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犬を飼うならシェルティーかポメラニアン(1/25)

「俳優は洗練と闘わなければならない。しばらくこの仕事をしていれば誰もが洗練されてしまう。俳優は知識と闘わなければならない。というのも、一度何かを知ってしまうと、開放的で創造的になるのが難しいからだ。」というカサヴェテス監督の言葉について考えていた。(出典元:ジョン・カサヴェテスは語る)
これは何も俳優だけではない。音楽家にも言えることだと思う。

何かを習得するということは別のレースのスタート地点に立つということ。ひとつのレースでゴールのテープを切ってもそれで人生は終わらない。次のレースが待ち構えている。
私たちは一生これを繰り返すのだと思う。その果てしなさに自分はあと何年生き続けなければならないのかと恐ろしくなったと思ったら、あっという間に四十になってしまって時間が圧倒的に足りないあゝ死にたくないと恐ろしくなったりする。

あらゆる意味で同じ場所に安住することのできない性格なのに、年を重ねる毎に恐怖心が増殖を続けている。この矛盾は解消しないが克服してゆくしかないので、現実的な一歩について考える。広く捉えすぎたら身動きが取れない。夢は広く、でも目標は具体的に。

他にも今日私が考えていたことをいくつか記録しておく。何にもならない思考集。

- 犬を飼うならシェルティーかポメラニアンがいい
- フレンチブルドッグみたいな足が短くて顔がくしゃっとなってる犬とか、毛が全然ない裸みたいなガリガリの犬はなんか住む世界が違いすぎる感じがして苦手なのだが、あまりにも徹底した好き嫌いに因果を探る
- 好きな犬の種類が全然違う人って同じ犬好きでもあまり仲良くなれないイメージあってそれって偏見なのか案外脳科学的心理的根拠があるのか気になる
- 仮に根拠があったとして、でもそういうことを易々と口にするのが私の品性に欠けるところっていうか、言わない美学を学んでみてはどうかね?

- (ぶりが半額だったので大根も買ったのだが)レジの人はきっと「この人絶対今夜ぶり大根作るやん」って思うだろうな
- お刺身が半額になっていると想定していた献立をぶち壊してでもお刺身買いたくなるのってやっぱ貧乏性なんかな
- スーパーのレジ係って、どういう人がどんな組み合わせで何を購入するのかとか材料から献立予想したりとか、仕事中に全然飽きがこなさそうで魅力的な仕事よな

- シャーメゾンの文字を見ると、ライターの三宅正一さんを思い出すし、三宅さんのこと思い出したら(BaseBallBearの)こいちゃんとか(元ガレージの)まゆみさんとか思い出して、まゆみさん元気かな、元気だといいな、そういう話まちゃとしたなとか今度はまちゃのこと思い出して、ニューロンとかシナプスが飛蚊症みたいに視覚的に見えたらどういう感じかシミュレーションしてみようと試みたりして、皆んなそういうこととか考えて電車乗ってるんかな、じゃあ電車は思考で溢れてるって事になるけど、乗車率120%の通勤ラッシュみたいな感じで思考率は何%くらいになのだろう

- すっかり忘れていたメーテル帽をかぶってスーパーに行ったら同じような帽子をお召しになられたおじさんと野菜コーナーで鉢合わせて、多分互いに同じこと思ったと思う、おじさんそういう表情してた

- 家の玄関先に、故意の悪戯なのかどこかから偶然飛ばされてしまったのかが絶妙すぎるゴミが散乱していた。使ってくしゃくしゃになったティッシュいくつか、惣菜の梱包に使われてたラップ、冷凍食品の袋。
- それが故意だった場合の、相手の主張について可能性を考えてみる。20時までと決めているけれども最近弾き語りの練習してるのをうるさいと思われたか、それはいいけど内容的にそれいけカープを歌いすぎてるからもしかしたら相手は巨人ファンとかヤクルトファンなのかも、仮にそうだとするとゴミをわざと散乱させるほどの苛立ちってどういう気持ちで野球を観てるんだろう、この考え方ってネガティブな人のそれなのかな、でも私ってネガティブってわけでもないはずなのだが、これもまた極端な矛盾か
- 風で飛ばされたとした場合はどうだろう、工事現場の人たちのお昼ご飯がティッシュとラップ、冷凍食品の袋だけ別から飛んできて、実はこれはひとりだけによるものではなかったら?

- 昨日は足の指先が冷えて何度か目が覚めてしまったから、今日は靴下履いて寝ようかな

犬種わからないけど、愛想もよく毛並みも美しかった
いつも値下がりしているものばかり購入してすみません…
お気に入りのメーテル帽(少し高さ足りませんが!)

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