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お菓子作り奮闘記


こんにちは。Seel編集部2年のSです。

今回は、私の密かな趣味であるお菓子作りについて書きたいと思います。

先日、約半年ぶりにお菓子を作りました(忙しかったのと、ただやる気がなかったのとで、なかなか作れずにいたのです…)。

きっかけは、我が家の冷蔵庫に眠っていたオレンジピールでした。

このオレンジピールは、最近パン作りに目覚めた私の母が、パン作り用にオンラインショップで購入したものです。これまで、このオレンジピールを使って、数多くのパンを作ってくれました。
しかしながら、パンを作っても作っても、オレンジピールはなくならず、凄腕パン職人の母も「コイツでパンを作るのはもう無理だ」とお手上げしてしまう事態に…。

そこで、かつてお菓子作りにハマっていた私が、母の代わりにオレンジピールを消費することとなったのです。


というわけで(⁇)私の半年ぶりのお菓子作りの様子をここに記したいと思います。しばしお付き合いください…。

①レシピ検索
「オレンジピールを使う」、「家にある材料で済む」という条件の下、YouTubeでレシピを探しました。そしてcook kafemaruさん(中学生の頃から大ファン)のオレンジピールを使ったバターケーキを作ることに決定。流れを頭にインプットするために、動画も5回ぐらい見ました。準備万端です。

②トラブル発生
材料を計っている途中で、ベイキングパウダーがないことが発覚。深夜だったため、泣く泣く諦め次の日作ることに。ベイキングパウダーを入れずに続行することも考えましたが、平べったいバターと小麦粉の塊になりそうだったのでやめました。

③計量
気を取り直して翌日。指定されたグラムぴったりになるよう、慎重に材料を計ります。バターと卵は室温の状態で準備しておくとのこと。バターは冷凍保存していたので、解凍作業が大変でした(横着してレンジで解凍したらドロドロに溶けてしまい、何個かダメにしました)。

④ねりねり、まぜまぜ、パッカーン
バターを練って、砂糖と混ぜて、卵を少しずつ入れて、混ぜて…。「ザ•お菓子作り」な作業です。無心でやれるのでとても楽しい。しかし、卵とバターをベストな温度で準備できなかったため、混ぜている最中に分離してしまい、焦りました。小麦粉を入れたらなんとかまとまったので、一安心。

材料が並んでいる感じ、なんだかテンション上がりますね


⑤焼く
完成した生地を型に流し込んで、オーブンへ。いつもは焦げ目がつかないように途中で表面にアルミホイルを被せるのですが、今回は見事に忘れ、焦がしてしまいました。しかも、表面は焦げているのに、中身はなかなか焼けなかったので、予定よりも10分プラスで焼きました。久しぶりにやると上手くいかない…。

⑥完成‼︎
表面が焦げちゃいましたが、なんとか完成!表面の割れ目が綺麗に出ていたのも良かったです。焼き上がった時にオレンジの香りが部屋に充満し、至福でした。

⑦実食
本当は2日ぐらい寝かせてから食べるそうなのですが、もちろん我慢できるわけもなく、すぐ食べちゃいました。口に入れると、バターの風味がジワ〜っと広がり思わずニヤけてしまいました。ほのかにオレンジの苦味⁇も感じられて、とても美味しかったです。久しぶりにしては上手く作れたのでは…⁉︎

焦げたけどまあ良し


かつての私は、謎の完璧主義⁇を発揮し、少しミスをすると機嫌が悪くなるというなかなか最悪な状態でお菓子作りを楽しんでいました(それ楽しんでなくね⁇)。

今回は、たくさんやらかしたけれど、「ま、いっかー」ぐらいの気持ちで作ることができました。メンタル面での成長が感じられたお菓子作りでした。

パン職人(母)と粘り強く残り続けてくれたオレンジピールのおかげで、お菓子作りの楽しさを思い出しました。お二人ともありがとうございます…。次は何を作ろうかな〜。