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猫たちのことなど

茶猫は「ちゃあ」と名づけた。というか、そう呼んでたから、動物病院の名前を書く欄にそう書いたので、正式に「ちゃあ」という名になった。

夜中に二度ほど「ここどこー?何でボクひとりなん?寂しいよー。誰かー。ちょっとだれかー」と騒ぐので様子を見てやった。

驚くほど寂しがりだわ、この子。ちらっとそんな気はしてたのでキャットゲージをパソコンの隣に置いたんだけど、少し用事で離れると「どこ行ったのー?ちょっとー。寂しいんだけどー」って呼ぶ。

こいつ、抱いてもいやがらないんじゃないかと、さっき抱き上げてみたら、抱き上げた瞬間からゴロゴロ言う(笑) 先住猫ふたりはそこまで甘えてこないから、びっくりする。

体じゅう細かい傷だらけ。手術の後、抗生剤を注射してもらったそうだから、やがては治るだろうけど、首の周りや頭や背中や、かさぶたでデコボコしてる。怖い思いをしてきたんだろうな。たぶん、自由と引き換えだけどウチに来て良かったんだと思うよ。

目が合うと「にゃ?」と言う。コーヒーを注ぐと「にゃ?」と言う。

そんなこんなだから、スキマゲンジの録音ができない(笑)もう少し落ち着くまで延期しなきゃだなと思う。

先住ねこたちは、まだ通りすがりに「フーッ!」って言いながら通る。犬は興味津々なんだけど、今度は「ちゃあ」が「フーッ!」と言う。これももう少し落ち着いたら、関係性が良くなるかなと気楽に構えてる。

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雨がやまないし、猫は寂しがるし、仕方がないので、日曜日に山奥に行って採ってきたクマザサを鋏で刻んだ。干してお茶にする。

今、ドクダミ・ゴボウ・みかんの皮(陳皮)・ビワの葉のお茶飲んでるんだけど、これにクマザサも加えて飲む。野草を片っ端から干してお茶にして飲むのが好きで(健康になるかなと思ってw)、このラインナップにスギナ・カラスノエンドウ・玉ねぎの皮・トウモロコシのヒゲとかも入れて飲んだりしてた。今年は外出自粛とかがあって、外に行くのがめんどうになっちゃったのでスギナとカラスノエンドウは時期を逃してしまったんだけど。

何種類もの干したものを少しずつお茶パックに入れてると、魔女にでもなった気分で面白い(お茶パック使うところが昔の魔女とは違うところw)。

「あとは、イモリの黒焼きを入れれば完成だねぇ」なんて心の中で独り言を言ってみたり。惚れ薬作っても使う場面がないんだけど(笑)

ちなみに、この薬草茶、猫や犬たちも飲んでる。健康になってしまえ(笑)


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