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キニナル:「両立とは」

今日のキニナルは「両立とは」です。
先日とあるロックバンドの新曲の発売イベントの運営に携わる機会がありました。
彼らはこの活動を10年以上続けており、また会社員として、家族の父親として、公私にわたりマルチに活動しております。
大きなイベントではありませんが、観客、運営メンバーなど関わる人たちの心の琴線に触れる時間になったのではないかと思います。

ボーカルの方が会社のある人から「会社なのか、バンドなのか?」という事を言われた時の話に触れ、

「どっちも抱きしめてやる」
話していたことに、私自身「両立とは何か」という事もを改めて考えさせられました。

「両立」をググると下記の通りです。
二つの物事が同時に支障なく成り立つとあります。他を調べると二つ以上の場合でも良いそうです。
支障なく成り立つとあります。
支障なく、、妨げがない、都合の悪いことがない、とも言えると思います。

成り立つはググると
物事が出来上がる状態、続けていくことができる。とあります。

これが両立の条件とした場合に、考えさせられることがあります。

ひとつは支障がない物事ってあるのか?です。
もうひとつは両立がない状態(人)ってあるのか(またはいるのか?)という事です。

おそらく「支障がそれなりに伴いながらも、何かしらでもってクリアしている」という事が実際なのではないかと思います。
つまり、支障の有無より、それをクリアしていくために何かしらのアクションをとったりしながら結果的に物事が続いてくことではないでしょうか。

そして、世の中でひとつの事しかやっていない人ってむしろ少ないのではないか?ということです。
一つの会社に所属にしていても、たくさんのプロジェクトに携わっている人もいます。どちらにもいろんな支障があり、それをクリアすべくアクションし成り立つようにしているのではないでしょうか。
ただおそらく上記「両立」とは言うことはなく、「兼任」や「兼務」という言うことが実際でしょう。

しかし前半の「会社かバンドか」みたいな質問のようにそそれが「両立」という言葉にハマった瞬間、、その物事に対するハードルが一気に高まる感じがします。。。周りからもそういう見方をされる事はもちろんですが、むしろ自分自身がその「両立」というレベルを必要以上に引き上げてはいないでしょうか?
高いレベルで両立ができることはもちろん良いことですが、「両立」の第一歩は「続ける」ことだと思います。「続ける」とはよいこと・大変なことも含めて「自分ごとで関わり続けること」だと思います。
もし何かを両立をする瞬間が訪れた時、二択を迫られるような瞬間があった時、すこしこのことを思い出してくれれば幸いです。

「キニナル」は毎日一番初めに気になった事、目に留まった事を少し深堀りして、自分の思い込みや行動を変えるきっかけにしたく始めたルーティン記事です。

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