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私の人生の教科書【ARIA】

 みなさんには、自分の軸になった生き方、考え方、バイブルとなる出来事がありますでしょうか。

 感動したり、激しく共感することによって、自分の中にすんなりと落とし込こみ、生きていく中で自然と行動できてしまうような、My教科書。

 今回は勝手ながら、私自身がそんな教科書となった作品『ARIA』について紹介します。

 作品の設定は地球の水没等により、火星(に作ったネオ・ヴェネツィア)へ移住した先で水先案内人(ウンディーネ)として働く少女たちの物語。
 地名の通り、イタリアのヴェネツィアが舞台モデルとなっており、海や水路が多くあります。ウンディーネとはゴンドラを漕ぎつつ街の観光をする職業です。
 主人公の灯里(あかり)は見習いウンディーネとして、藍華(あいか)とアリスの3人で一人前のウンディーネ(プリマ)を目指すため、毎日練習を頑張っています。

 1番好きな作品で語り尽くせないけれど、今回は好きなポイント3つにまとめてみました…!

 この作品の好きなポイント1つめは、日常系超絶ヒーリング作品なこと。登場キャラに苦手なキャラが一切出てこず、先輩後輩年齢関係なくお互いを尊重し合っている、そんな世界。
 基本的にはほのぼのとした微笑ましいシーンが多いけれど、時には愛ゆえの叱責であったり、元気がない時には価値観を押し付けるのではなくこんな考え方もあるよね、と優しく寄り添ってくれる。
 まるでお坊さんの説法を聞いているような名言が急に出てくるため、油断してると聞き逃してしまいます。笑

 2つめは、日常の中から素敵なものを見つけていく価値観。
 人生当たり前のように過ごしていたり、なんとなく呼吸して気づいたら1日が終わることがあると思います。しかし、この作品(特に灯里)は何気ない出来事から素敵な要素を拾い上げまくってくる、そんな主人公。

 アニメの世界だからできるんでしょ…ではなく、自分が生きているこの世界でも同じ考え方はできると思うし、できた方が絶対楽しくなるやん!!と気づいてからは、日常のちょっとした事でも素敵に捉えてみたり、違った視点で見たらポジティブになれるような思考にお陰様でなりました。笑

 最後は、聖地巡礼ができること。アニメには作品の舞台が実在するケースがありますが、この作品はイタリアのヴェネツィア。
 設定では、水没した地球から移動させたものとなっており、同じ建物・景色を現地に行けば見ることができることも魅力的です。

 大学の卒業タイミングでどうしても行きたくなり、初1人海外・規格外聖地巡礼ができたいい思い出がARIAのおかげでできました。
 今書いてて気づきましたが、旅行に行く時は何かと聖地巡礼を兼ねようとする癖がついている気がします…、ARIAを巡るイタリア旅行が火付け役になったのは間違いないでしょう。笑

 まだまだ話足りませんが、私のパッションをぜひみなさんの目や耳で作品を見て感じ取ってくれると嬉しいです!

 話数が合計50話くらいあるので、抵抗がある人はいるかもしれません。
 しかし一気見するような作品ではないので是非1日1話、ゆっくりマイペースに見てくれると嬉しいなあと思います。

 もし、私に興味があれば、価値観の8割はこの作品でできているので、取扱説明書だと思って見る楽しさもあるかもしれません。笑


 ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎
 今回のように、これからもアニメをエッセイ風に書いて紹介していきたいなと思いますので、暖かく見守っていただきつつ、興味を持ったらぜひアニメを見てくださいね。

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