SIGMAのレンズにプロテクターをつけた話
レンズにはフィルター(プロテクター)をつけている。
どのレンズもフードを常用しているので不意にレンズの前玉を触ってしまうということはない。それでもカメラバッグを使わず常に肩から提げているスタイルなので前玉にチリやホコリが付着することは防ぎたい。
Leica純正のフィルターは(機能の割に)高額で財布に優しくないけれど、オールドレンズは傷つきやすいので精神衛生上の保険のようなものと考えている。
SIGMAのIシリーズのレンズを3本ほど持っていて、これらのレンズにはフィルターをつけていなかった。
Iシリーズのレンズはデザインが秀逸でfpと組み合わせた時の統一感はプロダクトとしての評価も高い。そこによくある光学メーカーの横文字ゴテゴテのフィルター(機能とコスパは高い)をつけることに躊躇している内に時間が経ってしまった。
今般、フィルター装着一択のレンズを購入することになったので、合わせてIシリーズ用のフィルターも手に入れてみた。
もちろんSIGMA純正を選んだ。
まず外箱が良い。
他のプロダクトラインともフォントが統一されていて、無駄のないシンプルな表記。ここに「脅威の低反射率」とか「超解像度」とかメーカーロゴなんかが大きく配置されていたら急に安っぽさが出てしまう。製品の性能には何ら影響はないけれど、写真とは多分にモチベーションが影響する趣味なのでこういう細かいところが大切だったりする。
このシンプルさが良い。
フードで隠れて見えなくなるんだけど。
僕が持っている24mm、45mm、90mmの3本のレンズはいずれも55mm径なので、これ1枚を使い回すことができる。
このプロテクターが写りに影響がないことは公式が高らかに宣言しているので常用フィルターとして運用する予定。レンズ交換の際の手間が増えたけれど、これも儀式の一つとして楽しもう。
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