伊太刀

なかなか体験できない事を体験できる人生なので、文章にして浄化していきたい。 奇人変人が…

伊太刀

なかなか体験できない事を体験できる人生なので、文章にして浄化していきたい。 奇人変人が集まってくるのでシンプルに笑いながら振り返る。 宗教、信仰、政治、陰謀論に興味ないです。私の常識は、違う誰かの非常識その逆もあるよね。みんな違ってみんな良い。

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我が一族全員非常識

はじめまして、伊太刀と申します。 文章が好きで、二次作にこっそり手を出すくらいに文字を書くのが好き。 でも発表をしてきた事はない。 自分の書いた文章が「送信」に触れるだけで、恐ろしい速さで世界を駆け巡る こわくない? 顔も知らない人と繋がって「いいね」や「♡」の応酬をするほど、メンタルは強くない だから、誰も知らないところでこっそり書いてほくそ笑むくらいが丁度いい だったのだが… 最近、こんな事あるかい?って事が続いてて どこかの誰かに聞いてほしくなりました

    • 危機管理能力と反面教師

      生きてるうちで「コイツには近づかないでおけ!」と本能が叫びたがってる!って時があると思う。(あるか?) 心がザワザワする、もしくは警告音のように鼓動が高鳴る時がある。 恋ではない。 それは断じて恋なんかじゃない。 1000%ラブとかそういうアレじゃない。 人間の本能が「そいつはアカン」と言っているのだ。 ある人に言われた 「本当に必要な人に会ったらザワザワしないし、ソワソワしない。感覚で嫌な気持ちにならない」 と… 確かにそうだ。 私にも数人、心当たりがある

      • 歪な呪い

        うちの家庭は遡れば祖父母の代から家族の形が歪だった。 一般社会の常識的な部分が最初から存在せず、すっぽりと抜けているのだ。 例えば、結婚し、家庭を持ち、子どもを成して育てる、そこには仕事をするという社会的活動も加わると思うのだが、不思議なことにこの家の誰かは必ず無職か金銭トラブルを抱えてくる。 元父親の家族は祖父が 元父と母、兄と私、弟の時は父が そして今では弟が、まるでその枠を埋めるかのように同じことをする。 恐ろしいのは弟と父が全く同じ道を辿り、兄と甥っ子がそ

        • 咳をしてもひとり

          人生は選択の連続だ。 どっかの誰かがそんな事を言っていた。 確かに選択を迫られる場面は人生の節々で必ずある。 どうも私は選択を間違える事が多い。 学びがないとも言える。 家族との縁も上手く切れず、心のどこかで「まだ話し合いの余地があるんじゃないか」「分かり合えない事もあるけど、私が譲歩する事で進展できるんじゃないか」そんな甘い考え方が頭をよぎる。 でも、それで今まで物事がいい方向に向かった事はない。結果的にモンスターを製造してしまうだけだ。 そこも含めて分かって

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        我が一族全員非常識

          あなたがいてもいなくても

          社会人になって仕事を始めると、様々な人たちに出会う。 私を成長させてくれる環境もあれば、舐め腐った社会人もいる。 みんなただの人間だから、クソみたいな奴もいれば、引くくらい優しい人もいる。 会社という組織にいると、当たり前だけど役職が出てくる。 今まで色んな管理職を見てきたけれど、悲しいことにランクが上がると人としてのレベルが下がる人がいる。 全員ではない、現に私を育ててくれた先輩はとても尊敬できる人で、社会に出て右も左と分からない私を優しく厳しく導いてくれた。

          あなたがいてもいなくても

          100万のローンを組まされた話

          兄は自分の価値を高めるために私を利用することが多々あった。 自分の劣等感をカバーするには自分より下の人間を作ることが1番簡単で満足できる方法だからだ。 ある時、兄に「俺の友だちがエステの練習相手を探してんだけど、お前行ってこいよ」と命令された。 エステなんて1ミリも興味なかったが、命令されたのだから拒否権なんてない。 断れば「俺の顔に泥を塗った」と憤慨して怒鳴られるか、殴られる事を分かっていたから、いつものように「いいよ」と答えた。 兄は満足そうに女友だちに「OK」

          100万のローンを組まされた話

          それ聞く意味ある?

          立場上、面接に参加することが多くなった。 人と話すことは得意ではない、もっと言えば人に質問するのが苦手なので、できれば参加したくない。 自分の意見ひとつでその人の人生が変わると思うと怖くて仕方ない。 でも仕事だ、そんな事言っていられない。 面接対応に参加するようになって様々なことに気付けるようになったのは自分のスキルを上げるうえで大変勉強になっている。 それと同時に疑問も湧く。 それは面接を受ける人に向けて質問を投げかける時だ。 「精神科の既往歴はありますか?」

          それ聞く意味ある?

          上司もモンスターになった。

          仕事が始まった。 やっと手に入れた年末年始の連休も怠惰に過ごした為にあっという間に消えて無くなった。 働いてる時は1日が責苦を受けているが如く長いのに、始まると朝から憂鬱で仕方がない。 今年は本気70%くらいで働きたい。 生き急いでるの?と聞かれるがそういうわけじゃないし、身を削って生きているわけじゃない。 でも、人からそう見えるということは、もしかしたら生き急いでるのかもしれない。 もっと無責任に、適当に仕事をしていきたい。 無責任に仕事といえば、私の元上司は

          上司もモンスターになった。

          悪口

          もともと興味の対象は薄く、固執したり徒党を組むのが苦手。 あの人が誰かの悪口を言っている、あの人とあの人は実は仲が悪い。 悪口言わない人は偽善者、悪口を言わない人は冷たい人。 そんな風に同調する事こそが美しいとされる世界はとても生きづらい。 私は私に直接関わりのない醜聞は見ないようにしている。 人間の会話は複雑で例えば「あの人はやる気がない」「仕事の仕方はどうかと思う」に対して曖昧にでも「そうなんですか」などと言えばそれは同調した事になる。 そして一度同調とみなさ

          いつも

          いつもそうだ。 怒りの感情が頭いっぱいに溢れてしまい、一度気になると感情、思考の全てをソレに支配されてしまう。 他に楽しいことや嬉しい事を、思い出そうとしても気持ちの治りがつかず、もうダメになる。 その態度が外に出て他者から敬遠されてしまうのも理解してするのに、小さな子どもが我を通したくて不機嫌になり、大人の注意を引くような何とも幼い態度になってしまう。 つまりは、心の成長がないのだ、 これ以外の気の引き方をしらないのだ。 誰とでも仲良くなれる、は子どもの頃には美

          失踪するな好きにしろ

          うちの家系は失踪するのが好き。 元父親も家に金を入れたり養育費を支払わないくせに愛人宅や中国に消えるし、兄も突然海外に消える、弟は何度も書いたが置き手紙ならぬ「最後のメール」を各所に送ってから失踪する。 丁寧なんだか、雑なんだか。 失踪して周りが慌てふためき右へ左へ大騒ぎしているところに、ひょっこり帰ってきた時「生きてて良かったー!」と安堵してもらえる事に喜びを見出しているなら直ぐにやめた方がいい。 そんな愛情を試すような行為は誰からも信用されなくなる。 現に失踪を

          失踪するな好きにしろ

          会話が成り立たない家族の話

          この数ヶ月で急激に家族の問題点が浮上してきた。 浮上してきた、というよりは、目を背けて見ないふりしていた事と向き合わなきゃいけない事が多くなっただけだ。 今までは元父の方がヤバいと思っていたけれど、母も相当痛い人だなと気付く事が増えた。 2人とも決定的に足りないもの、できないことがある。 それは「人の話をちゃんと聞けない」「自分の話ばかりする」と言うことだ。 悩みや困りごとを相談しても「自分はもっと辛い目にあった」「大変な思いをした」と話が始まり、全く私の話を聞こうと

          会話が成り立たない家族の話

          信じる信じないは個人の自由

          突然だが、私は宗教が嫌いだ。 宗教というよりも、カルトが嫌いだ 信仰の自由を謳い、信仰の自由を認めろと叫ぶくせに、自分たちは信仰しない側に自分たちの信仰を押し付けてくる。 有名な新興宗教がよく駅前にいるのだが、歩いてる私の前に立ちはだかってチラシを渡そうとしてきたり、突然、横から行く手を阻むようにして手を差し出して新聞を渡してこようとしたり、挙句、年端も行かない小さな子どもを使ってチラシを渡してくる輩までいた。 その小さな子は母親らしき私人に「渡してきたよー!」と嬉しそ

          信じる信じないは個人の自由

          今日も生きちゃった

          母は兄と弟をよく褒める。 兄に対しては「あの子は頭がいいから」と自分を投影させ、弟に対しては「あんないい子にどうやったら育つのかとよく聞かれる」と自分の育児の正しさを称賛されることで溺愛していた。 その中に絶対的な入らない人間、それは私だ。 兄や弟のようにスポーツも勉強もできず、常に落ちこぼれていて、一体誰に似たのか注意欠陥多動性多弁でとにかく大人たちからは「手のかかる」「空気の読めない」「バカな子ども」として扱われてきた。 その姿は教師たちにも不真面目で気に入らない

          今日も生きちゃった

          ダメ人間ホイホイ

          私の周りには割と人としてどうなの?って人が集まる。 どうやらメンヘラホイホイとダメンズホイホイの気があるらしい。 らしい、とは私自身が全く自覚していないこと。 「どうも〜!人をダメにするソファーもとい、人をダメにする女です!」を挨拶の枕詞にしたいくらい、ホイホイ引き寄せる。 私自身がお金に対して異常なほど執着があるので、今のところ金銭トラブルはないが(それはそれで人としてどうかと思う) とにかく人をモンスターに変えるのが上手いらしい。 これは、大変遺憾の意ではあり

          ダメ人間ホイホイ

          逃亡者

          「海に行きたい」 真夜中に電話をしてきた友人はそう言った。 連日の激務。日付が変わる前に自宅に帰れればマシなほう。業務時間外は全てサビ残。生きる為のエナドリと10秒チャージを済ませて、シャワーを浴びたらその日はそれで終了だ。 ベットに入って、うとうとと微睡んでいた時、枕元のスマホが振動音で着信を告げる。 半分寝ぼけたまま通話ボタンをタップし「もしもし」と少し掠れた声で応答して、聞こえてきた第一声が「海に行きたい」その台詞だったのだ。 車で迎えに行くと「ごめん」と一言