_seasidestep

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構築した価値はいつかきっと死ぬ。彼女と違って私は泣きながら青春を渇望した。彼女との関係を説明するとすれば虚無、しかし彼女にとっての青春は誇張なんかじゃなくまったくのディストピアであった。 神戸の夜駆け抜ける高速道路から見えるラブホテルのネオンサインはオレンジに光る。彼女によるとそのホテルは「奇麗で結構豪華なんだよ。」らしい。たしかに彼女は体を売るにあたってラグジュアリーなラブホテルを使わせるぐらいには価値のある女の子であったしあくまでもラブホテルに呼ばれている時点でその程度

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