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在宅リモートワークは本当にサボってしまうのか、監視員を置いて確認してみた話

ずっとリモートワークでの勤務が続いている。

もちろん、新型コロナウィルスの感染防止対策のためだ。会社としては3月27日から原則リモートワーク体制になったので、もう2ヶ月以上経過したことになる。

図らずもフルリモートワークを初めて経験してみて、いろいろと考えたことはもちろんある。このリモートワーク経験を通じてこれからの会社の働き方はどうなっていくのか、といった組織に対する考えから、個人的に自宅で人事業務をやってみて率直に感じたことまで、挙げると結構キリがない。そのくらい真面目に考えたと思う。ただ、その考えを文章にするのはまた別の機会にするとして、今回書きたいことはこのリンク先の文章に関連することなのだ。

そう。在宅リモートワークはサボりの温床になるんじゃないか、という考え方だ。

リモートワーク中の社員は監視するべきなのか

なんだか微笑ましい感じもするが、本当にこういうシステムを導入してリモートワーク中の社員を管理しようとしている、という考えが存在するのかと思うと、なかなか背筋が凍る思いだ。これでは文字通り監視されているようで、あまり良い気分ではないだろう。少なくとも、僕はやりたくないなと思う。

もちろん、うちの会社(TOWN)はリモートワークになるからといって特にその辺りのオペレーションやルールを変えるということはしていない。元々slackでのチャットワークは日常的に行っていたし、新たにzoomを使ったオンライン中心の対話をすることにも特に抵抗はなかった。(と思う)

そういうわけで、基本的に僕は「なんで監視する必要があるのん?」という考えの持ち主だ。なので、抑止することを目的とした監視ではなく、逆に在宅ワークの能率を高められるようなプラスの効果を生み出す監視はないか考えてみた。その方が一千倍くらい健全だと思うからだ。

ということで、ふと思いついて実践してみたのが、、、

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そう、見ていて和むやつを監視員として目の前に置いて仕事してみるという手段だ。

そもそものきっかけは

もともとは、自宅でオンライン面談などの仕事をやり出した僕を見て、妻が「社内打ち合わせはこれで参加したらいいんじゃない?」とぬいぐるみを画面に出そうとしたのがきっかけだったと思う。要するに、ただの悪戯だ。

もちろん、それは実行しなかったけど(その勇気は僕にはない)、確かに見ていると気分が和んだので、こういうキャラクタを目の届くところに置いておくのはアリだなと思ったのだ。幸い、うちには手のひらサイズのフィギュアやぬいぐるみがたくさんあるので(何故かは聞かないでほしい)、どうせならということで日替わりでいろんなキャラクタを置いてみたというわけだ。限りなくゆるーい、リモートワーク監視制度の誕生である。

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で、こんな方とか、、

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こんな方に監視員をやってもらった。なかなか圧迫感あるな。。

で、効果はどうなの?

まず、視覚的な効果は抜群だ。ここまで邪気のない物体が近くにあると、人間こうも穏やかになれるのかという感じで、気分は和むしなんだか楽しく仕事ができたと思う。

いちおう真面目なことも書いておくと、毎日勤務開始前に入れ替えをしているので、仕事を始める時のスイッチが入りやすくなった。slackでもSNSでもいいので投稿すればそれが勤務開始のサインにもなるし、要は毎日続けることでリモートワークを行う時のルーチンとして活用できるということだ。見ている方だってきっと和むだろう。(はずだ)

そんな感じで、始めてから25日分をまとめるとこんな感じになった。

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ものは何でもいいと思うけど、同じようなことが実践できる方は、ぜひやってみていただきたいと思う。いや、本当に気分が和むから。オススメ。


念のため最後に書いておくけど、仕事はサボってはいませんので誤解なきよう。。

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