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ひっこし。

一人暮らしはもうこの先何十年もしないだろうな、子どもが独立して夫に先立たれた後とか、すっかり年老いた後だろうなと思ってたのに32歳にしてまたひとり暮らしを始めようとしている。

自分の年に驚く。まだ32なのか。自分と同じ状況の人がまわりにいたら、「まだ若いしぜんぜんやり直しきくよ!諦めんな!」って言うだろうけど、なんかもう今はとにかく疲れている。このまま再婚せずに独りで年老いたりしたら、すべてのことを恨みながら生きていきそうだなと思う。

子どもをもてず、夫はおらず、でも楽しそうに生きている人かのように見せかけるには、美しい外見と美しい住まいと健康的な食事とある一定の金が得られる仕事が必要な気がする。

バカバカしい。誰のための人生なのか、自分がよければ何でも良いではないかと思う一方で、まさにその楽しそうにいきる人に見える必要条件を手に入れようと一歩ずつこなしている自分もいる。

昔、会社の年上のキレイな独身女性が、「最近は早くこの人生、おわらないかなっていつも思うんだよね〜」と、卑下する訳でもなくなんてことない、当たり前のように言ってたのをよく思い出す。10年ぐらい前に今の私と同じ年ぐらいの女性が言ってた言葉だけど、よく分かるなぁと今は思う。

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