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テレビのこと(2024.2.13)

長崎滞在、午前は両親と買い物に出かける。近郊の産地直売所に何店か立ち寄る。産直に行っても肝心の買い物もだけど、やはり、店の立たずまいや店のスタンスが気になる。

気にいったお店は、野菜を中心とした直売所だった。おそらく地元の組合の人たちが共同で経営しているのだろうけど、産直というよりは「ファーマーズマーケット」といった感じ。なんとなく扱っているものもおしゃれで店内も清潔だ。

それで高いかといえばそうでもなく、こんなマーケットが近くにあったら生活が豊かになるだろうなと。

たまに福岡の都市部でもイベント的に開催されることがあるけど、やっぱり何かしらのコストはかかっているし新鮮さもここまでない。
まあ、平均年収は確かに都会が高いのだろうけど(俺は低いけど)、生活コストと満足度とストレス度を考えると、田舎の方が豊かな場合もあるのだろうなと。

多分、俺は都市でしか生きていけないだろうし、実家は田舎なのに豊かさがないところなんで移住する気はないけど、なんかそろそろ将来のことを考えないとね。

とは、思ったのであるがまだまだやることはあるから、今日からまた日常に戻ります。

昼はその後一人でフラフラしてサクッと帰宅し、実家で仕事など一切せず、メールもLINEもインスタも開かず、ファーマーズマーケットで購入したものでシンプルに食事。それで何にも考えずテレビを見たり。

普段、絶対に見ないテレビを見ていたんだけど(娯楽が少ない両親の娯楽の中心はいまだにテレビだ)、これがよかった。鶴瓶さんとムロツヨシさんのNHKの特番。広島の街を歩いて、いろんな家族に会うだけの番組なんだけど、これがよかったなあ。

俺、旅番組って、微妙なタレントが、過剰なノリで、大人数で、わあわあいいながら、絶対いつも愛想悪いのに、楽しそうに、はしゃいで食べ歩きして(どうせ残しているはず)、テロップばっかり出るうるさいだけの大量消費番組で大嫌いなんだけど。

やっぱり鶴瓶さんの余裕というか大きさというかね。ちゃんと素人出演者に寄り添うところとかね、そんな感じだから素人の人も自分から「家きませんか、どうぞ?」って自然と流れて、まあ、多少の仕込みはあるんだろうけど、鶴瓶さんだったらそうなるよねって、かっこいいなって、見入ってしまった。

それで150年続く、味噌屋さんと話すシーンがあって、おかみさんがやっぱり150年続くには、淡々とやっていたわけでなく、時代の変化にも合わせないといけないし、だから続いたのかもということを言っていて、鶴瓶さんもそれにうなづきながら、でもやっぱり「ぶれない柱があったから続いてきたんでしょうね?」みたいなことをコメントしてね。

もう、すごくかっこいいなって、だから鶴瓶さん最前線にいるんだろうなってね、タモリさんもそうだしね。

なんか、昨日からNHKのいいところばかり、書いているけど(苦笑)、まあ、テレビもたまには見るもんだなって。今は目的あったものしか見ない傾向だけど、たまたま流れたものが良かったりもするんだなって、お店の経営のヒントになりました。

ちなみにその後民放の番組見ようとしたけど、うるさくって速攻消しました。

ではでは、今日もよろしくお願いします。

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