個人事業主だけど、一緒に働いてくれる方を募集してみたら、バラ色になった話
現在、フリーランス生活2年目。来年の春には3年目を迎えます。
とても、ありがたいことなのですが、昨年後半は少々忙しくなりすぎて、やや首が回らなくなりました。(実際、年末に首痛で整骨院にかけこみました。><)
でも一緒に働いてくれる方を募集してみたら、悩みが解決して、少しバラ色になってきました。
仕事を抱え過ぎず、心の重荷をうまく逃がすことって、フリーランスに大事な処世術なのかも。もっと時間が欲しい!とお悩みを抱える方のお役に立てるかも?
そんなふうに思い、書いてみることにしました。
有限で大切な「時間」をどう使うか
昨日のnoteで2年くらい前から生き方を変えたということを書いたのですが、一番変えたのは、自分の時間を「本当にやりたいことのためだけに使う」と決めたことかもしれません。
例えば、私の場合、睡眠はしっかりとること。
子どもや家族や大切な人たちと過ごす時間を満足いくまでとること。
仕事は、心からワクワクすることをやること
読む時間、そしてnoteを書く時間をとること。
突然やりたいことがでてきたら、それに飛び込むための気持ちと時間の余裕を常に持つこと。
などなど……
私が会社員を辞め、フリーランスになった理由も、有限であり大切な「時間」をどう使うかに拘りたかったからです。
まだ完璧にはできていないけど、少しずつ、そうなるように努力中です。
そして、仕事も軌道にのりはじめた2年目。
ありがたいことに1度お仕事をした方から、継続的にご縁をいただけることも多く少しずつ仕事量も増えました。
結果、仕事にさく時間が増えたのも事実。もともと、そんなにキャパシティもない私。
うーん、これは、なんか理想と違うかもと思うように。
ということで、できれば今受けている仕事の量を減らさずに、もっと自分の自由になる時間を増やすことはできないだろうか?と考えるようになりました。
※有限な時間の使い方について、私が影響を受けた本。 今の時間の使い方にもやもやしているけど、喝を入れて欲しいというときに読むのがおすすめな本です。↓↓
千葉敦子さん著『ニューヨークの24時』
フリーランスの「私が倒れたらどうなるの?」問題
会社の一員であれば、私がしんどそうにしていたら、大丈夫?と声をかけたり気にしてくれる人がいます。愚痴を気軽に言える人がいたり、気にかけてくれる人がいると分かっているだけでホッとするもの。
でも、フリーランスは、日々様子をみて気遣ってくれる人がいるわけではありません。
仕事がキャパシティのギリギリくらいまで増えたことで、誰も気にかけてくれる人がいないことの心細さも痛感することに。
お仕事を受ける以上は、絶対納期には間に合わせたい(ポリシーとしては締切の日の午前中には出したい派)。質も落としたくないという超真面目な性格。
そのため、本当はやってみたいお仕事だったけれどお断りしたり、スケジュールの調整をおねがいすることもありました。
意外な解決法に気づく
そんなとき、ある友人に、その悩みを話してみた所。
「えっ、私、手伝ってみたいくらいだよ。編集のお仕事に興味持ってる人とか、その世界を覗いてみたい人って意外といるんじゃない?」と言われました。
なるほど! その時、私がしている仕事の世界を覗きたい人がいるかもしれない……という可能性に初めて気づきました。
その当時は、クラウドソーシングで手伝ってもらうというアイディアはあったものの、人を雇うという発想はまるでありませんでした。
でも、編集の仕事の世界を覗いてみたいという方とであれば一緒にお仕事をしてもいいかも。一緒にお仕事するモチベーションが湧きそうだなと思いました。
といっても、毎日お仕事が発生するほどでもないので、月に何時間か仕事を手伝ってくれる方を募集する方向で考えてみることに。
というわけで、編集や教育コンテンツ作りに興味がある学生さんアルバイトを募集してみよう!という結論に至りました。
条件を出して募集してみたら……
といってもお仕事をしている企業さんの秘密情報などもあるので、出せる仕事は限られていますが(秘密保持契約なども結ぶ必要あり)、少しであっても助けてもらえる方がいると、随分と気持ちがラクになりそうです。
人を自分で募集するのは初めての経験で、挑戦でドキドキしましたが、信頼できる方に相談し学生さんを探すことにしました。
私が出した条件はこんな感じ。
●教育系のコンテンツ作り、編集などの仕事に興味のある方
●わりと細かい作業も苦にならない方 ←すごく地味な作業もあるので、性格的に細かい方が望ましい。
●使うPCツールなどのスキル面(仕事はすべて、オンラインで)
そんな調子よく見つからないよなと思っていましたが、なんとトントン拍子で、慶応大学のYくんという学生さんが「ぜひやってみたいです!」と手をあげてくれました。
※ちなみに、人を募集する際に参考にした本はこちら。 気持ちよく一緒に働ける技術について書かれていておすすめです。↓
めちゃくちゃ頼りになる学生さん
「ぜひインターンシップをやらせてください!」という形で、手をあげてくださり、1度面談をはさみ、早速お仕事をお願いしています。
インターンシップなどという大層なものではない気がするものの、私も後輩に仕事を教えるような気持ちで、編集の工程について説明をしたり、チームで仕事をする楽しさを久しぶりに味わっています。
フリーになって1人で働くことを経験したからこそ、チームで働くことの良さも、再発見できたのかも。
文系の学生さんですが、プログラミングも自主的に勉強しているYくん。
共有クラウドを提案してくれたり、私との打ち合わせを気づかぬうちに議事録とってくれてたり、とにかく頼りになる。
最近の大学生は優秀なんだなぁと思いました。ホント
というわけで、Yくんの良い経験になるように私も頑張りたいと思っていますし、それが私の良いモチベーションにもなりそうです。何より困ったときに助けてもらえる方がいてくれて、すごく気がラクになりました。
こうしてnoteを書く心の余裕があるのもYくんのおかげかもしれません。
個人事業主だとしても、うまく外部の方も巻き込んで仕事をするという方法があることを2年目にして学んだ話でした。どなたかの参考になれば嬉しいです。
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