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先日来、
パチンコ屋を通過した際に
考えていたことを書きました。

「そもそも、そう勝てる筈もないはずなのに
　なんでのめり込んでしまうのか。」

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しかし、
人がのめり込む・没入する時に
理由は無いんだろうなという気が
最近分かってきたつもりです。
（理由がないから、制限かけるのも自分では大変）

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いい方向にのめり込むことには
リミッター無しで行けば良いんでしょうが、
悪い方向にのめり込むことは
他者に引き留めてもらわないと
なかなか止まれないことが多いもの。

かつて私は東京の府中という町に住んでいたので、
魔のトライアングル
（東京競馬場・多摩川競艇場・京王閣競輪場）の中にあり
手痛い思いをしたこともあり・・・。

社会人になってからは
興味関心が他の対象に移ったため
賭け事には距離を置くことが出来ましたが、
旅先に出るとついつい緩んでしまうんですよね。
我慢のストッパーが。

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ちょうど4年前の今頃
香港とマカオを訪問していましたが、
到着地の香港は早々に離れ
マカオへと移動。
理由は、
サイコロの出目を当てる「大小」という
賭場に行くため・・・。

この大小っていうやつは
とってもシンプルなゲームなのですが、
大変に奥が深く（と私は思っている）
関心の尽きないところなんですよね。

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マカオ到着後夕方6時には
賭場へ直行。

2時間くらいで引き上げて晩飯を、
とでも考えていましたが、
山谷の結果を踏まえ手仕舞いしたのが
朝の4時。
かれこれ10時間も
大小に没してしまったのですね・・・。

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この間の私は、
正に「寝食忘れて」という感じだったのだろうと
今更ながら想像しています。
10時間も寝食を忘れたのには
何も理由など無かったわけです。

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自分はまさかそんな事になるとは
思いもしていませんでしたが、
なる時は理由もなくなるものですね。
恐ろしや。

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しかし、
この感覚をいい方向に
常時起動させるためには、
どのような仕組みを回しておく必要があるのか。

私は他人の没入を笑うなんてことは
もちろんできる筈はなく、
その気付きを良質転換していく。
パチンコ屋を通過しながら
そんなことを考えていたのでした。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★

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負の没入経験を
笑ってはいけない。
むしろ、
その没入の体験を
良質転換する方法を探るべきだろう。
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