見出し画像

警察官から介護士へ転職して良かったこと4つ【無理くりだけどw】

皆さんこんにちは!
警察官を退職後、公務員試験浪人を経て介護士になった私が、警察官から介護士へ転職して良かったことをお話しします。

1,転職がしやすい

画像1

もうね、一番のメリットはこれですww よほどのことが無い限り、就職きますwww ほんっとに簡単に就職先が決定しますwww
日本ていう国は、新卒一括採用で長くやってきて、最近は転職に関しても寛容にはなりつつあると思いますが、それでもやはり新卒というカードは強くて、転職者に対してはレッテルを貼りがちだと思います。特に警察官に関してはねww
で、20代のうちに複数回転職していたり、30半ばすぎて特に目立つ資格無しだったり、40、50代で未経験の業界に転職とか、、、厳しいとは思うんですよ、一般的にね。
年齢があがるにつれて、未経験の業界に行くのは、就職活動が難航する傾向にあると思います。
しかし!!
介護業界は別なんですww
本当にww
書類審査で落ちることなんて、よっぽどないと思いますし、面接でもよっぽどヤバイ奴だと思われない限り、採用してもらえます。
なんでかって?
人手不足の業界で、なおかつ特に資格とか無しに仕事ができるからですよwww 介護福祉士という資格がなくても、介護士として働くことができますので。
『介護士』と『介護福祉士』の違いは、資格を持っているか持っていないかの違いです。資格を持っていない人が介護福祉士を名乗ることは出来ませんが、介護の仕事はできます。介護の仕事をしている人のことを介護士と呼んでいるだけのことです。
人手不足といえば、保育士!!保育士という仕事は資格が無いと仕事が出来ません。しかし、保育士はちゃんと学校通って資格取っているにもかかわらず、給料が安い、時間外業務が多い、ってことで離職する人が多いですよね。ちゃんと資格持ってるのに。資格がない人は保育士として働けません。無認可託児所はどうなってるか知りませんが・・・。
介護士にも、介護福祉士という国家資格があります。この介護福祉士という資格を持っていないと採用してくれないとこもあります。介護福祉士を持っていれば、毎月の給与に資格手当ということで、数万円アップしてくれるとこもあります。
しかし!!
現に人手不足の介護業界は、とにかく人、人、人が必要なんです!!無資格者でもいいからね。
介護士を確保できないから事業所が閉鎖してしまうという話も珍しくありません。
特別養護老人ホームに入居するために、高齢者が順番待ちというニュースをたまに聞くと思います。よっぽど、特別養護老人ホームの数が足りていないのかと考えますよね?特別養護老人ホームの数が足りていない地域もあるかと思いますが、介護士の人数を確保できず、運営ができない。その結果、高齢者を受け入れることができないということにつながります。
そのため、運営側としては、とにかく介護士をやってくれる人だったら、誰でもいいから採用したいというのがホンネです。
現に、私が働いていた特養では、応募してきた人全員採用していました。ほんとに。人事に聞いたので間違いないです。
介護業界は、よほどのことが無い限り、無資格、未経験、転職複数回、高年齢でも採用してくれますw
ただし、応募の段階で条件欄に「要介護福祉士」といった、資格を持っているのが応募の条件にしているところもありますので、そういったところは採用が厳しいかなぁと思います。
ただ、そういった事業所の中でも、「介護福祉士を持っているのが望ましいけど、人手不足だからちゃんとした人だったら採用したい」というところがあってもおかしくないかなぁと思います。実際、私が勤務していた特養は採用条件の学歴で高卒以上をあげていましたが、中卒の人も職員にいました。もちろん、断られるときは断られると思いますけどw
ですので、求人の募集要項欄に「要介護福祉士」と記載があっても、その場で諦めてしまうのではなくて、とりあえず採用担当者に連絡してみるというのもアリかなぁと思います。ダメだったらダメで次の求人探せばいいだけですからね。
で、こういった「要介護福祉士」を掲げている事業所は給与が良いところが多いです。ですので、給与が良いところに務めたいとお考えの方はこういったチャンスを見逃さず、ダメ元で、資格は無いけど、応募してみるぐらいの熱意は必要だと思います。良い給料欲しいんだったらね。


2,今後も需要がある業界

画像2

私の話ではありますが、私が警察官からの転職にあたって、気にしていたものの一つに、自分がこれから働こうとする業界が、今後伸びていくのか、それとも衰退していくのか、というものがありました。
まぁ、当たり前ですよねw
もちろん給与面がいい仕事、業界は魅力的ですが、今後の衰退が間違いない業界に飛び込むのはやめたほうが良いですからねww
私が働いていた介護業界は、今後成長が見込まれる業界です。今後日本の人口における高齢者の割合は増えていくからです。まぁ、皆さんすでにご存知ですよね。。。
今後高齢者が日本の総人口に示す割合はますます高くなっていきますし、テレビや新聞、ネットニュースなどでも日常的に超高齢社会について取り扱っています。
今後ますます高齢者介護の需要は増えていくということから、介護業界が成長産業であるということに間違いはありません。
まぁ、そんなことは世間一般の常識がある人なら誰でも知ってますよねww
給与面、労働環境等の細かいことはさておき、成長する業界かどうかという視点で見ると、今以上に需要が増えていく業界であるのは間違いないと思います。
世の仕事というものの中には、これから消えていくであろうという仕事もあります。そういった本も出版されていますし、ビジネス雑誌では特集が組まれることもあります。
アルバイトや新卒ならいざしらず、転職という立場で、これから衰退していく業界に飛び込むのはいかがなものかなぁと、私個人的に思います。
まぁ、よっぽど自分がやりたい仕事であったり、衰退していく業界で成功を収める自信がおありならば、それもいいかと思いますが、特段の事情が無いならば、自らリスクに突っ込む必要はないと思います。あくまでも、個人の見解ですけどもね。


3,再就職もしやすい

画像3

警察官からの転職を希望する方がぶつかる壁のひとつ、いや、ぶつかる壁の一番大きいものとして、どういった仕事をすればいいのかわからない。次の仕事が見つからない。といったものがあると思います。何か次の仕事につながる資格、経験、人脈をお持ちの方は話は別ですが、そういったものが無い方にとっては警察官からの転職は難しいのではないかと思います。畑といいますか、業界があるわけではないですからね。警察官は辞めてしまうと、完全に外の世界に出されてしまうわけですからね。それは現職警察官の多くがわかっていることだとは思います。
しかし介護士業界は違います。介護士の仕事を辞めたとしても、また介護士の仕事はすぐに見つかります。介護士の仕事はそこらじゅうに転がっているので、よっぽど前の介護士の職場でやらかさない限り、すぐに職場は見つかりますw 介護士が慢性的な人手不足というのはさんざんニュースで取り上げられていますので、一度介護士を辞めたとしても、再就職がしやすいというのは想像つくかなと思います。しかも、介護福祉士という国家資格を取得しておけば再就職の難易度はぐっと下がります。
介護業界の常識(?)として3年働いたら介護福祉士という国家資格は取得して当たり前という風潮があります。大抵の職場は介護福祉士を取得すると資格手当がついて給料が上がりますからね。そりゃ取得して当然w 介護福祉士は試験の難易度も高くなくて簡単に取れます。
当ブログにお越し頂いている方の中には、現職警察官の方もみえると思います。そして中には結婚を機に警察官を退職しようとされている女性もみえるかもしれません。もちろん結婚しても警察官は続けたいとお思いの方は警察官をお続け頂ければと思いますが、結婚後は別のお仕事をしようかなとお考えの女性にとっては介護士という仕事は選択肢の一つとして考える価値は充分にあるかなと思います。

例としてはこんな感じです。
結婚を機に警察官を退職し、転職をお考えのAさん(女性、30歳)。
Aさんは高校卒業後に警察官を拝命し、10年以上警察官として勤務されてきました。キャリアとしては立派なものではありますが、次の仕事探しに役立つ資格を持っているというわけではありません。そこで未経験者でも大歓迎という介護士の仕事を選びました。3年間勤務し、介護福祉士の資格も取得しました。その後に妊娠がわかり、身体の負担を考えて退職をすることになりました。そして数年後、妊娠、出産、育児という過程を経て、再び仕事探しをすることになりました。その時に役に立つのが、介護福祉士という資格です。また、介護士は慢性的な人手不足であり、今後は超高齢社会もますます加速していくので仕事探しには困りません。ここで、警察官を退職してから、次の再就職のことを考えて仕事を選んでいなかったら、もし仮に再び仕事を辞めたとしたら、また完全にゼロからのスタートになってしまいます。介護士という仕事は、求人がたくさんあるので再就職もしやすいです。
今回は結婚を機に退職を考えている女性を事例として引き合いに出しましたが、どういった場合であっても、介護士を退職してからの、再び介護業界への就職は大歓迎されること間違いなしですw 未経験でさえ大歓迎の業界なわけですからねw そりゃ介護福祉士という資格を持っていたらなおさら大歓迎というわけです。


4,仕事上の出費がかなり少ない

画像4

仕事はお金を稼ぐためのものですが、仕事をする上での自腹での出費というものはたいていの仕事であると思います。金額が高額なものから数百円という少額なものまでさまざま。
仕事をする上での、避けられない出費について、介護士だった場合はどうなるのか、順に見ていこうと思います。

1,携帯電話の通話代
これは大抵の人が自腹で払っているのではないでしょうか。営業職の中には通話手当としていくらかは支給されるところもあるかもしれませんが、自己負担をしている方は多いと思います。100%通話代が支給される会社はごく一部であったり、もしくは仕事用の携帯電話が渡されるかもしれません。
では介護士はどうでしょうか?
デイサービスやショートステイなどの事業所の車で高齢者をご自宅まで迎えに行く業態の事業所の場合は外に出る仕事ですので、事業所との連絡の取り合いの関係でどうしても通話をする必要がありますが、特養などの施設内で勤務する介護士は仕事で自分の携帯電話を使うことはありません。施設内の連絡は固定電話や携帯電話、無線機、PHSを使います。そのため、通話代がかさむことはありません。

2,服飾品代
スーツを着る営業マンや事務職員はスーツやシャツ、革靴、カバン等は仕事をする上で、どうしても必須になってきます。当たり前ですけどねw
しかし、介護士は違います。
介護士は基本的に仕事着は自分で用意して、エプロンは事業所の備品を使うところが多いようです。施設によってはユニフォームがあるところもあるかもしれませんが、ユニフォーム代金を従業員に負担させるような事業所はないでしょう。もしあったとしてもスーツを用意する金額に比べたらはるかに安いはずです。
介護士という仕事は基本的に、高齢者の糞尿や、消毒薬品が服に着くおそれがある仕事です。ですので介護士は職場におニューの服を持ってくるということはあまりないんですw そりゃそうですよねw せっかく買ったばかりの服が便まみれになったら嫌ですもんねw ちょっと前まで着てたけど飽きちゃって着なくなったり、流行遅れになって着れなくなってしまったり、、、といった服が介護現場でのユニフォーム(?)になるというわけです(笑
そういった理由で、介護士は服飾品代として仕事上必要になることは、よほど無いんです。

3,職場での飲み会が少ない
職場での飲み会は近年減少傾向にあると思いますが、それでも飲み会をやっているとことはやっていると思います。嫌ですよねw なんで仲が良くもない人と飲みに行かなければいかんのかとw
介護士が働くところの多くは、24時間勤務、不規則な勤務ですので、事業所のメンバー全員が集まる機会なんてよっぽどないと思います。というか不可能ですよねw 仲がいい人同士の飲み会はあると思いますが、規模の大きい飲み会が開催される頻度は低いですw 異動期や年末年始に飲み会があるところはあるかもしれませんが、年に数回程度ですので、財布にも健康にも、そして精神衛生上にも優しいですね 笑

4,近い職場を見つけることが可能
介護事業所はいたるところにあります。よほど選ばなかったら、ホントに自宅近くに職場を選ぶことも可能です。つまりは交通費がかからない!!職場によっては交通費を支給してくれるところもあると思います。
私は職場まで片道30分のところに住んでいましたが、同僚には不思議がられました(笑) もっと近いとこに介護事業所あるでしょ?ってw でも通勤片道30分て近い方だと思いますけどね。
まぁ、こればっかりは日本全国、いろいろと交通事情が違うと思いますので、なんとも言えませんね。地域によっては片道1時間半の通勤はザラってとこもあったりするかもしれませんね。都会部では交通渋滞や何度も電車で乗り換えがあったりとか。しかし、そんな中でも介護事業所はどこにでもあるので、近場で見つけることも可能であると思います。
こんなところでしょうか。仕事をする上での出費はなるべく少なく抑えたいですよね!!そんな方にとっては介護士はぴったり!?笑


5,さいごに

画像5

いかがでしたでしょうか。
ぶっちゃけ、警察官から介護士へ転職するメリットなんかあまりないと思います。しかし!!人生、時にはどうしても仕事を辞めざるをえないというときもあると思います。そんな状況に陥っている現職警察官の、今後の道標になることができたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?