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【紹介】Seel編集部 Vol.43「ダサい」について

どうも、Seel編集部です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、Vol.43の紹介です。
早速ですが、ずばり今回のカルチャーは「ダサい」です。

生活している中で、「周りの人達、すごくイケてる」「この頃の自分ダサすぎ……」等、思ったことはありますか?
特にSNSが発達してからは、他人のキラキラしている部分を目にすることが多く、自分のリアルとの差異を嫌でも感じる機会が増えているように思います。実際こういったことは、社会でも取り上げられているのをよく目にしますよね。

「私ってダサいのでは……?」と、落ち込み、「ダサい」はマイナスの要素に……。

キラキラしている人たちに憧れることは決して悪いことではありません。
しかし、そのキラキラした人たちに目を向けすぎて、つい、自分の「ダサい」部分から目を背け続ける状況になってしまうのは、もったいないと思うのです。
なぜならば、キラキラしている人が身につけているモノよりも、自分の身につけているダサいモノの方が自分を表現していて、大切なもののように思えるからです。
こんな感じで、今回Seelでは「ダサい」をマイナスの要素としては切り取らずにVol.43の冊子を作っています。

ではまず、概念に近い「ダサい」とは何なのでしょう?
ダサいモノ、ダサいこと、ダサい人……
様々な言葉にくっつく形容詞。その意味は?
ダサいと自分が指しているものは、周りの人にとっても「ダサい」のでしょうか。
「ダサい」って何だ。グルグルグルグル。

そんな謎多き、しかし私たちの非常に身近な言葉「ダサい」を、5つのコンテンツから見つめてみました。

Con.1では「ダサい」という言葉の数ある語源を調査したうえで、「ダサい」について5人のSeel編集部員で話し合いました。読者の皆さんは、今回誌面で取り上げられている「ダサい」の語源の中でどれを面白いと感じ、どれが有力な説だと考えますか?
Con.2は、Seel編集部員全員の「ダサい」エピソードを寄せ書き風にかき集めたページです。「ダサい」という形がないものを集めることで、「ダサい」の可視化を狙ったコンテンツです。
Con.3では、一般的に「ダサい」の代表とされているものを選び、それがなぜ世間一般に「ダサい」と言われているのか、それらの「ダサくない」ポイントはどこかを考察しました。
Con.4は、Seel編集部員の身近にある「ダサいもの」を持ち寄り、どれが最もダサいかを決める『ダサ‐1グランプリ』。聞き覚えのあるタイトルですね。
Con.5は街中にある「ダサい」を発見する街歩き企画。立教大学池袋キャンパスの付近、その他にも様々な場所で「ダサい」を見つけました。私たちの身近に「ダサい」は溢れています。あなたにとって街中を歩いている時に感じる「ダサい」は、どんなものでしょうか。Con.5で取り上げた街中の「ダサい」と照らし合わせて、街歩きをしてみても良いかもしれません。

そして全体的なデザインも、今回はかなり「ダサい」デザインとしてこだわったポイントです。
他のフリーペーパーや過去のSeelの冊子と比べると、クールなページではありませんが、今回は「ダサい」に溢れた世界にどっぷりと浸かってみてください!

この文章の初めに「キラキラしている人たち」という表現をしましたが、もしかすると全人類「ダサい」のかもしれませんね。
私たち一人一人の「ダサい」かもしれないところは、そのまま「私らしさ」としての要素になるという提案です。
「ダサい」からと言って隠す必要はなく、むしろ面白がって良いものなのではないでしょうか。

キラキラとしたきれいなものだけに惑わされることなく、「ダサい」要素も自分の感性を刺激する大事な要素の一つとして捉えてみませんか?


「ダサい」の刺激を取り入れろ~~~!!ということで、Vol.43を是非楽しんでください。
一緒に「ダサい」部分を面白がっちゃいましょう。



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