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神戸大学持続的災害支援プロジェクトKontiによる「海辺の写真展in神戸~東日本大震災から13年、荒浜を撮り続ける~(2024/01/14-16)

昨年後半から、海辺の図書館への支援に来てくれている神戸大学の学生さんたちが、神戸で「海辺の写真展」を開いてくれました。
海辺の図書館に、もっとたくさんの人たちが来てほしい!という私たちの希望を実現するために、一緒に考え、体を動かしてくれています。
この写真展は、神戸の皆さんにも「砂浜をギャラリーに、流木や漁師網を使って、震災前や震災後の豊かな荒浜を知ってもらいたい」という「海辺の写真展」のコンセプトを体感してもらいたい!というアイディアから生まれ、実現した企画です。
2023年末から、写真の選定や解説文の作成など、オンラインでやり取りをしながら、私たちの想いと学生さんたちの想いを編み込んでいきました。
3日間と短い期間でしたが、たくさんの方が訪れ、Kontiメンバーと交流する場面をあったとのことです。
Kontiの皆さん、ありがとうございました!

海辺の写真展in神戸
会場の様子(写真提供:Konti)
Kontiの皆さま(写真提供:Konti)

Kontiの皆さんからのコメント

①写真展では来てくれた方に写真の背景などを拙い説明ではありましたが、伝えることができたと思います。逆に東日本大震災や阪神淡路大震災を経験された方に話を伺う機会があり、自分の学びになる貴重な経験となりました。

②写真の説明をすることにばかり重きを置いていましたが、いざ写真展が始まってみれば展示を見にきてくださる方の経験や考えについて話を聴くことが多く、自分自身の学びに繋がりました。海辺の図書館に興味を示してくださる方に出会うたびに、神戸で写真展をして良かったと感じました。またこの写真展を機に、海辺の図書館の方ともこれまで深くお話できてなかった荒浜の過去についてたくさんお伺いできて良かったです。

来場者の声、感想

①荒浜では地域の繋がりが減災や復興のポイントだったけど、自分(例えば大学生)が今地域と繋がってって言われても難しいため、それ以外の方法で今後の防災のためにどんなことが考えられるのか、と鋭い意見をもらったことがありました。
あとは、今度仙台行く時に海辺の図書館も寄ってみようかなと言ってくださる方が2人ほどいてそれが嬉しかったです。

② 津波で倒れてしまった愛林碑を元に戻された話に興味持った方がいらっしゃいました。あと海辺の写真展の展示に対して、こういう展示がが防災を考える機会になっていいよねと話してくださった方もいました。

③ 結構荒浜のこと知ってる人が多かったのですが、震災後の荒浜は知ってても現在の荒浜は知らないって人が多かったと感じました。

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