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新ビアソニの使いかた(2024.4.25)

昨日は水曜、朝からパン屋さんを呼んでの朝営業。雨が残っていたこともあり、ボチボチという結果でしたが、ビールも販売しました。ありがとう。

さて、水曜のアサ営業を始めて1ヶ月、色々と収穫がある。

ビールはともかく、朝のコーヒやパンの需要があることがなんとなくわかったこともだけど、きてくれるskakstandのSさんに気づかせてもらうことが多いのが実は1番の収穫。

それは、いつも最近言っていることですが、継続することの大切さだ。

東京で修行を積んだ彼は市内に菓子製造免許を持つ工房をもち、そこで焼き上げたパンを毎朝、曜日を変えたそれぞれの4カ所で販売しており、水曜がビアソニの日である。

コーヒーも自分で焙煎しており、業務用の小型エスプレッソマシーンにコーヒーグラインダー、そして持参したパンやパッケージを毎週水曜午前5時過ぎにセッティングし、6時から11時に販売。

販売後は淡々とチラシを配ったり、地道にインスタで出店の発信したりしている。もちろん、毎日パンを焼いている。
取材はお断りしているらしく(インスタのタグづけすら許可してない!)本当に淡々とパンを焼き、コーヒーを焙煎し、販売しているのだ。

そんなことを書くとちょっとこだわった気難しい人間なのかなと思うが、これがびっくりするくらい淡々とした好青年なのだ。とはいえ、毎日早起きして、パンを焼き、大量の機材を抱えて移動販売するのであるから、しっかりと芯は通っている青年だ。

この段階だけで、もうこの読者はお気づきだと思うが、ビアソニセイゴとは全く性格が正反対である(笑)。

だからこそ、俺は彼の淡々とした姿を見るとなんか勇気づけられる。俺なんて、今でこそ落ち着いた感はあるが(そうでもないと人は言うが)、一喜一憂が激しい方だと思うし、持続力なんて全くない。

そんな彼を見ていると、本当に俺なんて甘えてるなと思うし、淡々と続けることの大切さを教えてくもらっている。

そんな感じで、もちろん営業時間中は俺もビールも売っているのだけども、ちょっと仕事したり、常連さんや初めてパンを買いにビアソニに来た方と客として話すなど俺の朝活の時間になっており、早起きもそんなに苦にはならない、というか実は楽しみの時間になっている。

さて、この営業形態であるが、6月からはちょっと変えようかなと。ビルのオーナーさんの了解も得たので、間貸し営業と言うことで、少しだけビールの販売も彼に委託しようかなと思っている。

とはいえ、俺も毎週コーヒーを飲みに来るだろう。まあ、やってることは特に何も変わらないと思う。

そんな感じで新しいBEERSONICをいろんな方に自由に使ってもらう準備をしているところだ。単に空いた時間を有効に使う単なる今流行の間借り(貸し)営業ではなく、やはりビアソニのエッセンスを理解してくれた方にお願いする表現の場にしてもらいたいと思っている。

4月もちょっとイベントもあるし、6月も常連さんであるけど飲食店の世界に足を踏み入れた方とのポップアップもある。
先日は実は創作活動を続けていることが判明した常連さんとの展示の可能性についても話し合ったし、うちのパートナーや息子企画の営業も計画している。

そんな感じで、新しくなったビアソニに、新しい空気を吹き込んでくれる方と一緒に何かできればいいなと思っていますし、そんないろんな方とビアソニならではのパートナーシップを結びたいと思っています。こちらからオファーすることもあると思いますが、もしビアソニで何かやりたい!とか、ビアソニの空間に興味がある方がいらっしゃったら、ぜひ、店主まで声をかけてください。

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