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生後1ヶ月で完ミへの決意。酒だ、酒が飲めるぞ。

産後の入院中、上手におっぱいが飲めていた息子。
正直、なんの心配もなく、こうやっておっぱいを飲んで成長してくれるのね、と思っていた。

一方で、初めて授乳した時から変な嫌悪感を抱いていた。
なんとも言葉にできない嫌悪感?不快感?があった。
この正体がなんなのか、これが異常なのか正常なのかの判断もつかず、誰に相談することもなく耐えていた。

退院して初めての夜、息子が全然寝ないのでびっくりした。
お腹が空いているのか?と思い、ギャンギャン泣き叫ぶ息子におっぱいを咥えさせようとするが、全然咥えない。

あれ?なぜ?と、既に完ミへのフラグがたっていた...

翌日以降も全然おっぱいを咥えない。咥える時もあるが数分でジタバタしだして口を離してしまう。私はそのたびがっかりして、辛い気持ちになっていた。

さらに母乳を飲んでくれないのでおっぱいはカチカチになり、布が当たるだけで痛くなった。

新生児 母乳 飲まない 咥えない
で何度もネット検索をし、病院にも電話して相談をしてみた。

出てくる答えはだいたい一緒。結局なんの解決にもならない。病院の助産師さんからは搾乳した母乳を少しあげてから母乳を飲ませると落ち着いて飲んでくれるかもとアドバイスをもらった。

と、言うわけで、搾乳を開始した。そして、退院後3日目から授乳の流れは、搾乳→搾乳した母乳を飲ませる→母乳を飲ませる→ミルクを追加という地獄のスケジュールが始まった。

搾乳するとおっぱいはすっきりするし、搾乳した母乳はよく飲み、その後ならおっぱいも吸ってくれるようになった。

退院後2週間での助産師外来で、息子は見事にちゃんとおっぱいを咥え、左右10分程度母乳を飲み続けた。その姿を見た助産師さんが、地獄のスケジュールについてそれは大変だから搾乳は辞めてもいいのよ、と。

家ではちゃんとおっぱいを飲まないくせに、他人には上手に飲めますよと言わんばかりにたっぷりと飲んだ。もしかしたらちゃんと飲むのでは?と思った私は搾乳を辞めた。

しかしそんな希望はすぐに壊される。特に夜は全然おっぱいを飲まなかった。
おっぱいを咥えてくれない、母乳を飲んでくれない、ことがこんなに悔しくて悲しいものだと初めて知った。何がそんなに悔しいのか悲しいのかもわからない。

深夜にギャンギャン泣き叫ぶ息子に向かって、ちゃんと飲んでよ!と叫ぶ私...

もう何をやっているのかわからなくなり、母乳は諦めた。諦めてミルク育児に移行しようと決意した。でもなんとなくいけないことをしているような気になる。

世間のイメージだろうか...なんとなく母乳の方が善、みたいなよくわからないイメージが脳内に沸くのだろうか。

でも、何も悪いことはしていない。そう、私は悪くはないのだ。え、悪くないじゃん??

我慢していたお酒も、カフェインも、ボトックスも再開できるじゃん!と、なんとなく前向きな気持ちになったらとっても楽になった。

出産の痛みに始まり、睡眠不足、無意味な不安やイライラで気がおかしくなりそうだったので、完ミを決意したことで少しだけハッピーになった。

お酒を浴びるように飲みたいと思ったが、寝不足の今、お酒を飲んだら一生寝てしまうのではないかという恐怖でまだ飲めていないのが現実。

総じて、生後1ヶ月で実感したことは、子育てって大変...寝ている姿だけは愛おしく可愛い。



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