パートデビューまでにした事その3 ◯時まで家事をやめる

10年専業主婦and育児ともなると、どうしても「家のことはママがやる」のイメージがついてきます。

正直なところ、多治見に引っ越してきてから家や子供の事は私。仕事や財務やデータなどデジタル系はパパと自分の中でわけていたので、
「家のことはママ」な昭和ながらの典型的なイメージは当たり前なんです。

そうなのですが、私にとって体調不良and24時間ママand主婦のまま、パートをするなんてハードルが高すぎるのでした。

料理も掃除も10年以上やってきたのに、どうやったってうまくならず‥フルタイム働いてるママのほうが素敵なものを作っていたり、お部屋をきれいに保てていて本当に本当にすごいなと思います。

10年やっても理想の専業主婦にはなれず、
どれもこれもひどかった状態からそこそこできるように。ゴミ屋敷からほどほどな部屋に。
ボロボロの塊になるハンバーグから、いわゆるふつうのハンバーグに。

一時期は「専業主婦」という響きが美しすぎて、重すぎて似つかわしくない気がして、途中から自分のことを「無職タダめしお手伝い」と呼んで気を紛らわせていたくらい。(そのくらい他の専業主婦の方ってキラキラしてみえます。)

綺麗な部屋、おいしいものを食べるのが大好きなのに、なぜ綺麗に保ったりおいしいものを作るスキルがつかないのか‥不思議でたまらないんですが。

家事と育児の1番の問題は、終わりがないこと。
ほっとくと簡単に24時間営業になってしまうし、まわりもそれが当たり前になってしまうことなのではないかなと思います。

おまけに日中に休んで何か趣味でもすればいいのにその気力も持ち合わせず、好きなことをする=罪悪感がつきまといました。

「部屋がこんなに片付いてないのに、好きなことをするの?」「みんなががんばってる時間にTVでみるの?」と。

休める時に休むがいかに大事か、頭がわかっていても心が理解してくれないんですね。

ですが、半年後にはパートデビュー。
これを機に時間を区切ることにしました。

ママがいるのに呼んでも聴いてくれない!とかは厳しいので育児はなかなか区切れず、

とりあえずは、夕飯のしたくを17時にしてみました。

要領も手際も悪いので17時から(そして1番子供に呼ばれる時間)だと今まで以上に手の込んだものは作れませんが、幸い子どもたちは素材のまんまが好き。

基本的に副菜は、切ってレンジでチンか、洗ってすぐ出せるもの。味噌汁はおかずに野菜が少ないときや寒いとき(作らないことも多々あります)
肉は、下味をつけて焼くか、レンジでチン。

そうそう。去年の後半は炊飯器料理にハマってたので、山本ゆりさんの鳥チャーシューや、ミートソース、とにかく切って炊飯器で煮込んでカレーなど、スイッチポンに頼ってました。
(これがおいしい!)

ホットクックとか本気でほしいなと思うレベルに。

だって、コンロを使うとどうやったって火のそばからあまり離れられません。それが「ポン」としただけで30分〜1時間ほっとけばおいしいものができるんです。

結局今は、炊飯器料理がしたいときは、
ハリオの炊飯釜でごはんを炊いてます。
(火にかけてピーとなるまで放置、なったら1分で火を止めるをコンロの設定で)

息子を送りだす9時から迎えにいく15時まで、
私の頭の中から夕飯というミッションを追い出す。

その間、何をするか?というと、午前中は掃除か買い物。午後は今までなんとなく罪悪感でできなかった「漫画を読む」「アニメを観る」「音楽を聴く」など好きなことに没頭する時間を作るようにしました。(日中=仕事してるみたいな心の縛りが‥‥)

難しかったのが、うちは数年前から旦那さんが在宅でいるので「自分ひとりの時間を作れないこと」自分1人の時間がないと完全に気を抜いてダラダラしたり、何かに没頭したりが難しくて‥。

どうしても「妻モード」「主婦モード」のスイッチが入りやすいです。

だけれど今回は期間限定。
とりあえず半年間や「やらなきゃいけないこと」より、「やりたそうなこと」が先。

掃除は、Voicyでお気に入りのラジオを聴きながらをルーティンにしてました。

好きなことを増やせる。好きなことに没頭できる時間を作る。と、気力が少しずつ戻ってきました。何もやる気力がない。生きてるだけでパワーを使う自分から「◯◯やってみたいかも?」な自分に。

時間を区切るって大事ですね。

掃除は、やりたい時にやる。
料理は、朝はメニューを固定。夜は17時から。

そんな感じで家事時間に区切りをつけることで、
生活のリズムもすこし余裕ができたように思えます。

‥とはいえ、おととしの息子(2歳〜3歳)だったら、合間に料理をしておくしかない!状態でしたので、子供が成長したことで整えやすくなったのは確かです。

数年前はとにかく「今日1日を終える」ことしか考えられませんでした。

そうやって、パートデビューまでの半年間、心やカラダを整えつつ、時間を整えてみました。


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