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ふにゃほわ様へ

ふにゃほわ様、フォロワー8000人おめでとうございます🎉
これもひとえにふにゃほわ様の鬼のような創作意欲の賜物だと思います。
この度はふにゃほわ様への想いをありったけぶつけていい企画とのことで、普段文章など書かないので恥ずかしいですが、ふにゃほわ様との出会いから現在の私の決意までをnoteに記させていただきます。長くなりますがよろしくお願いします。

ふにゃほわとの出会い


私とふにゃほわ様の出会いは、2019年12月1日のアイドール東京でした。
2019年7月にはじめてドール1人目をお迎えした私にとって、はじめての大きなイベントへの参加でした。ドキドキしながらTwitterやディーラーリストをじっくりと眺めて、一番に並ぶディーラーを探しました。

そこに、ふにゃほわ様のツイートを見つけました。
数多あるディーラー様の中でも群を抜く可愛さをそこに見つけてしまったのです。MDD向けのサイズなのに、キラキラ、スポーティ、カジュアル、イケイケ、そしてゆめかわポップな色合い。


私のハートにグサりと刺さり、1番に並ぶディーラーは即座にふにゃほわ様に決まりました。
しかし、そこは戦場。先行入場券を買った私は、なんともお粗末な番号を引いてしまいました。
なんと2000番台でした…諦めかけました。先行入場を済ませた戦士たちはすでに10名以上はふにゃほわ様の列に並んでいます。私は後ろのほうに着きました。
そして、イベント開始の放送が流れると、あっという間に商品がお迎えされてゆきます。
焦りました、もう私の順番では何も手に入らないのではないかと!
しかし、神は居ました。
最後に残された一着が、そこにありました。カイジュウセットアップでした。
舞い上がりそうな気持になりながら、その服と似合いそうな靴下を手に取り、お会計しました。
レジの時、はじめてすばるさんを拝見しました。作るものも可愛ければ、作っているご本人もめちゃくちゃカワイイ…💜そう思いました。
お洋服をお迎えした日に撮った写真が、下の画像です。うちの子(名前「もふら」)と一緒にガッツポーズです。

思い出のカイジュウセットアップ

こちらのセットアップ、お迎えしてから2年が経ちますがかなりヘビロテしています。
まずかわいいポイント一つ目が、お袖の長さです。
MDDに最適なかわいい長さに計算されつくされていて、腕を伸ばすとちょうど指先が見え隠れするくらいの袖丈になっています。いわゆる萌え袖ですね(*'▽')
さらに、かわいいポイント二つ目が、パーカーのフードです。
MDDの頭の大きさにちょうどいい大きさのフードになっているので、すっぽりと被ることができます。下の画像のように、chillな表情を出したいときに最高にカッコよく決まります。
そして、胸元の「カイジュウ」のオーロラプリントが、全体を引き締めるアクセントになっています。

chillなもふら様。



通販戦争、そして感激

ふにゃほわ様との出会いから少し経って、すばるさんがお洋服のデザイン画をアップなさりました。

こちらのツイートの画像は、なんだかずっと心に残っています。2枚目のデザイン画の2000年代のゴスロリパンク感溢れるデザインが本当に可愛くて、こんなドール服が実現したらかわいいだろうな、すごく楽しみだな、とずっと心の中に残っていました。
それから数か月が経ち、ついにデザイン画が実物にになります。

これは何としても手に入れないといけない、そう本能で感じました。
写真から、作りこみの細かさが伝わってきて、早速通販戦争に向けてドキドキが止まらなくなってきました。
通販当日は、ちゃんとログインできているか、登録住所は間違っていないか、などを入念にチェックし、PCの前で正座して通販開始時間が来るのを待ちました。
そして時間と同時に、

更新ボタンクリック!ポチ!
カートに入れるクリック!ポチ!
注文内容を確認!ポチ!
注文確定!!!!
ヨシ!!!!即振り込み!!!

というムーブをかまし、無事購入することができました。
注文確定後2日ほどで、すぐに商品が手元に届きました。迅速な対応ありがとうございました(*'▽')
早速梱包材を開くと、そこには可愛らしいふにゃほわのロゴが印字された半透明の袋、中にはお待ちかねのお洋服がありました。
いてもたってもいられず、早速我が子へ着せてあげました。


このお洋服から感じた素晴らしい点を、写真と共に説明させていただきたいと思います。

タータンチェックセットアップ


まず、スカートの丈感がMDDにちょうどいい長さであること。ドールを立たせたとき、「絶対領域(最近は死語になりつつありますが)」が絶妙に見えるように計算されています。
それによって、背の低いMDDでもスカートがふんわりと広がって最大限に可愛くなるようなパターンになっていると感じます。
タータンチェックのベストの下からちらりと覗くコウモリのようなブラウスの裾が実に可愛らしいです。背中側も同じようになっているので、360度どこから見てもテーマが伝わってきます。
さらに、ヘッドドレスの作りこみがほんとうに緻密です。黒いレースに細いリボンが編み込まれていて、人間用のヘッドドレスと見紛う作りこみです。
そして、ブラウスの襟元やスカートの裾に余すことなくあしらわれたゴールドの十字チャームが全体を引き締める役割を果たしていて、バランスの良さを感じます。

ふにゃほわ服はなぜかわいいのか

私は思いました、なぜふにゃほわ服はこんなに多くの人を惹きつけるのかと。
ふにゃほわ服には、等身大の女の子のリアリティ・願望が含まれていると感じました。
ありふれたドレスのようなデザインでもなければ、単なるカジュアルウェアでもない、ある意味人間味のあるデザインこそが鍵なのではないかと感じました。人間味のあるデザインを、ドールに落とし込む。それはドールに魂を吹き込むことに近い行為だと思います。
私は個人的にMDDを、人間の形をした妖精のような存在だと感じています。
妖精にリアルな女の子のお洋服をあてがうことによるアンビバレンスが、よりドールの魅力を掻き立てるのではないか、と推察します。(あくまで個人の感想です)

私の決意

ここからはほとんど自分語りになってしまいます、申し訳ございません。
私はちっぽけなサラリーマンです。普通のサラリーマンとちょっと違うことといえば、デザインの分野を生業にしていることです。
元々は実家のある東京に住んでいたのですが、就職してからの地方での生活や、仕事への不満などが溜まり、ドール趣味に没頭していくことになります。
元々ハンドメイドやモノづくりが好きで、仕事の傍らでドール用のアクセサリーなどを作ってイベントに出たり、ECサイトで販売する活動を細々とやっていました。
しかし、ふにゃほわ様、すばるさんの幅広い活躍を見て、私もこんな風になりたい、という願望が日に日に増していくようになりました。
ドール服に留まらず、ドールヘッド創作、フニャテック製品の開発、Youtubeでの動画制作、DOLKとのコラボ商品制作、さらにはDOLK公式Youtubeチャンネルでのカスタム講座など、様々な分野で活躍していくすばるさんを見て、なんて輝かしいのだろうと思いました。本当のクリエイターというのは、この人のことを言うのだと、感じました。
私は、自分を変えたいと思うようになりました。デザイナーとして、クリエイターとして、より高みを目指したいと。
まずは、ドールのお洋服が作れる人になりたいと思いました。元々ロリータファッション等青文字系の服に関心があった私は、学生の頃、ファッションデザイナーになりたいな、と思ったりすることもあったのです。
そのための勉強を、来年からはじめることに決めました。

7年間続けてきたサラリーマンを、一旦卒業します。

洋裁の勉強ができる専門学校に入り、一から勉強します。
傍らでドールのことをもっと勉強します。ディーラー活動も、できるところからはじめていきます。
今までの安定した生活とはお別れになり、不安もありますが、やはり自分の意志に素直に生きていきたいです。つらいこともあるかと思いますが、自分の中では前向きな決断だと思っています。
そんな感じで、ふにゃほわ様の活躍によって人生を変えようと決断できた人がいることを頭の片隅で知っておいていただけたら、と思います。

以下は、なんとか独学でできないものかと手縫いで縫ったお洋服たちです。
やはり、ふにゃほわ様レベルになるには、勉強しないと難しいと感じました…💦

手縫い服①
手縫い服②
手縫い服③

タータンチェックセットアップが届いた直後くらいにふにゃほわ様に送ったマシュマロに、どうやって洋裁の勉強をしたのか、という質問があったと思いますが、あれは私です^^;
回答を頂いた時から、洋裁の学校に通おうと思い始めました。

おわりに

もしも、今回の企画でプレゼントを頂けるとするならば、カスタムヘッド&ウィッグセットを希望します。ピンク髪の子第一希望、水色髪の子第二希望です。
いつか自分で満足できる服を作ることができたときに、その子たちに着せてあげたいのです。
どうか、よろしくお願いします。
以上、長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
私自身の頭の中を整理することもでき、いい機会になりました。
今後のより一層のご活躍を、心より応援しています。

2021.12.19 はさみゆ


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