自然農法 生産者交流会

8月になりました。

昨日は滋賀にて全国の自然農法の生産者さんが

70名以上集まり交流会。

北は北海道から南は鹿児島まで。

世代も高校を卒業したばかりの子から

20年以上自然農法をされてるベテランまで

まさに未来への希望

先駆者たちの集まり。

ここの集まる人は自然農法というものを

農法としてではなく、

「生き方」として取り入れている。

私にとって全員が憧れの的なので

私ビジョン👀では

周りに✨キラキラ✨を合成してました。

✨(´つヮ⊂)✨かっこいー


発表者は大規模に成功してる2人の方。

1人は北海道の方。

「農業者は食っていけて半人前

地域の役にたって一人前」

という理念の せたな町 という北海道の田舎町で

自然を愛する仲間と共に暮らす生活されている。

牛にいい環境の放牧をしてお取り寄せランキング1位のチーズを作る牧場主や、ヤギの幸せのために無肥料無農薬でヤギ用トマトを育てる羊飼いや、元プロスノーボーダーで農業で世界平和を目指す熱き男、など個性豊かな仲間たち。

人が人を呼び自然を愛する人の繋がりは

輪をかけて広がり

今年、大泉洋主演の映画にもなった。

根本は地域の幸せのため

たったそれだけ。

最近民宿をはじめたらしい。行くしかない。


もう1人は

徳島で研修生を受け入れながら

軌道にのって自然農法を営んでる農園の方。

「自然農法を慣行農法にしようと思っている

というか、そうなる」

と断言する。

自然農法(数%)を

慣行農法(80%以上)にする

という。

この方の発表を聞いた後は

そうなる気しかしなくなった。

最初に研修生を受け入れたとき、

約1週間で全員が辞めると言って辞めた。

その時この人がとった行動は

焼肉に連れていく。

そして、

何故辞めたいかを聞く。

最後だから皆言いたい放題言うそうだ。

研修生が来て辞めるたびにそれをして

できることを改善。

その繰り返し。

研修生に育ててもらったとも話していた。

そんな中

自然農法でできた作物が出来すぎて

売り先に困っていったらしい。

出来すぎて困る

そういうレベルで自然農法をしている。

軒先マルシェをすると

100人もの人が買いに来る。

徳島の軒先に100人。

私の自然農法のイメージを色々覆してもらった。


午後の分科会で、こんな質問がでた

自然農法をする人が周りに9件増えたと言ってましたが、私の周りは大変そうだねと言う人ばかりで増えることはない。どうして増えたのですか?


するとある生産者さんは答えた。

慣行農法をしてるおばあちゃんに依頼されて

除草機作業を行った(そういう地域の担当者もしているらしい)

除草機を使い、農薬を使い、肥料を使った費用と

米を売った金額が

ほとんど変わらない。

売り上げがほとんど無い。

ぶっちゃけて本音を言うと僕は

慣行農法でも有機農法でも自然農法でも

幸せであればいいと思ってる

慣行農法の人は

(苗を買い、農薬を買い)

儲からない。かわいそうだ、、。

だから自然農法が増える事は自然な事だと

僕は思っています。

という事だった。


聞いた話だけでは分からない事がたくさんある。

潜入観念も強くて邪魔することも多い。

でも実際に話を聞いたり、

実際に圃場をみると、

ああ、そういう事か、と。

実際に何かを種から育てて種をとるのが

間違いないんだけど。


自然農法的生き方。めっっちゃたのしい。

てことで、実際に現場に行きたくなって

今日は兵庫県へ

田んぼの除草に行ってきまーす٩(ˊᗜˋ*)و♪ひゃほーい。

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