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PadletでKWLチャートを使ってみよう!

 すでにご存知の方も多いかと思いますが、KWLチャートは教材を効果的に学習させるための思考ツールの一つです。K・W・L3つの列にそれぞれK(What We Know)−知っていること、W(What We Want to Know)-知りたいこと、L(What We Learned)−学習を通して学んだことを書き込んでいきます。

【K】である課題につい自分の知っていることをブレイン・ストーミングし、自分とその課題についての関わりを持ち、その課題に興味を持ってから、【W】で知りたいと思った疑問点、不明点を洗い出し、学習に取り組みます。文章を読んでReadingとして行う場合もあるでしょうし、読まれたものを聞いたり、あるいは動画を見ながらリスニングとしてインプットを行います。そして【L】で学習した内容からわかったことを書き込みます。

 この活動は個人で行うこともできますが、Padletを使うとグループで協働学習として簡単に取り組むことができます。他の人が書いた投稿にコメントをつけたり、”いいね!”を示す❤️をつけたりすることもできるので、インタラクティブに活動することができ、生徒のモティベーションにつながります。

 What We Learnedでその課題について深く学んだ後で、さらにもっと知りたくなったこと(What We Want to Know More)をグループ(あるいは個人)で調べ、プレゼンテーションをするということもできますね。

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KLWチャート例

https://padlet.com/gallery/kwl_chart

What do we know about GiraffesKWL Chartpadlet.com

スクリーンショット 2020-05-05 14.35.13

Padletにはgalleryというページにたくさんのテンプレートがあり、自分が作りたいものをいろいろ探して、リメイクすることもできます。


Padletの利用例

*自分のポートフォリオ (自分の英語学習での履歴が作れますね)
*時系列でのプレゼン(恐竜の歴史 etc.)
*お勧めソング・お勧め映画・お勧め本(お勧めソングやお勧め映画は 動画をリンクしてすぐ見られるので、生徒たちにはとても好評でした) 
*夏休みの絵日記(夏休みの思い出を写真と一緒に投稿)
*フローチャート(ディベートのためのアイディア出しに使えそう)
*英作文添削 (予め自分の作文を投稿してもらって、授業で解説)など 

いろいろな使い方ができそうですね。


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