ver1.1.4では、エンジンコントロールユニットECUの電源供給とアース

こんにちは
超診塾SuperDiagLesson ver1.1.4です
ver1.1.2の、エンジンコントロール2でお届けした内容をより詳しく解説します。

このver1.1.4では、

エンジンコントロールユニットECUの電源供給とアース

について解説していきます。
以下ECU=エンジンコントロールユニットとします。

PCM電源供給とアース1

イグニッションスイッチのポジションに関係なく給電される電源(常時電源)はECUに直接+Bバッテリ電源を供給しています。
これは、エンジンが停止された後においてもDTCやOBDⅡデータを保持することを目的としています。
また、常時電源は、センサへの5V供給電源及びバイアス電源にも使用されます。
ECUは、常時電源端子の電圧を測定して、充電率の判断や、インジェクタのパルス幅コントロールに使用します。
常時電源の電圧は、センスド(感度)バッテリ電圧としてスキャンツールに表示されます。
イグニッションスイッチを経由して入力される電源はECUに、キーがRUNおよびSTARTポジションにあるときに、イグニッションスイッチから電圧の供給を受けています。
RUNポジション電源は、ECUの「ウェイクアップ(起動)」信号です。
この信号が入力されると、マイクロプロセッサが起動してセンサ類に5V電源が供給されます。
STARTポジション電源は、エンジンスターティング回路に使用されるほか、この電源が入力されると、スターターモータに大電流が流れるために発生する一時的なバッテリ電圧降下の影響で誤ったDTCがセットされることを防止するために一部の診断機能を一時停止させます。

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