[備忘録] Kindle用のWord文書整形
久しぶりにAmazon Kindleで電子書籍を出版した。このところ原稿作成はキングジムのポメラで作成している… つまりテキストデータで作成している。また今のご時世でも原稿用紙は不滅であり、Microsoft Wordにデータを流し込んで原稿用紙化してしまった作品も多い。
(それに誤字脱字くらいはチェックしようとすると、Microsoft Wordの構成機能は便利だ)
ところで僕はKindle向け電子データを作成する際、あらかじめ用意したMicrosoft Wordテンプレート……ぶっちゃけ、前作で使用したWord文書をコピーして再利用している。そこへテキストデータを流し込むと、当然ながら「」で始まる文章などにもインデントが生じてしまい、修正が必要となる。半年ぶりにやったら夜中の二時に就寝という羽目になったので、今回は備忘録を残しておくことにする。
テキストデータはそのままWord文書に流し込んでしまって良い
ただし「」の会話部分でもインデントが生じるので修正が必要
ちなみにテキストエディタの正規表現における改行記号 "¥n" (これは全角文字表示だが、実際は半角文字) を●や△といった文字へ変換しておくと便利
Wordにテキストデータを一通り流し終わったら、●や△記号を "^p" に変換
このままでは「」部分でインデントが生じてしまっているので、さらに "^13「" を "^l「”に変換
(注) "^i" ではなくて "^ l" 。つまりIでなくてL
ちなみに "^l"は、「任意指定の行区切り」を表す特殊文字。"^p" は段落記号」を表す特殊文字。ただし "^p" へ変換することは可能だけれども "^p" を変換することはできないので、"^p" を意味する "^13" を使用する。(pをWordの文字コードで表すと13なんだっけ…たしか)
技術者としてはあるまじきことだけれども、とりあえず引退して元技術者になったので『結果オーライ』で行くことにしよう。そうしよう。
それと今更だけれども表紙画像で苦労していたけれども、画像なのだからペイントブラシで風景などの "絵的な部分" と "タイトル" 部分を加工してやれば、数分で表紙画像の作成作業が終わってしまうことに気がついた。
と、いう訳で、これから当面の間はKindle向けWord文書の仕様変更がない限りは、手軽に電子書籍化することができそうだ。さ、そんな訳で、肝心の執筆作業に勤しむことにしようか。
それでは今回は、この辺で。では。
記事作成:小野谷 静 (オノセー)
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