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特別な瞬間を演出する〜クレショフ効果を活かしたイベント企画の秘訣〜

こんにちは。りゅうです。

今日は、クレショフ効果を利用して、イベント企画において参加者に強烈な印象を残す方法をご紹介します。

クレショフ効果とは

クレショフ効果は、無意識に前後の画像や映像を結びつけ、同じ内容でも配置によって異なる印象を与える心理現象です。

上の男性の写真は全て同じですが、横の画像が変わることで印象が違って見えると思います。悲しそうに見えたり、お腹が減って見えたり、すこし興奮気味に見えたりすると思います。

この効果は、ソビエトの映画作家であるレフ・クレショフによって発見され、彼が行った実験では、同一の画像でも周囲の要素によって異なる印象が生まれました。
第一印象形成において、クレショフ効果を活用することで、コミュニケーションの成功に寄与できます。
例えば、コミュニケーションにおいて、ポジティブな第一印象を与えるために、愛らしいペットや笑顔の子どもとの写真を活用することが提案されています。これは、オンラインでの会話やSNSのアイコンにも応用することができます。また、この効果はよくCMにて利用されています。化粧品や食品のCMが主な例です。

具体的な流れ

01 イメージの構築

まず、イベントの基本的なイメージを明確にしましょう。感情やテーマを具体的に定め、そのイメージに合ったクレショフ効果を導入します。例えば、エレガントなディナーならば高級感漂う映像や写真、子ども向けのイベントならば楽しさが伝わる映像や写真を使用します。

02 適切な対象の選定

伝えたいイメージに合った対象を選びます。参加者が共感しやすい要素や、イベントの趣旨に合致する対象を選定することが重要です。対象が参加者の心に訴えかけやすいかどうかを考慮しましょう。

03 イメージと対象の組み合わせ

選定した対象を元に、イベントのイメージを構築します。クレショフ効果を最大限に引き出すためには、画像や映像の流れに意識的に配置することが必要です。対象とイメージがスムーズに結びつくような展開が、参加者に感動を与えます。

04 参加者との共感を図る

クレショフ効果を用いたイベント企画では、参加者との共感が鍵となります。対象が参加者の心に響くようなストーリー性や意味づけを付与し、参加者が無意識に感じる関連性を強化します。これによって、特別な瞬間がより深い印象を残すことができます。

05 フォローアップの工夫

イベント終了後もクレショフ効果を活かしましょう。参加者には、イベントの思い出や感動を引き続き感じさせる要素を提供しましょう。これにより、イベントの印象が時間を経ても鮮明に残り、参加者の心に深く残り、今後の集客にもつながります。

まとめ

クレショフ効果を利用したイベント企画は、参加者に特別な瞬間を提供する優れた手法です。イメージの構築から対象の選定、組み合わせ、共感の図り方、そしてフォローアップまで、慎重な計画と実行が必要となりますが、。ぜひ、クレショフ効果を利用して、思い出に残るイベントを企画してください。


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