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球春到来!テレビ派阪神ファンの主張

こんばんは。延長10回裏に推し選手のタイムリーヒットで推し球団がサヨナラ勝ちをおさめ、機嫌よく六甲おろしを口ずさんでいます、虎党のつっちーです。今年は開幕からクリーンナップのバットが湿り気味ですが、なんとか球団史上初の連覇を達成してほしいものです。

みなさま、プロ野球はお好きですか?わたしは学生時代に野球をやっていたことと、大阪出身であることが相まって、根っからの阪神ファンです(なぜオリックスファンではないのかと聞かれると答えられませんが)。近年人気低迷が問題視されている野球界ですが、最近はWBC優勝や大谷フィーバーの影響なのかプロ野球は盛り上がっているように感じます。ついこの間も友人に誘われて東京ドームでの巨人阪神戦の当日立見席をゲットすべく、朝からスマホにはりつき2人で一生懸命ポチポチいたしましたが、あえなく惨敗に終わりました。ただプロ野球が人気なことは、いちファンとしてはうれしい限りです。

さて本題なのですが、私は「プロ野球を見ることが好きです」というと「やっぱり球場に見に行ったりするの?」と聞かれることが多いです。もちろん大迫力の応援団や、おじさまたちの愛のあるヤジ、売り子さんから買うビールなど、球場でしか味わえない楽しみはたくさんあります。ただ私はどちらかというと「テレビ派」なのです。ただ、「いいえ、私はテレビ派なんです」と答えると、それ以上話を膨らませることが難しいだけでなく、なんだか薄っぺらいファンのように聞こえてしまうような残念な感じがありました。そこで「なぜ自分はテレビ派なのだろう?」と考え始めたのが、この記事を書いているきっかけです。テレビならではのプロ野球の楽しみ方をご紹介しますので、興味があれば参考にしてみてください。

※よろしければ六甲おろしをBGMにどうぞ


1. 自宅でのんびり ~ながら観戦~

球場での観戦には前述の通り魅力も多いですが、移動時間や混雑、天候などの影響を受けてしまうというデメリットもあります。また立見席であっても1000円~2000円は必要で、快適な席は1万円以上する場合もあります。 一方テレビ観戦であれば、自宅のリビングや自分の部屋、さらにはベッドの中からでも試合を観ることが可能です。移動時間や混雑を気にすることなく、雨風にさらされることもなく、毎日特等席で試合を楽しむことができます。
さらに、自宅でのテレビ観戦では他の作業を同時に行うこともできます。例えばご飯を食べながら、掃除をしながら、歯を磨きながらなど、あらゆる「ながら観戦」が実現可能です。わたしも一時期、「筋トレしながら観戦」が土日のルーティンだったこともあります。これらは現地観戦では決して享受できない贅沢であり、テレビ観戦の優れた柔軟性は忙しい現代人にとっての力強い味方であると言えるでしょう。

2. 堂々とヤジる! ~愛を込めて~

テレビでの観戦が優れている点として、自由に応援したり、ヤジを飛ばしたりできる環境があることも挙げられます。 球場での観戦では、周りの観客の目が気になり、自分が思う存分に応援したり、感情を表現したりすることは恥ずかしい方も多いのではないでしょうか?わたしもその一人です。 しかし、自宅でのテレビ観戦であれば、誰にも気兼ねすることなく、存分に感情を露にできます。応援歌やチャンステーマを歌ったり、好きな選手が活躍した時には大声で喜び、不満な判定に対してはヤジを飛ばすこともできます(やりすぎると家族やご近所さんの顰蹙を買うので気を付けましょう)。大人になってしまうと恥ずかしくてなかなか感情を爆発させる機会がなくなってしまいますが、自宅でのテレビ観戦なら可能です。ストレス発散できますよ!

3. 今のはストライクやろ! ~ミクロで楽しむ~

球場での観戦は、試合の詳細な情報を得ることが難しいです。例えば、投手が投げた球種やコース、打球や選手の細かい動きまでは、観客席からでは角度や距離があるため確認しきれません。しかしテレビ観戦であれば、ピッチャーが投げる際にはほぼ真後ろからの映像が見られるので、球の軌道まで確認できます。打球が飛んだ後でも、カメラマンが常にプレーに関わる選手と球を拡大して追ってくれるため、打球や選手の細かい動きまで見ることが可能です。特に野球経験者にとっては、プロ選手の投球・打球や動きは興味深いですよね?
さらにテレビ観戦では、試合をより理解するための補足情報も充実しています。例えばスコアやボールカウント、配球チャートや選手の説明などが常に画面上に表示されます。また実況・解説による音声情報で元プロ選手の知識と経験をもとにした情報を得られるので、選手の考えていることや次に起こるプレーを予想しながら試合を楽しむことができます。球場ではこれらの試合詳細情報が充実しておらず、またスコアボードに一部掲載されてはいるものの席によっては見にくい場合も多いです。「カウントは3ボール1ストライク。バッター有利のカウントで。このバッターとは相性が悪いし、ここは無理に勝負せずに外に逃げる変化球を投げよう。振ってくれたらラッキー程度で、次のバッター勝負で。間違ってもストライクにならないように気を付けないと。」など、詳細情報がリアルタイムにたくさん入手できるテレビ観戦では監督になり切って戦術を妄想できます。


いかがでしょうか?テレビ観戦のメリットが伝わりましたか?少しマニアックな話になってしまいましたが、特に野球のルールや戦術にも興味があるプロ野球ファンの方には共感していただけたのではと思います。繰り返しにはなりますが、球場での観戦にも魅力がたくさんありますので、みなさまご自分に合った形でプロ野球を楽しみましょう!阪神ファンのつっちーでした。


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