これがどうして起こるのかと言うと、相手が反発したくなるようにメッセージを伝えてしまってたからです。
これを「あなた(YOU)メッセージ」と言います。
あなたメッセージとは、伝える側の「相手への評価・判断・分析」が込められたメッセージです。

もし、子供に嘘をつかれたとします。その時、悲しくなって「なんであなたは嘘をつくのよ!」と言いたくなってしまいます。そうすると、多くの子供は黙ってしまったり、「だって・・・」とぶつぶつ言い訳を始めます。

相手があなたの意見が正論だを感じてしまったら、何も言えなくなってしまって黙り込んでしまいます。
相手があなたの意見がジャッジされたと感じたら、「だって・・」と自分の言い分を伝えたくなるのです。

あなたメッセージはマイナスなことだけではなく、プラスなことを言う時も同じです。たとえば、褒めようとして「エライね」と言う場合。実はこれもあなたメッセージになります。上司が部下に対して「エライね」と言うことができても、部下が上司に「社長、朝早くから仕事してエライですね」とは言えません。上下関係など、細心の注意を払わないと関係性にヒビが入る可能性もあるので、あなたメッセージを使うのは、それほどリスクが高いものなのです。

ただ、相手から「反発されにくい伝え方」があるとしたら・・・!?
毎日のコミュニケーションが驚くほど楽になると感じませんか、そう、楽になりますよね。

その伝え方とは、私を主語にした「私( I )メッセージ」です。私メッセージで伝えると、反発されることもほとんどなく、しかも自分の気持ちを上手に伝えることができるので、言えないストレスを溜めることもありません。

さらに、私メッセージは立場が上か下かは関係ありません。「社長が早朝から仕事されている姿を見ると、私も頑張ろうと思えます。」と伝えられれば、反発されることもないでしょう。

私メッセージの基本的な型

♦︎褒めたい時(その人の行動+自分の気持ち)
例)ママは〇〇が妹と弟の面倒を見てくれて、すごく助かっちゃったし、すごく嬉しかったよ。ありがとうね。

♦︎直して欲しいとき(その人の行動+自分の気持ち+リクエスト)
例)ママは嘘をつかれるとすごく悲しいんだ。本当のことを言ってもらえると、ママはすごく嬉しい。次から気をつけてもらえるかな?

いかがでしょうか。
主語を「あなた」から「私」に変えるだけで反発をされにくくなります。


[ 余談 ]
私メッセージ=I メッセージ=愛メッセージ
「私は」を英語にすると「 I 」です。発音は” アイ ”
” アイ ”を日本語にすると「愛」。
私自身の解釈なのですが、私メッセージは、愛のこもったメッセージを相手にプレゼントを渡す感覚です。

それに対して、
あなたメッセージ=YOU メッセージ=ゆう(言う)メッセージ
「あなたは」を英語にすると「 YOU 」です。発音は” ユウ ”
” ユウ ”を日本語にすると「言う(ゆう)」。
私自身の解釈なのですが、あなたメッセージは、言いたいことを言いまくって相手にプレゼントを渡す感覚です。

みなさんでしたら、どちらのプレゼントを受け取りたいでしょうか・・・

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