ワグネル卒業によせて
先日、ワグネルを卒団し、演奏者としてひと区切りを迎えました。
もう、ワグネルの一員を名乗ることはできません。また、しばらくの間は舞台に上がることもありません。
ワグネルにも、音楽にもひとまず悔いはありませんが、心に大きな穴が空いたようで、なにをやるにも夢うつつといった具合です。
唯一何かを実感したとしたら、不注意で料理中に手指にやけどを負った際、とっさに次の本番の日程を確認して次の本番など存在しないと気づかされたときでしょうか。なんとも言えない空虚な感覚に襲われました。
気持