良いこととは言えませんが、
季節の移ろいとともに朝起きる時間が少し後ろ倒しになってます。

暑い盛りは４時ごろに空が白み始め
セミの合唱が始まることが目覚ましがわりでした。
セミには申し訳ないのですが、
『うるさいなぁ』と思いながらも４時起床。

日に日に空が白み始める時間も遅くなり
最近は朝方も随分と涼しくなったので、
窓は閉め切ってしまうのでセミの声も聞こえず。
もっともセミも殆ど泣いていなくて、
もはや秋の虫の鳴き声になっているのですが。
今朝も５時ごろの起床になってしまいました。

夏が始まる時は、夏来るぞ！と、
ボルテージがじわじわ上がっていく感覚が、
終わる時はあっという間。
今年の夏も色々あったなぁ、と振り返るのが
この時期のお約束のようです。
頭の中には、
森山直太朗の夏の終わりがリフレインしています。

例年ですと
夏休みをずらして海外に一人で、
なんてことも出来たのですが、
去年と今年はそんな事も叶わず
近場でじっくり過ごす機会に恵まれたように思います。

特に今年の夏は、
体を動かし、頭を（ちょっとだけど）動かし、心も動かし、
大それたことはしていないけど
充足感のある夏だったように思います。

そこに加えてオリンピック。
色々賛否両論あったとはいえど、
オリンピック開催してくれて有難う！ですよ、私は。

特に今回はパラリンピックが（私の中で）
あつはなつい！状態です。（今更ですけど）

その中でも、
水泳が大いに私の心を揺さぶりまくってます。

水泳のパラアスリートは他の競技に比べて
体の不自由を余儀なくされている方が多いように思いますが、
腕や足に不自由があるのに
50メートルも泳ぎ切ってしまうのって、尋常じゃなくね？と
本当に思ってしまいます。

どこからあのバイタリティが生まれるのだろう、
水泳に限らず色んな競技を
（その日のダイジェストですが）見ていて
私の中で問いが立っているのであります。

数年後とか、あとから振り返ると2021年は
『色々不自由は余儀なくされたけど、
　なんか無性に満ち足りてた夏だったよな』
と思い出すことができそうです。

そして、
この気持ちの盛り上がりのまま
秋も冬も突っ走ってしまいたいと思うのであります。