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第99回 【筋トレ日誌 その他日々是】90(2021/7/5)▲▲万人斬りした男▲▲

本人は特に意識せず、
まさに無意識のうちに積み重ねてきたことが
他から見ると恐るべし、とも言える偉業となることが多いかと思う。


先日たまたま聞いていたラジオに
高橋英樹氏が登場。


高橋英樹氏といえば、
桃太郎侍、十津川警部、隅田川花火大会・・・
と芸事の世界では重鎮と言っても良い存在。


私より上の世代の方ならご存知の
桃太郎侍といえば、


ひとーつ、ひとより力持ち
ふたーつ、ふるさとあとにして・・・

もとい、(これは大ちゃん数え歌 汗)

ひとーつ、人の世、生き血を啜り
ふたーつ、不埒な悪行三昧
みーっつ、醜い浮き世の鬼を、退治てくれよう桃太郎

でお馴染みだ。


そんな高橋氏が時代劇で斬った人は、
のべ30,000人を超えるそうだ。
(かつてのVTRを見て、
ひとりひとり数えたスタッフがいたというから
それまた凄い)
毎日10人ずつ斬ったとしても10年はかかる世界である。


高橋氏にしてみれば日々の積み重ねでしかないが、
やはり30年以上の微差の積み重ね、恐るべしである。
いや、もはや歴史といっても良いだろう。


そんな高橋氏は、
その30,000人を集めて一人一人の名を刻みながら
慰労会を行った、というから、まさにホスピタリティの人である。


何事も突き抜けた世界に飛び出るには、
日々の積み重ねなくしては達成し得ない事を
改めて感じた話である。

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