私も企画運営を担当している

立山登山マラニックですが、

開催までいよいよあと1ヶ月程となりました。

標高0メートルから3,003メートルまで

自力で登るという酔狂なイベントといえば

それまでなのですが、

それ以上に気を遣わなければならないのが

負傷者や緊急時の対応をいかに行うか。

例えば心臓発作を起こしたランナーが

もし発生したらどうするのか？

心配蘇生必要になったら？

などなど、

さまざまな問いが立ってくるものです。

しかし大抵の人は

医療従事者でもないので、

いざという時の対応が分からず

オロオロしてしまうのではないでしょうか。

そんなオロオロを少しでも解消しようと、

実行メンバーで救命訓練講習を受けてきました。

よく消防のデモンストレーションでも見る

上半身だけの人形を用いて、

胸骨圧迫（いわゆる心臓マッサージですね）や

人工呼吸の方法を教わります。

そもそも胸骨圧迫って

テレビでは見たことあるけれども、

実際どうやるのよ？という方も多くありませんか。

やってみると、

コレが結構疲れる。

5センチ近く深く押し込んでやるのですが、

1分もやっているとかなりエネルギー使います。

そして人工呼吸。

コロナでなかなかし辛い風潮になりましたが、

これもうまく空気が抜けないように

息を送り込まないと、

全く用を足さないことになります。

極め付けがAEDでしょうか。

色んなところで見たことはあるけれども

使ったことがない人の方が多いはず。

しかしいざ使えとなると

電気ショックですし怖いですよね。

これも知らないだけで、

実際には機械が全てアナウンスしてくれるので

その通りにやれば良いだけ。

私たちは命に関わるような事でさえも、

意外と知らないことが多かったりするものです。

これは知ろうとしていないか、

あるいは知る機会がないから、

のどちらかもしれません。

しかし知っておいて損しないことは、

機会を見つけてでも

知っておくべきでしょう。

そしてそのためには、

各所にアンテナを立てて敏感になっておく

必要がありそうですよね。

今日も良き1日をお過ごしください。