日本語と英語の表現で違うこと♪
日本語と英語で表現が違うことの一つに、人の呼び方があります。
大きな違いの1つは、相手のことを指すのに英語ではだいたい “you” を使えばいいですが、日本語にはそれに対応するような単語がないこと。日本語で「あなた」と言うことは実際ほぼありません。使うとすると、叶姉妹みたいなマダムが、
「あなた、それ取ってくださる?」
みたいな感じで、上から言う感じになってしまうことが多い笑
なので、何を使うかというと、日本語だと人の呼び方は「名前」で、鈴木さんとか田中さんとか言うことが多い。その他に「役割」で呼ぶこともあります。たとえば「先生」とか「部長」とか「園長」とか「キャプテン」とか。それが日本語の特徴。
「先生、ここがわかりません」
みたいな感じですね。でも、英語だと、そういう「役割」で呼ぶことはあまりありません。教授や博士に対して、”Professor Smith”(スミス教授)とか、”Doctor Austin”(オースティン博士)と言う風に、名前とくっつけて呼ぶことはありますが、名前なしで、たとえば、日本語と同じように “Teacher” (先生)みたいに呼びかけることはないです。
これは日本の上下関係を重視する文化とか、個人よりも相手との関係性にフォーカスがいくことの表れの1つかもしれません。
もう一つは、相手に呼びかける時に、最初に言うのか、最後に言うのか、という違いもあります。日本語だと、呼びかけを最後に言うって、ほとんどないと思うんです。たとえば、
「ここがわかりません、先生」
と言うのは、あり得るかもしれないけれど、「先生、ここがわかりません」よりは頻度はとても少ない。一方、英語では、
“Cheer up, Rachel”
(元気出して、レイチェル)
みたいに、最後に呼びかけを入れることが結構あります。むしろ、この例では “Rachel, cheer up” のほうが不自然。
という風に、人の呼び方というシンプルなことでも英語と日本語の表現では違うのでした。気をつけてみてくださいね♪
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