なぜ教師を目指すのかPart.2~教師を目指すきっかけ~
はい、お盆真っ只中。
今日から9連休です。
始めたことはコツコツ継続。ということで、昨日の「1.教師を目指すきっかけ」に引き続き、書いて行こうと思います。
2. 本格的に教師を目指そうとした瞬間
僕が教師を目指そうとした瞬間は、
「『ありがとう』なんてクソみたいな言葉、言わなくて良いんだ!」
と、豪語していた子が、
「ありがとう」
と、言った瞬間でした。
まず、最初の発言に驚きですよね。笑
この出来事は、僕が高校在学中、ドイツへ留学しているときのことでした。
ドイツで出会った、Lisaという、ドイツで1番仲の良かった女の子が言った言葉です。
言われた瞬間は衝撃でした。笑
その子にどんな背景があって、そう言ったのかはわかりません。
ただ、その子はドイツへ移民していることもあってか、普段から、
「ドイツとかマジで嫌い!くそ!!」
と、言うやんちゃ具合。
しかし、やんちゃな反面、おぼつかないドイツ語を喋る僕にでもすごく親切で、いつもニコニコしながら喋りかけてくれる素敵な面もありました。
だからこそ、最初の発言に対しても不愉快な感覚はなく、ハッキリとものを言える凛々しさを感じました。
そして、僕は相手への最大の敬意だと思って、Lisaに対して何を言われようと、事あるごとに「ありがとう」と、言い続けました。
相手はそれに対して、どう感じたかはわかりません。
ただ、僕の最後の登校日、Lisaは僕に、
「ありがとう」
と、言ってくれました。
もう10年以上前の話ですが、今でもそれは、鮮明に覚えています。
この瞬間、僕は教師になりたい。と、思いました。
人は変えられない。
そんなことは重々承知しています。
しかし、「人が変わる瞬間」に、立ち会える職業って、すごいなって。そう思いました。
思い返すと、どこの小説から引っ張って来た話だと思ってしまうほどですが、教師を目指すきっかけは、野球とかではなく、この出来事が背景にありました。
あまり人に話したことのない話なので、野球がきっかけだと思われがちですが。笑
余談を挟みましたが、実はこれ、教師を目指すきっかけとなっただけの出来事であり、僕の人生にとって、まだ大切なものは見つかっていませんでした。
まだここから今日に至るまで、僕の道のりは紆余曲折です。
と言うか、フラフラしまくっています。笑
冗談は置いておいて、明日以降、またその続きを少しずつ、書いていければなと思います。
とても長くなりました。
ご精読、ありがとうございました。
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