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文明を作るゲームで文明を作らないという選択肢


#KENMAYA です。

昨日YouTubeをパトロール中()に、あまりにも奇想天外で、あまりにも破天荒なプレイ動画を見つけたので、共有したいと思います。

Civlizationシリーズでは、
プレイヤーは都市を築き、研究や文化を発展させ、
最終的に他の文明を武力で叩き潰すか、どの文明よりも早く宇宙へ飛び出すか、あるいは、類稀なる外交力や文化力によって世界のリーダーとして選出されることによって勝利を獲得するゲームです。

Civilizationシリーズを知らない人のために、
この動画の内容を簡潔にまとめますと、


都市を1つも作らず、武力も持たず、外交力で勝利する。

というチャレンジ内容になっています。
難易度は超高難易度なので、AI(他の文明)は非常に好戦的であり、
プレイヤーに対しても頻繁に恐喝外交を仕掛けてきます。

しかし、プレイヤーはそもそも都市を持っていないため、
領土を攻められるという概念も、領土を守るという概念もありません。
AIは偵察のために、プレイヤーの都市や戦力を探ろうとする動きを逆手にとり、ありもしない国境開放でお金稼ぎをします。

実際プレイ中は、ただ、周辺諸国と仲良くして、報酬として得られる戦略物資などを他国のAIに売り、そのお金をまた他の国に渡し、好感度を買う。
その繰り返しです。

国家という概念がないため、自ら研究や文化を発展させることはほぼ不可能ですが、最終的に、寄付と貿易のみで世界のリーダーとしてゲームに勝利しました。

これまでのCivilizationシリーズでもOCC(One City Challenge)と呼ばれる、
本来領土を拡張していくゲームで、あえてひとつの都市だけで勝利する。といった遊び方も多くされてきましたが、
「文明を持たずに勝利する」というのは恐らく今までになかった、
(というより、システム上できなかった。)はずです。


しかし、この動画から感じたのはそれがAIを逆手に取った、
「頭の良いプレイ動画」というだけではありません。

現実世界に目を向けてみると、領土を巡る争いは今も現実で起きていて、
常に国境が緊張状態にある国は世界中にあります。
ある意味で、軍事力の誇示や国境紛争は世界に何のメリットももたらさないことの裏返しであり、我々が必死になっていることはゲームのAIがやっていることにも等しいのかもしれません。

自国優先主義、自国第一主義が世界に蔓延する中、
我々が突き進む道は果たして「ゲームのAIレベル」の世界なのか。
それとも寄付と援助のみによって構築された未知の文明世界なのか。

ひとつの動画で色々と考えさせられました。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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