一週間ほど前あたりから、部屋の中まで来ないと餌をやらない、ってことにして、部屋の中まで入ってくるようになったので、キャリーの中まで来ないと餌はないよ、という状態にした。来た。指先で撫でるぐらいならＯＫになった。

で、昨日の朝、この状態で餌を食べているところに、上から蓋をした。…ら、蓋の留め具が「❙」になってなくて「━」になってたので、慌てふためいてそこから逃げて行った。一応動物病院にも「野良を捕まえて連れて行くので、健康診断やワクチンや去勢お願いします」って言ってたのに、迂闊なミスで逃げられたので、しょんぼりと「捕獲失敗しました…」と連絡。

そして昨夜は大雨だったので宵に餌を食べに来ることなく、今朝４時半、雨は小康状態。窓の外の「にゃあお～」という声で目が覚める。窓を開けてみると、少し濡れた茶猫が、「腹減ったし。雨つめたいし」ってな顔でこっちを見てる。

昨日の今日だから、キャリーまでは食べに来ないかなと思いつつ、キャリーに餌を入れると、すぐに部屋に入ってキャリーをのぞき込んだ。片足はキャリーの縁に置いて、一口食べては窓まで逃げてを数回繰り返し、やっと食べることに専念し始めた。キャリーの縁に置いてる脚をそっと中に誘導してやっても抵抗しない。しっぽ以外が全部キャリーの中に入った。

やるしかない！

蓋をかぶせた。

捕獲成功！！！

しばらくは大声で「出せよー！なんだよー！ずるいよー！」と叫んでたけど、ウチの先住猫たちがかわりばんこにキャリーの外から様子を見たり「案外いいよ、人間の家って」みたいな声をかけてくれたおかげで、だんだん落ち着いてきた。

夫さんを職場まで送って行って、その足で動物病院に向かった。

「じゃあ、今日全部やっちゃいますか。何度も連れてくるの大変だろうから」と言ってくださったので、去勢までの全コースお願いして、今預けてる。夕方迎えに行ったら、晴れてウチの子。２歳ぐらいだそうで、おじいちゃんじゃなくてよかった(笑)

慣れるまで入れておくキャットゲージは、先輩たちが入り心地を確認してくれたから安心。

楽しみだな。早く無事に手術が終わりますように。

ちなみに、トップ画像は、朝４時半すぎから７時半までずっとキャリーのそばに付き添ってた「ねね」の疲れ果てた姿(笑)