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家で鶏を飼う事で、負の循環資源から解放された話。


背景として


会社員の仕事として産業廃棄物業界に勤続してはや12年。この業界に入る以前より私は環境問題であったり、なんでこんな事が社会課題になってんの?と色々思っており、
調べたりするのかまた好きでした。

産業廃棄物業界に入れば、色々環境問題についての知見が得られ、そして解決方法も分かるかな?と思っておりましたが、

なかなかにそんな簡単ではない。
という事は分かりました。

諦めない

だから諦めるといった事は私はしません、
今できる事をやる。これが私の基本スタンスです。

前置きが長くなりましたが、
我が家の循環資源での実績の報告です。

今できる事をやる。

見事なジャンピング餌くれを披露している鶏♀

我が家は大阪の住宅街に住んでいるのですが、鶏を3羽飼っているのです。

餌をもらって、落ち着きを取り戻した鶏♀

鶏はエコな生き物である。
鶏ほどエコな生き物いないんじゃないかと思う。

理由としては


①雑色で何でも食べる。


本当にだいたいのものは食べるので、
我が家から生ゴミはほぼ出ない。
プラごみか紙ごみのみ。
野菜の皮や食べきれなかったもの(そんなに無い)は彼女達に食べてもらう。

②食べれば出る。


そう、生物なので入れれば出る。
その出し方が素晴らしいのである。

③ ②-1 鶏糞、 ②-2 卵


②-1 鶏糞


鶏糞は読んで字の如くである。
これは土の肥料にかる。堆肥である。
土にとって大切な養分は、
チッソ(N)リン酸(P)カリ(K)であるが、鶏糞にはバランスよく配合されているのである

https://minorasu.basf.co.jp/80488より引用

そして ②-2 卵

卵はお馴染みの食材すぎるくらい、
身近で、そのままでも焼いても調理するもなんでも使える卵を産んでくれるのも助かる。

そして、何よりも驚きなのは

卵の殻も鶏達が食べるという事だ。

ほんとにゴミを出さない生き物なのだ。

畑を借りてるので、そこに鶏糞をリリース

機会があれば伝えていきたいが、
鶏糞はうちの家庭で借りている畑にリリースをする。

我が家の循環モデルは

①畑:作物を収穫

②家:作物を調理

③鶏:作物から出た、野菜くずは鶏が食べ
   鶏糞を排出

④畑:鶏糞をリリース、作物が育つ(①に戻る)

なのだ。ゴミがでない循環システムを
家で鶏を飼い、畑をするということで、
完成させたのだ。

負の循環からの解放


鶏達を飼う事で
我が家は消費することは、ゴミを排出する事ではなくなった。

私達が購入したものの一部で、
生きていく鶏達。

そしてそこからの私達への循環。

物量は少ないかもしれないが、
消費と循環がつながったのである。



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