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【NEW】短編声演集『ねぇ、先生。』

短編声演集『ねぇ、先生。』をリリースしました。

原作をご提供いただいた「ひとみ」さんの短編について

「キッチンの流しに透明なコップを1つだけ置いて、蛇口から細くひねり出した水がゆっくりと淵に近づいていくのを眺めるのが好きだった。」

こちらは、ひとみさんの短編「ねぇ、先生。」の冒頭ですが、このちょっと思わせぶりな始まりから最後まで惹きつけられたまま読み終わり、余韻まで残してもらえます。女子学生が先生を誘惑してしまうお話ですが、彼女の心模様が丹念に描かれていて、物語の世界にすっかり取込まれてしまいます。

そしてこの度、ひとみさんの作品のなかから『0.3ミリ』『ねぇ、先生。』『待ち焦がれながら真夜中に』を声演原作としてご提供いただきました。

これらの作品で、ひとみさんが描く女の子たちは包容力があって素直、そして繊細。それをなぜかとても「可愛い」と感じてしまいます。これは俗な言い方かもしれませんが「すごく女子っぽい」というのでしょうか。女子っぽいも昨今いろいろあるかもしれませんが、「ああ…これが女子っぽいってことなのかな」と思わせしめる。そんな存在感のある女の子たちです。

作品を声演していただいた、「みるきら」さんについて

みるきらさんの声の印象は<女の子>と<大人の女性>の間を行ったり来たりします。それって子供っぽい大人の女性、または、大人っぽい女の子・・・ということになるのですが、それってモテ女子パターンでは?! つまり、みるきらさんの声はモテ声なのではないか・・・と思っております。今回の原作は、そんなみるきらさんの魅力をおおいに活かしていいただけると思いお声かけさせていただきました。

作品を声演していただいた、「たいやき」さんについて

たいやきさんの声は爽やかでとても好感度が高いですが、それはただ爽やかなだけでなく「誠実さ」にじみ出るからかなと思います。ですのでたいやきさんが演じる男性はまっすぐさが際立ちますね。今回演じてもらった男性もなかなかぴったりです。

ひとみさんの描く可愛い女の子達をみるきらさんのモテ声(&たいやきさんの爽やか声)で演じてもらいました。私、編集しているのでもう何十回も聴いていますが、何回聞いてもドキドキさせてもらっています。多くに方に聴いていただけるといいなと思います。

短編声演集『ねえ、先生。』

総声演時間:約30分   ¥300

▼マガジンから以下の各作品をご試聴いただけます。マガジンをご購入いただくと作品はすべてお聴きいただけます。(ダウンロードも可)

『0.3ミリ』/(声演時間:13分37秒)/声演:みるきら /原作:ひとみ /発行:セイエン文庫(2016/12/12)/あらすじ:最近私は、同じ塾に通うタナベ君のことがなんとなく気になってしまう。片思いという程ではないのだけれど、ただ何となく気になってしまうのだった。そんなタナベ君はいつも0.3ミリ芯のシャープペンを使っていた…。

『ねぇ、先生。』/(声演時間:9分7秒)/声演:みるきら /原作:ひとみ /発行:セイエン文庫(2016/12/12)/あらすじ:「私のことが大好きで仕方がないのに、それを隠している先生の姿がたまらなく愛おしかった…。」放課後の理科室で私は先生と…(全年齢対象です。>>過激な描写は含まれていません。ドキドキする描写は含まれています。)

『待ち焦がれながら真夜中に』/(声演時間:6分1秒)/声演:たいやき /原作:ひとみ /発行:セイエン文庫(2016/12/12)/あらすじ:真夜中の歩道橋で彼の帰りを待つ、ぼんやりと道を眺めていると歩道橋の揺れとともにいつも不安な気持ちになってしまうのだった…。不安に揺れる女の子の心を描いた美しい一編です。

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